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お香を作るワークショップに参加しました

FABLAB Kobeのメンバーの方の企画でお香を作るワークショップが開催されました。お香を自分で作る、なんて考えたことなかったけれど、色んな香りを組み合わせて自分好みの香りを作る、と言われると俄然やる気が出てきます。今回作るのは火をつけて楽しむタイプのお香。

香木色んな種類がある、丁子、桂皮、白檀、大茴香とかはなんとなく知っているけれども他にも栂(つが)、藿香(かっこう)、山奈(さんな)、龍脳(りゅうのう)、甘松(かんしょう)などなど知らない名前がたくさん。これみんな樹脂とか樹皮とか実とかから出てくる香りなのか、と思うと面白い。龍脳なんて”リュウノウジュの心材(木の中心部分)の空隙に結晶として析出したもの”らしい。「日本のマルコ山古墳から出土し、その芳香が認められて話題になった」マルコ山古墳7~8世紀らしいから1300年くらい薫り続ける結晶。。すごい。香りも結構すごい。「ちょっと龍角散ぽいですね」とか話に出てました。


ひとしきり香りをかいだ後、乳棒乳棒で好みの香木を混ぜて細かくし、ベースになるタブ粉とお水とを混ぜ、型に入れて乾いたら完成、と作り方はシンプル。ただ思いの外、香木が固くて細かくするのが難しく、すり鉢すりこぎの方が向いてるかもね、と話しつつ作業してました。すり鉢すりこぎのほかにあったらいいなと思ったものは、小さいスプーンと各材料をのせられるお皿、材料を練るボール、とかかな。

香りも、強いもの控えめなものと色々あり、色んな組み合わせを試してみたら楽しそう。今回は私は控えめなの5種を混ぜただけでしたが、今度作る時はめっちゃ個性的な甘松とかも混ぜてみたい。

せっかくなので、3Dプリンターで型を作ってみようと思い、習ったばかりのFusion 360でハート型を設計してきたものを出力してもらい、そこにお香の材料を詰めこんでみました。企画した方は型の型をまず3Dプリンターでつくり、それをシリコンで型取りしてシリコン型を作っていて、おおっ!!ってなった。完成して香ってみるのも楽しみです。

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子どもと色んなものを作る材料を買いたいと思います。