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亀井健自然に帰る日記

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2021年3月の記事一覧

目指すものは

生まれた時はもちろん、生きてきて、夢とか目標とか考える事ができなかった。
だけど、夢を持て、とか言われた。

夢って何だろ?

ずっとわかんなかった。

演劇や、脚本や、映像や、創作を始めて、夢というか目標というか、完成させること、発表すること、
誰かの喜びだったり救いだったり、暇つぶしだったりになればいいなぁ、と目指すものができた。

日常では女の子を口説いて裸にしたいなぁと目指したり、たくさん

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奇妙な絶望感は定期的である。

人を愛する。
こいつはいつも俺を追い詰めたり、殺そうとしたり、わくわくさせてくれたりする。

奇妙な絶望感がまだあるという。

これはまだ期待しているって感情の発見で、その期待ってのは愛してるとか、好きだとか、プライドにかまけて、愛してくれ、好いてくれ、という受身に変身している。

また、俺にまだ感情がある事を知る。

そこから、妬み辛み、劣等感、自信喪失などなどフのやつが滲みだす。

ああ絶望感

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10年前の今日は

その日、僕はガラクタだらけの倉庫みたいなとこの隅でパソコンを打ちながら仕事をしてた。
激しく揺れたので、一緒に働いていた人が車庫にいたので、大丈夫かなとのぞいたら、気にせずに働いているので、またパソコンをカチカチ。
緊急ニュースみたいな表示がどんどん画面を狭くしていく、さっきの地震のせいだな。
流しっぱなしのラジオからは、何度も幣舞橋から避難して下さいみたいな声が聞こえる。
ふと、奥尻の事を思い出

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堕落するには弱すぎる

堕落するには弱すぎる

確か坂口安吾の言葉。
いつも僕は中途半端に生きてるなぁと思う時、この言葉が過ぎる。
ジョニーデップが主演のリヴァティーンって映画にも確か、堕落するには弱すぎた、みたいな台詞があったはず、たぶんたぶん。
堕落というのは、自己愛、自己陶酔、自慰、といった感じの快楽だ。

僕はそうだ。

自己否定という安全地帯であの子やあの子やあの子のために堕落していた。

愛とは、そういうものだった。
会って吸ってヤ

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モヤモヤして断食がぐだぐだ。

最初の3日くらいはまじめに断食してたけど、心がモヤモヤしすぎて、酒をのみ、気分がいらだつのを感じ、ちょこちょこ食べてしまう。

しかし、まだ断食を続けている、という気分を続け、背き背徳感をやりすごし、ぼやっとする。
演劇シーズンを終え、なんだかよくわからん事務的な事をして、疲れている妻に怯え、甘える子達を甘やかし俺はかくしてモヤモヤしているうちに、心のとある部分がボロボロである。

しかし悲しみだ

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甘えています

がっちり断食してやろうと思ってたのにね、
液体ならなんでもオッケーからの、つまみ食いならオッケーからの、一食なオッケーみたいな甘え。

妻がね、娘がね、息子がね、そりゃまた美味しいって言いながら、笑顔でご飯食べるんですよ。
腹が空いてなくても、その笑顔に交じりたくなるわけですよ、そして己に甘くなります。

ま、いいよねぇ。

身体の声もちゃんと聞こえるさ。

睡眠時間には、だいぶ問題あるけどね。

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