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女友だちへのプレゼントはオオゼキで調達する【後編】

「プレゼントは今、消えモノ戦国時代に入っている。」


前編で、プレゼントは「モノより、消えモノが良い」「オオゼキ(スーパーマーケット)での調達が効率的」というたいへんに偏った個人の意見をお伝えした。

前半のざっくりとした概略はこうだ。
・「ほんのきもちなの」プレゼント文化が存在。30歳前後からその機会が頻出に。
・1000〜2000円程度が予算で、相手に気を遣わせない“差し入れ”程度で。
・消えモノかつ食べモノがおススメ
・日常の延長で、効率的に調達できる
→オオゼキでの調達ソリューション有効説の出現
(※オオゼキの商品構成は、よく見かける商品に加え、珍しい商品やちょっとした贅沢品などがバランスよく並んでおり、変化をもたせたいプレゼント調達の場として特に適していると、筆者は考えている。)


また実際に、タイプが異なる我が友人2名へプレゼントを見繕い、その理由とともに商品を紹介させていただいた。前編から読み返す方はコチラ


後編では、さらにタイプ違いの友人2名に対し、わたしが見繕ったプレゼントを紹介しつつ、スーパーマーケットの可能性と消費者行動について、身勝手な私見を述べたいと思う。


さて、今回プレゼントを見繕った友人はこの2名だ。

③“かっこいい生き様”バリキャリのY華ちゃん
④“多趣味で雑学王” サブカルオタクのA美氏


前編と比べ、なんというか・・・クセがある。どちらもそのタイプから、“適したプレゼントは何だろう…”と、選ぶ側が悩んでしまうタイプだ。しかしもう、悩むことも迷うことも必要はない。そういうときは、消えモノ。そういうときこその、消えモノだ。


早速、以下、紹介したいと思う。

③“かっこいい生き様”バリキャリのY華ちゃん

まずはこのY華ちゃんの特徴を。
・髪はさらりとしたロングヘア
・パンツスーツが多い
・仕事好きでバリバリ働く
・会食が多いので、舌と目が肥えてる
・読んでいる雑誌は「ない」。ネットで情報収集。
・口癖は「スピードと質の両輪」「その意図は?」


Y華はとにかく同じ女性からみてもかっこよい。見た目はクールだが、中身はアツいものを持ってて、とにかく努力家でがんばり屋さん。日々、秒単位で動いており、プライベートにおいても効率重視。

彼女のプレゼントにおけるキーワードは
「ふとしたリラックスタイムに効果的」
「がんばるあなたを支えたい」

だと判断。以下のものを見繕ってみた。


【1】フェアトレードオーガニックコーヒー
ドイツの小さな村からはじまったという有機コーヒーメーカー・マウントハーゲン。長年に渡り、フェアトレードとの関わりを行ってきたメーカーであることも興味深いのだが、何よりこのインスタントコーヒー、、、とにかく“おいしい”のだ。HPによると、「最新の自然工法により、フリーズドライでありながらも本格的な味わいを楽しめる」と紹介されているが、ま さ に。
その美味しさに惚れ込み、我が家はここ数年愛用している。“おいしそう!”ではなくて“おいしい”という確かな情報こそY華には重要である。


【2】ダークチョコレート
オフィスでコーヒーのお供に食べてね、という気持ちで。ブルーベリー味とざくろ味が売っていたが、パソコン仕事で目が疲れているだろうと思い、ブルーベリー味をチョイス。甘ったるいお菓子よりも、こうした“ビターチョコレート”を食べているイメージのY華。他の友人にプレゼントしたことがあり、いわゆる外国産のチョコレートのような甘ったるさがなく、ベリーの酸味が効いて美味しかったと好評であった。


【3】ふぐスープ仕立のおかゆ
「え?おかゆ?」と思った方も多いはず。でも仕事バリバリしている人って、たまに体調崩すもの。寝込むまでいかずとも、体調不良で早めに帰宅、なんて日もあるだろう。
そういうときは、スーパーやコンビニに寄るのもしんどいので、一つくらいこういうものを常備しておきたい。少し贅沢で優しい味のふぐスープに癒されて、ゆっくり休んでほしい。目線は母。


以上で2000円ジャストだった。仕事をがんばりすぎる傾向があるY華に対して、仕事のONとOFFのどちらの時でも、短時間でホッと一息入れることができるラインナップで選んでみた。意外とこのラインナップは男性にも刺さりそうな気がしている。


④“多趣味で雑学王” サブカルオタクのA美氏

続いてA美氏の特徴を。
・ハットやキャップを常用
・仕事をがんばれるのは趣味のため也
・週末はライブやイベントで全国とびまわる
・雑学王。本、漫画、ゲーム漏れなく詳しい
・読んでいる雑誌は「ない」。ツイッター住人
・口癖は「楽しまなきゃ人生じゃない」「ポケモンGOで歩きまくったわ〜」

守備範囲が果てしなく広いA美氏。仕事で稼いだお金は趣味につぎ込み、リフレッシュしてまた仕事がんばる!という気持ちのいいタイプ。ただ家を空けがちなので、日用品の買い出しやクリーニング、宅急便の受け取りなどがうまくいかない

彼女のプレゼントにおけるキーワードは
「便利な買い置き」
「全国各地の思い出が蘇る」

だと判断。以下のものを見繕ってみた。


【1】桃屋の鯛みそ
週末は趣味に飛び回りがちな彼女なので、食材の買い置きは難しい。「おなかすいたな〜でも何もないや〜」というときに役立つのがこういう常備食材だ。
最近は色々な缶詰が出ていて、お酒好きなA美にはおつまみ缶詰もアリかなと思ったのだが、この鯛めし缶なら、朝昼晩のいつ食べてもよいこと、そしてモノが多いA美の家でも埋もれずに、オレンジのビジュアルが主張してくれるだろうと思い、セレクトした。


【2】奄美大島産 純黒糖
実はこの商品、A美が趣味のダイビングをするために奄美大島へ行ったときのお土産として買ってきてくれたもの。まさかそれがオオゼキにも売っているとは…A美にとっても驚愕案件。
100%奄美大島産のサトウキビで作られるこちらは、おやつ代わりとしてカバンに仕込ませておけば、趣味のライブやポケモンGOのお供に、瞬時のエネルギー補給に役立つこと間違いなし。


【3】マルシマのだしの素
出汁をプレゼントしたいな〜と思い、陳列棚へ向かった。出汁を選んだのは、買い出しを怠りがちなA美にとって、出汁さえあれば味噌汁やうどんなど食べれるため万能買い置き調味料なので。
すると、つい先日拝読した岡山県在住・クニミユキさんnoteで紹介されていた小豆島産の貴重な出汁が売られているではないか…まさか小豆島からほど近い岡山のスーパーでも限られた場所にしかおかれていない出汁が、400マイル離れた東京の、しかもアンテナショップではなくオオゼキに売っている…
旅好きなA美に喜んでもらえそうだと思い即決。

以上で合計約1800円であった。趣味に時間を割く彼女の、ふとしたおうち時間を彩る品々を選びつつ、過去の旅の思い出が蘇るようなラインナップとしてみた。「今度いっしょに瀬戸内行ってみたいね〜」なんていうA美との会話を妄想しながら。


以上、前編につづき、タイプ違いの友人2名へのプレゼントを紹介させていただいたが、いかがだったろうか。読みながら、ふと貴方の友人の顔が浮かんでいたら、とても嬉しい。

⁂⁂⁂⁂⁂⁂

ところで、わたしは、自称オオゼキ好きとして7年ほどやらせていただいてるが(何を)、今回、タイプ違いの友人4名にプレゼントを見繕ってみて、改めてオオゼキの凄さを噛み締めた。

その最たる理由が、あのせまい陳列棚に、“日本各地のご当地食材”が数多く置かれていたことだった。特に後編で紹介した2名については、それらを中心にプレゼントを見繕わせてもらった。


「オオゼキの陳列棚には、日常と非日常が同居している」
と、前編noteに記載したが、まさに、いわゆる旅行先(非日常)でしか買えないと思っていたものが、近所のオオゼキにあるという特別感。とある商品をキッカケに、旅先でのできごとを思い出したり、昔住んでいたエリアでよく食べたなぁと懐かしさに思いを馳せたり・・・など、オオゼキの陳列棚は、私たち消費者に、食を通して豊かな感情を提供してくれる。


しかし、オオゼキは“個店主義”という理念を掲げていて、店舗運営が各店舗の担当者に任されていることもあり、利用店舗によっては仕入れ状況に差が生じる。加えて、“多くのひとが徒歩や自転車で毎日気軽に来店できる”ように、と、出店は駅前を中心としているゆえ、平均400〜650平米と比較的小規模な店舗が多いそうだ。(オオゼキHPより)
そのため、このnoteを読んでくださっている方は「わたしが利用しているオオゼキではここで紹介される商品を見たことない」「わたしの店舗では、友人に渡せるようなプレゼントは見繕えないな…」と思う方もいらっしゃるかもしれない。

そのような方は、ぜひ今一度、オオゼキスピリットを思い出してほしい。

(オオゼキHPより)



上記の小豆島のしょう油や、利用時期が限定されるらっきょ酢は、顧客の期待から、店舗に並ぶようになったそうだ。それは、その顧客ひとりの満足にとどまらず、ほかの顧客にも知らなかった商品や習慣との出逢いを生み出し、遠く離れた小豆島のしょう油メーカーにとっても新しい販促ルートを確保することに繋がったのではないか。


もし貴方に「この商品をオオゼキで扱って欲しい」「あの日あの時あの場所で食べたもの、オオゼキでも買えないかしら…」という思いがおありなら。

貴方の期待を、オオゼキに伝えてみてはどうだろうか。貴方の要望を、声を、期待を、オオゼキに伝えることから、あなたの街のオオゼキは変わるかもしれない。老若男女が、日常的に利用するスーパーマーケットがよりよく変化をすることは、きっと私たちの日々の暮らしに、小さくとも確実なハッピーをもたらしてくれると思うのだ。


と、ここまで読んだ方はきっと思っているに違いない。「このひとはオオゼキのなんなんだ?」と。

無理もない。今一度ことわっておくが、わたしはオオゼキ好きの主婦、それ以上でもそれ以下でもない。このナニモノでもないわたしが、なぜ暑苦しくこのようなことをメッセージしているかというと、「一人の顧客の強い期待が、ひとつの店舗を大きく変えた」身近な経験の記憶が、わたしの心に鮮明に刻まれているからである。


⁂⁂⁂

我が父はサラリーマン人生の定年まであと7年ほどという時期に、自社の食堂改革に邁進していた。
当時、関係各社を含めると数千人が働いている場所にある、たったひとつの食堂の評判がとても悪く、働く人たちのモチベーションを下げていると言われていた。

食堂を運営していた契約先への改善を求めながらも、数社の弁当屋を入れることで競争原理による全体の質の向上をはかるとともに、働く人たちの昼食の選択肢を増やすことにした。

そこで父が何をしたかというと、彼が個人的に大変気に入り、週に1〜2回必ず通っていた町の小さく古い中華料理屋に「弁当をはじめないか?」と提案したのだ。

彼の思考はこうだった。
「仕事で中華料理店に行けない平日にも、あの店の味を食べたい。」
だから弁当屋を始めてはどうか、と。会社でも食べたいのだ、と。あまりにも独りよがりで無邪気すぎる提案である。


結論からいうと、交渉を続けて1年後に、なんとその店は弁当事業を開始することを決めた。当時、店を手伝っていた娘夫妻が中心となり、新規事業として融資を受けての船出となった。
もし失敗すれば、小さな街の中華料理店にとっては大打撃。それでも悩みに悩んだすえ、一家で相談し、始めることにしたそうだ。


弁当事業を始めて数ヶ月。はじめは売れ残る日もあったところから、さすがは商いの娘!という数々のアイディアで、一躍人気弁当店へと躍り出た。
娘さんは、買いに来てくださる方の名前をすぐに覚え、必ず名前を呼んで挨拶したり、給料日前にはひもじい気持ちになるからと、日替わりメニューは人気のエビチリにしたり、小振りでリーズナブルな弁当の種類を増やしたりと、日を追うごとに顧客の声を形にさせていった。
弁当をきっかけに店舗を知り、店舗の顧客になった人も多いとのこと。週数回の弁当事業だが、不景気時期に顧客の足が店から遠のいても、弁当事業の2本柱でやっていたことで、大きな痛手を被らずに済んだらしい。そして弁当事業は10年強経った今もなお、続いている。

⁂⁂⁂


この話を聞いたとき、たったひとりの、身勝手ともいえる「つよい期待」こそ、人や事業を大きく変化させる可能性があるということを身近に感じた。

期待や要望を受けることは、嬉しくもあるが、苦しくもある。期待に応えられなかったときのことを想像して、逃げ腰になる。期待を伝える側も、スルーされたら悲しい。それでも、期待をもって伝えようとしてくれる人がいて、期待に応えようと努力する人がいて、努力するから成長する、成長するからまた期待をかけられるーーーこうした循環の中にこそ実は、人としての本当の喜びがあるのかもしれないな、と思う。


オオゼキに期待をかけられるのは、オオゼキ自身ではなくて、私たち消費者一人一人だ。期待をして、要望して、
「もっとこうしたらわたしの街のオオゼキ良くなるんじゃない!?」
と伝えられるポジティブな顧客でありたい、と私は思う。なぜなら、わたしはオオゼキが大好きだから。これからももっとよりよいスーパーマーケットとして在り続けて欲しいと強く思うからだ。

だからもし、貴方が利用するオオゼキに(オオゼキでなくても)、「もっとこうなって欲しいな」とか「この商品扱って欲しいな」という期待があれば、ポジティブに伝えてはどうだろうか。そうしたやりとりの積み重ねによって、日常的に利用するスーパーマーケットの魅力が増せば、結果的に、利用する貴方以外の人々にとっても、日々の暮らしの中に確かなしあわせを感じる瞬間が増えることにつながるのではないか、と思うのだ。

顧客として受け身に買い物をするだけでなく、「わたし好みにこの店を育てよう」という気持ちで、期待を伝えていこうではないか。「期待を伝える」ことで生まれるしあわせの循環スイッチを押すかどうかは、私たち消費者ひとりひとりの声に委ねられている、とわたしは思うのだ。


【終】


【おまけ1】#スーパーマーケット マガジンを運営中です!お近くのスーパーへの期待や要望を直接伝えられない方はぜひnoteでともに語りましょう!


【おまけ2】オオゼキで調達したプレゼントのラッピング方法について近日中に別途note番外編を公開予定!


“ほんのきもち”プレゼントは、ラッピングも気軽さを大切したい。だけど、女性へのプレゼントだから、可愛さも加えたい・・・という方のために、本noteのイラストを担当してくださったデザイナー・南山桃子による監修の【おうちにあるもので簡単にできるラッピング術】を次回noteで公開します!ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

●追記● ラッピング記事公開になりました!
おうちde簡単ラッピング!〜オオゼキでプレゼントを調達したら〜


【協力(イラスト・ラッピング監修・総合相談)】南山桃子

https://www.minamiyamamomoko.com/profile



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サポート、ありがとうございます!!! オオゼキ他店への取材費用に使わせていただきますね^ ^ いつかお会いできるその日には、オオゼキプレゼント授与🎁します。

have a good note✨✍️
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スーパーオオゼキnoteの主婦👩🏻で #クレイジータンク ひと。「ひとの十八番(おはこ)料理を習う」旅に出ており、“十八番料理教室”を連載中✍️ 食/育児/膝/尿/雑多/#スーパーマーケット マガジン運営中🌈 http://twitter.com/yoko_matto

コメント14件

ゆみっぺさん☺️マウントハーゲンさすがご存知❗️そしてヤマダのパトロール、よろしくお願いしますね!隅から隅まで‼️私も行く時にはメモ帳とカメラ持って伺いますからね!w
くみーさん😊お読みいただきありがとうございます❣️とっても嬉しいです!そして何より「オオゼキ行ってみよう」とのお言葉。私にとっては最高のプレゼントです、ありがとうございます!(誰
しあのさん❤️おつきあい頂きありがとうございました〜🤣いつも長文で大変失礼いたします・・・プレゼント選び楽しいですよね!スーパーで選ぶってなんか宝物探し感もあったりして😊
Hiromiさん😍ありがとうございます、、、って雑誌の1コーナー🤣🤣‼️なんて嬉しすぎる夢のような褒め言葉!www
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