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リクエストに育ててもらったハンバーグ他/第11回十八番料理教室(先生:ナースあさみさん)


※本編はすべて無料で読めます!本編で書いたレシピをまとめ書きしたコーナーを最後に作っており、そこだけ有料になってますが、基本は本編を読めばレシピがわかるようになってます!

「ほんとう」の彼女を、いったいどれだけの人が知っているのだろう。


「ほんとう」の彼女の魅力は、SNSで発信されるものを通じて、いったいどれだけの人に、ただしく、伝わっているのだろう。

彼女の魅力は、決して一言では語れないし、もちろんほんの数時間いっしょに過ごしただけのわたしには、到底、言語化し切れるはずもない。

だけど、わたしがみた彼女を、
わたしが感じた彼女の魅力を、
できるだけ、わたしの言葉で、
精一杯、伝えたいと思います。



十八番料理教室、第11回目の先生は、このかたです。


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ナースあさみさん
https://twitter.com/asami300765


言わずと知れたオンラインにて頻繁に生息を確認される現役のナースさん。

まずは皆さんが聞きたいだろう質問を代弁し…「あさみさんって…………寝てますか?」と質問すると

ナースあさみ:『寝てますッ!』 (O保方さん風)


とのことでしたのでご報告。
彼女は本業がナースなので、もちろん夜勤もしている。にも関わらず、それ以外に『ライター』『家事代行』『その他』の仕事も掛け持っている。こんなにパラレルパラパラレルキャリアのナースっているの!?成り立つの!?という素朴な疑問がしぜんと浮かんで当然だ。


ナースあさみ:『ナースって、働き方がほんとに多様なんですよ〜。肉体的にも精神的にもハードな仕事だし、昔から女性が多い職業だったこともあり、結婚や出産を通じての離脱も多いんですね。だから、昨今の【働き方の多様性】といわれる前から、離脱を防ぐために、働き方パターンの多様化が進んできたんでしょうね』

な……なるほど…。
ナースって、もしかして、めちゃめちゃ進んでる業界なのでは…?

「とにかく大変な職業=看護師」というイメージしかなかったわたしは驚いた。しかも、収入だって安定してるし、女性であることがハンデになることはない仕事だと、あさみさんは胸を張る。【しっかりもので、かっこいい女性】のイメージは、みんなが持っているあさみ像通りかな。


ナースを基軸にしながら、彼女には4年前からつづけている仕事がほかにある。

「家事代行」の仕事である。

常連の顧客数名のお宅へ行き、「料理の作り置き」をする。その他、掃除などの家事も請け負うこともできるそうだが、現在は料理がメインとのこと。彼女は「プロ」として、料理を「仕事」にしているのだ。

(家事代行の仕事「料理の作り置き」)


あさみプロ、なぜ、ナースをやりながら料理をお仕事にされているのですか?

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(よんだ?…はい、よびました)

『料理はわたしにとって“息抜き”に近いんです。没頭できるのが良い。ナースの仕事って常に気が張っているから・・・。もともと料理は好きだったんですけどね。でも別に、自分は普通だと思ってたんですよ。だけど、家事代行の試験を受けたとき、社長が「主婦でもないのに、どうしてそんなにスピーディなの!」と驚いてくれて。そこで、あれ?わたし普通だと思ってたけど、人よりも家事が得意なのかな?と気がついたの。』

『というわけで』

はい。

『自分でいうのもなんなんですが。わたし、作るのとっても速いんで。』

・・・はい!(え、米倉涼子でた?)

『じゃ早速はじめますか!』


あさみプロの、十八番料理教室、スタートします。


はじめにことわっておきたい。マイディア・全国の日々料理に勤しむ主婦&主夫のみなさま。
今回、あさみさんの料理教室では、料理をスピーディに、そして、楽しく美味しく作れるコツがたくさん登場します。料理するあさみさんの横で、まつしまは驚きと感動の連続。この感動が伝えたくて、今日は遥々やって参りました。みなさまがこれを読んで、「え!いますぐキッチンへ立ちたい!」と思っていただけたら幸いです。


あさみさんに教えていただいた料理はコチラ。

・あさみ特製「ハンバーグ」&「野菜のグリル」
・あさみ特製「ポテトサラダ」
・アジの和風マリネ
・鶏ハツのバルサミコ酢炒め


ざっと料理の説明を

●あさみ特製「ハンバーグ」&野菜グリル

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あさみ特製「ハンバーグ」は、おそらく東京都の一般家庭で1週間のうちに作られるハンバーグ数のトップを争えるほど、あさみさんが毎週大量に作っている得意料理・まさに【十八番料理】である。

タネにしっかり味付けをするハンバーグなので、別でソースを作ったり、ケチャップをかけたりする必要はない。お弁当にも最適。味付けに使う調味料は、…追ってのお楽しみっ!

そして、ハンバーグを焼いて残った油をムダにしないために、あさみさんはいつも、その油を使ってきんぴらを作ったり、野菜のグリルを作っているそう(★あさみ’s ポイント!)。今回はズッキーニが安かったので(オオゼキで78円!)、シンプルにシーズニングを振りかけてグリルした。


●あさみ特製「ポテトサラダ」

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こちらも家事代行で伺うお宅で大人気の一品。ほぼ毎週作っているとのこと!あさみさんのポテサラポイント(★あさみ’s ポイント!)は「工程がカンタンである」ことと「隠し味」。
ポテトサラダって美味しいけど、つくるのめんど……くないですか?ジャガイモ茹でる時間もかかるし……熱くて皮むくの大変だったり……

そんなあなたに朗報デス!(ババーン!!!)
※“朗報”と筆で書かれた紙をまつしまが持っている姿をイメージください

あさみポテサラを作ると、なんとっ!!!
他にもいくつかのおかずが同時並行でできてしまうというマジックにかかります。このnoteを読めば、今日からあなたもポテサラ魔法使い!やったね!(いいからはよ)


●アジの和風マリネ

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魚をおいしく料理するおねえさんは、好きですか?

・・・大好きです。あさみさん得意料理は肉系が多いとおっしゃってましたが、魚ももちろん守備範囲。恐ろしいナースよ。しかもご両親の出身が、北海道と石川県だったこともあり、幼少期から魚や海鮮料理は素材ホンモノ育ち。鬼に金棒、ナースに包丁。

ふたりでオオゼキへ買い物に行き、美しいアジの裸体を目にした日には、もう。えぇ、はい。「酢でシメて、薬味を加えてマリネにします?」とあさみさん。しますしま酢ぅ!

北海道や石川にルーツのある彼女の名言『ホッケやマグロはバナナくらい日常の手に取りやすい食べ物で、食べ過ぎてしまって、今はあんまり好んで食べません♡』


●鶏ハツのバルサミコ酢炒め

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鶏の名作劇場「霧島どり」をご存知ですか?味がね、油のノリ具合がね、もう鶏レベルじゃない鶏なんですね、霧島どり。で、この霧島どりは、天下のオオゼキでも、あさみさん推しスーパーのOKストアでも取り扱いがあって、あさみプロからも太鼓判押されている鶏なんですね。その霧島どりのハツが、恐ろしい値段で売ってたんです、オオゼキでね。しかもあんまり目につかない棚の上のほうにコッソリ置かれていたんですよ。だけど、あさみさんの色眼鏡(失礼か)にかかると、その辺の棚の隅も見逃さないですからね。確実に獲物をキャッチしましたよね。霧島どりのハツ、200円台。恐ろしいです。一番だいじな心臓をこの値段で取引するんですよ、オオゼキって。やっぱり恐ろしいです。


以上5品を作っていただきました。あさみプロの料理は「手順」にもコツがあるので、ここからは時系列にお伝えさせていただきます


ポ ポ ポ ポーーーーーーーーン(時報のイメージ)



まずあさみプロ、お湯を沸かし始めたかと思いきや、何か入れました

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あさみプロ:『いまから野菜を茹でます。わたし、茹でるものは一気におなじ鍋で茹でるんです。これも時短アイディアかな。まずブロッコリー茹でて、そのあとポテサラのじゃがいも茹でて。アクが出にくいものから茹でていくのがポイント。家事代行のお家では、野菜茹でたあとに、お肉茹でます。お肉はアクが出るので。最後にゆで卵茹でますね』

ー何を入れたのですか?塩以外になにか入れましたよね?

あさみプロ:『冷蔵庫にちょっとだけ残っているめんつゆとか醤油とか白だしとかあるじゃないですか。あとほんのちょっとで使い切る〜みたいな。そういうのを入れます。野菜にはほんの〜り下味がつくんです』(★あさみ’s ポイント!

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(野菜を切っておく。順次茹でていくからね)

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(ブロッコリーの茎)
(今回はちょっと残っていた白だしを入れた)


野菜を茹でていくのと並行して、まずは特製ハンバーグ作り。ここでも目からウロコなアイディアが。

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あさみプロ:『ハンバーグに玉ねぎみじん切り?は?しませんよ?スライスです。どうせクッタクタになるまで炒めますから。口当たりはまったく問題ないです。少しだけ早く炒まるように、小さじ1弱の塩を入れます』(★あさみ’s ポイント!

みじん切りでハンバーグ作り断念していた方、いますよね、はい、その場で挙手してください。わかります、わかります。ハンバーグの女神からのありがたいお告げがありました→【ハンバーグ玉ねぎはスライスでいいの】

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(野菜茹でる横のコンロで炒める、ほぼ放置)
(木ベラ入れっぱなし、すぐに混ぜれるように)(★あさみ’s ポイント!


ーブロッコリーが茹で上がりました!お次は?


あさみプロ:『ポテサラのジャガイモは、雑に4等分して茹でます。皮はつけたままで大丈夫ですよ?だって、剥くのめんどくさくないですか?』

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「ジャガイモ茹でながら」、「ハンバーグの玉ねぎを炒めながら」、ポテサラのスライス玉ねぎ(水につけておく)&キュウリ(塩もみ)を切っておいておく。決して手は止まらないナースあさみ。おそらく病院でもこんな感じで処置をしているのだと容易に想像がつく。動きが滑らかなのだ、とにかく。


アジが登場

野菜類カットが落ち着いてきたタイミングで、アジが登場しました。
アジは、「ほんとは料亭でも働ける実力があるはずなのになぜかオオゼキ鮮魚担当をやってる方(まつしまの妄想)」に三枚におろしていただいてます。軽く小骨を抜きます。

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(怪我の処置中じゃないよ?小骨抜きだよ?)


あさみプロ:『まずは塩(大さじ1)をふって、しばらく置きます。5分くらいかな。そのあとに酢に漬けて5〜10分置き、さっとシメます。酢はひたひたに漬ける。長い時間漬けおきすぎると、アジに酢の味が入り込みすぎて濃くなっちゃうから、さっとシメるのがポイントです』(★あさみ’s ポイント!

そう言いながら、このシメ待ち時間で、薬味を刻む。薬味は、大葉・みょうが・しょうがの三点セット。う〜ん、夏っ!薬味にはかる〜く「みりん」と「醤油」をふりかけて混ぜておきます。

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(塩をふりかけた美しいアジ(オオゼキ産))

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(酢はひたひたに。長く漬け置きすぎないこと)

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(薬味はみりんと醤油で下味を漬けておく)


刻みながら、鍋の方をチラチラとチェック。時折、玉ねぎはかき混ぜつつ、だいたい放置。じゃがいもは茹で上がりました!最後にゆで卵をドボン。

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(ブロッコリー→じゃがいも→卵で茹でてます)

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(この時点で玉ねぎはこのくらい)


さぁアジが、シマりました

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(シマったアジ)

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(これくらいのサイズにカット)

このカットアジを試食させてもらったが、ほんのり塩と酢が効いていて、とっても食べやすい!これ以上長く漬け置きしてしまうと、アジがすっぱ辛くなってしまうのだと、あさみプロは言う。


先ほど下味をつけておいた薬味と合わせると…

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(うきゃ〜!日本酒もってきて〜!※下戸)

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(うん、やっぱりわたし、失敗しない)


いよいよのハンバーグ

お待ちかねのハンバーグの時間がやってまいりました。あさみプロ、いったい今までどれだけのハンバーグをこねつづけてきたのでしょうか。

あさみプロ:『毎週、お伺いするお宅では、ひき肉1キロ分のハンバーグを作ります。このハンバーグ、本当に人気で。ありがたいことに何度もリクエストいただくうちに、わたしも得意になりました。家事代行で伺うおうちの方々に、わたしの十八番料理を育てていってもらった気分です』


-い、1キロ・・・!


あさみプロ:『もちろんそのままハンバーグとして食べてもいいし、煮込みにしてもいい。上に目玉焼き乗せてあげれば子どもは大喜びだし、ちょっと変わったアレンジなんですが…このハンバーグを敢えて潰して、麻婆豆腐作っても美味しい

ーそんなアレンジが!

あさみプロ:『お伺いしているおうちのお子さんの誕生日には、毎年大量のハンバーグで煮込みを作るんです。お友達を招いてパーティするときの定番料理にしていただいてます』

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(玉ねぎはスライスのまま炒めてコレ)


ーあさみプロ、玉ねぎは冷まさなくてよい?

あさみプロ:『はい、そうです!ギリギリまでひき肉は冷蔵庫で冷やしておくのがポイントです!肉が冷たければ、あとは一気にかき混ぜるので玉ねぎが熱くても大丈夫。わたしは炒めた直後の玉ねぎを投入します』

ー朗報ですッ!(ババンッ!)※紙もつわたし

あさみプロ:『わたしのハンバーグは下味がついてるので、ソースやケチャップはお好みで。下味には、これを使います』

そう言いながら、あさみさんが冷蔵庫から取り出したのは………




 

マヨネーズとソース!!!

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(写真ブレたが、右端にマヨとソースが見える)


あさみプロ:『パン粉はかなりしっかり入れます。“え?”っていうくらい入れる。(1カップくらい)しっかり入れることで、焼き崩れがなくなります。卵1つ入れて、マヨネーズとソースは大さじ3ずつくらいかな』(※ひき肉は500g、玉ねぎは1個半に対して)


あさみプロ:『塩胡椒はしないんです。塩胡椒って臭みとりの役割で入れるんですけど、ソースとマヨネーズが結構しっかり味つけするので、臭みは気にならないですよ』

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(まずは均等になるよう混ぜる)

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(これくらいまで)


あさみプロ:『ここからがポイントです、見ててね〜〜〜』

すると、あさみさんは急に我が子を抱く母のようにボウルを大事そうに抱えあげ、やさしい目線をひき肉たちに向けたと思いきや………

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恐ろしいスピードでひき肉たちを混ぜはじめたぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!

(たぶん、いや、全然伝わらないかと思うが、あさみさんの高速右手を察してほしい)


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あさみプロ:『(ゼェゼェ)……ほら、粘りが出たでしょ♡これくらいね♡(ゼェゼェ)』


焼きます

あさみさんは、蓋しない、蒸し焼きしない。たっぷりの油で「揚げ焼き」することがポイント!

あさみプロ:『残った油できんぴら作ったり野菜炒めたりするので、最初から惜しみなく油を投入します』

成形して、鍋一周にハンバーグを並べていく。中火でしっかり焼いていきます。焼き色がつくまでしばし放置です。

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(結構、しっかり、油)


ハンバーグ焼きながら、絶品ポテサラを仕上げます

ジャガイモは軽く粗熱をとったら、皮をむいておきます。お〜っと不思議!さっき4等分で茹でましたが、ペラペラと皮が剥ける!これは速ぁぁぁぁぁい!

このタイミングで、ゆで卵も出来上がり!
スタートからお世話になった「ゆで鍋」もこれにて任務終了!「ながら料理」に最適なゆで鍋手法、ほんと目からウロコでした。(わたしはこの料理教室のあと、早速実践しまくってます)


さて、ポテサラです。ジャガイモ、スライス玉ねぎ、塩もみきゅうり、ハム、ゆで卵を入れて潰し、ここでついに「隠し味」

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(実家から持参した家事グッズってこういうダサい色のボウルある)

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マヨネーズのうえに、なんやらタレのようなものがかかっているのが見えますか?


今回入れたのは…………




なんと「焼肉のタレ」!


あさみプロ:『これもなんでもいいんです、冷蔵庫に残ってるタレのようなもの、ありますよね。焼肉のタレとかすき焼きのタレとか。そういうのをちょっと入れるだけで、グッとコクが出て、美味しくなるんです!』


マヨネーズ大さじ3くらい、塩胡椒、焼肉のタレをたらり(大さじ1〜2くらい)させて、あとは一気に混ぜて、出来上がり!※味を見ながらマヨの量は調整ください

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ハンバーグも焼き色がついてきました

ここでひっくり返しますが…ここにも(★あさみ’s ポイント!)。あさみさんは、なんと!菜箸でヒョイっとひっくり返したのです。

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(フライ返しを使わず、菜箸でひっくり返す)


あさみプロ:『さっき焼き崩れがないようにパン粉をしっかり入れました。なので、フライ返しを汚して洗い物増やさなくとも、菜箸でいけますよ』


こういう一つ一つの積み重ねが、総合的に料理のストレスも時間も軽減するのだろうな、と圧倒的尊敬の眼差しを向ける。“家事のちょっとしたノウハウ”って意外とアップデートされにくいので、大変に勉強になります。

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(きれいに焼き色がついてきた)

あさみプロ:『両面にしっかり焼き色がついたら良いかと。揚げ焼きしているので火が通ってますが、しばらく置いておくと余熱でしっかり入りますよ』

目安としては、片面7〜8分ほど焼いて、ひっくり返して5分くらいだったかと思う。中火でしっかり揚げ焼き。しっかり焼き目がついてくると、菜箸で触ったときに、ハンバーグ一つ一つがスルスルと移動する。それを目安にひっくり返すと良い!

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(大人の手のひらサイズのハンバーグが8つ!)


それではハツを

いよいよハツを調理します。ハツなんて、家でカンタンに調理できるものなんですね…大変驚きました。

あさみプロ:『わたし、焼き鳥が好物なんですが、焼き鳥屋さんでハツの串を食べようとすると、4つ串に刺さって1本200円とかしますよね?そのハツがこんなに大量にこの値段で食べられるなんて、絶対“買い”です!しかも霧島どり…』

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(霧島どりの心臓が、驚き価格で取引されている)


あさみプロ:『今日は、バルサミコ酢で炒めて、さっぱり食べましょう!それでは下処理から。見ててね』

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あさみプロ:『ハツって心臓だから、中に血が溜まったままになっていることがあります。そのまま炒めると血生臭くなることもあるので、縦に半分に切って、心臓を開き、中の血を洗い落としてあげることがポイント!はい、こっちが左心室で、こっちが右心室ね。』

現役ナースによる心臓解説。

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(一番手前のハツに血の塊が見えますか?)


あさみプロ:『ポテサラで余った玉ねぎもいっしょに入れて炒めちゃいましょう!いっしょににんにくも炒めます。チューブのもので十分ですよ!』

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あさみプロ:『ハツの色が変わったら、調味料を入れます。バルサミコ酢大さじ3程度、醤油と砂糖を大さじ2ずつくらいです。日本人ってこの甘すっぱ辛い感じの味が結構すきですよね。驚くほど食べやすいんです』

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(食欲をそそる香りが!)


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(タレが全体に絡んだらできあがり!)


ハンバーグを焼いたあとの油は捨てない

ハンバーグが焼き終わったあとの油で作るきんぴらや野菜炒めは、あさみさんが家事代行で伺うお宅でも大人気。それを食べたいがために「ハンバーグ作って」と言われるほどだとか。

あさみプロ:『母親の実家が農家だったこともあり、とにかく食べ物を無駄にすることがとてもニガテ。できるだけ“残ったものをどう食べるか”という思考は、昔から染み付いてるものかなぁ…ハンバーグあとの油は、肉汁も十分に出ているので、炒めるのはホントになんでもいいですよ!』

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(シンプルにズッキーニを焼いて塩をぱらり)

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(塩ふっただけで驚きの美味しさ!)


さぁ出来上がりました!

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#ハンバーグのある食卓
#ビールはキリン


ーあさみプロ、おつかれさまでした!

あさみプロ:『おつかれさまでした!さぁたくさん食べてください!わたしは作るとおなかいっぱいになっちゃうので、チビチビいきますので。』


早速、実食!モグモグ!
ん!んん!!!んんんん!!!ちょ、どれもこれも……


おーーーーーーー

いーーーーーーー

しーーーーーーー

いーーーーーー

ぞーーーーーーーーおーーーーーー!!!!!


ハンバーグは蓋して蒸し焼きしなくてもしっかり火が通ってるし、下味が効いて、とっても味わい深い!お弁当に最適です、コレ。そしてうっかりサイドメニューになっているズッキーニのグリルは、実は主役級の美味しさ。ハンバーグのいい油をしっかりと吸って、野菜の甘みを惜しみなく表現していて、グリルなのにみずみずしい。

アジの和風マリネは、「まさかこれがおうちで食べられるなんて!」というプロ顔負けの玄人味。アジにはシメたときの酢がほんのり効いて、薬味も合わさり、夏の晩酌にもってこいのメニュー。飲兵衛のみなさん、日本酒をご持参のうえ、集合ください。

ポテトサラダは定番で安定のおいしさだけど、隠し味に入れた焼肉のタレがじんわり効いてくるんです。あと、マヨネーズだけで仕上げたときのツンとくる酸味がなくて、コクが効いてる。ハムの代わりにカニカマを入れてもいい、とか、残ったらグラタンっぽくチーズのっけてオーブンで焼いてもいい、とか、ポテサラの楽しみ方を併せて教わりました。

そして今回。ハツにはほんとに驚かされました…まさかこんなに食べやすく、そして美味しいだなんて…今まで(多少)喰わず嫌いしていた自分を、責めたいと思います。そして味付けが最高なんですよ。バルサミコ酢ですよ、バルサミコ酢。恐ろしくパクパクいけてしまう味つけ。身体に染み渡るようなんです、ハツが。あの、ハツがですよ?絶対、作ってみてください。その際は、右心室と左心室の確認をお忘れなく。


あさみさんっていったい何者

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ーあさみさんはどうしてそんなに料理が上手なんですか?

あさみプロ:『なんでだろう、なんでかな。でも父方のおばあちゃん(北海道に住んでいらっしゃった)がとっても料理が上手な方で。いつも家に遊びにいくと美味しいごはんを作ってくれてた。台所には、いつだって出汁をとった昆布と鰹節があって。“料理の基礎”みたいなものを自然とおばあちゃんの料理の姿勢から学んでいたのかもしれないなぁ。父も料理が得意で、どちらかというと母はニガテなほうだった(笑)。小さいころ、母が作ったごはんに満足できなくて、わたしが弟の分も卵料理を作った記憶があって。そのころから“おいしいものを食べたいし、作りたい”という姿勢が身についていたのかもなぁ』


それでも看護師の仕事は忙しいだろうし、それ以外にオンラインでの発信やライター仕事もおありで。正直、家事代行の仕事は、収入とのバランスを考えると“割りがいい”わけではないはず…

あさみプロ:『料理はわたしにとっては息抜き。没頭できて、気がついたら美味しいものがたくさんできて。あと、“こうしたら美味しくなるかな””この調味料どんな味になるかな”とか、いろいろ試すことも楽しいの』


わたしとあさみさんは、この日が初対面だった。買い物からいっしょにして、料理をして、いっしょに食事をして。終始、彼女に対して浮かび上がる興味と好奇心をどんどんぶつけて質問していくうちに、わたしはふと、圧倒的な彼女の魅力を感じてしまう


「あさみさんって、、、イライラすることとかなさそうですね」

あさみプロ:『うん、ほとんどないかも〜』


会った瞬間からず〜っと、穏やかで、でも何事にもスピーディで(笑)、そして安定しているリズムを保って、会話と料理を進めていくあさみさんに、わたしは圧倒的に魅せられていた。だって、看護師さんの仕事って、精神的にも肉体的にもストレスの塊みたいな仕事だろうなと思うし、そこに加えて、他にも2〜3の仕事を掛け持っているのだ。どれだけ好きでやっているとはいえ、疲れやイライラが多少あってもいいくらいなのでは。『もともとすごく体力あるのよ〜』というあさみさんに、わたしは決してそれだけではないなと思ったのだ。


彼女に感じた魅力は、圧倒的な受容力。

看護師という仕事柄、ほん…っとに色んなひとに出逢う、と仰っていたあさみさん。そこには、目を疑いたくなるような現実だってある。到底、自分が経験した世界の中には存在しえないような悲しみとか理不尽さとか、そういうものもたくさん、ある。

加えて、病棟では、1分先の出来事さえ予測できない状態。自分のペースなんて保てないほど、日々刻々と変わる患者さんの状態や要望にコンスタントに対応しながら、やらなきゃいけない仕事をこなして、座る暇なんてないときも多いはず。


わたしは、あさみさんの話を聴きながら、

あさみさんは、世界を大きく受け留めているんだなぁ、と感じた。

この世界では、自分自身が理解できないことが起こってあたりまえ。
わからない感情があること、
どうしてそうなるのか、
なにがそうさせるのか、
人間とは、
人生とは。

ついついすべてに答えを求めてしまいがちなわたしには到底追いつけない世界を、あさみさんはずーっと経験してきたんだろうな、と思った。だからこそ、の、安定して刻むリズム。メトロノームのように一定で、穏やかで、人に安心感を与えられるような、こんなリズムが刻めるんだろうな、と(動きはめっちゃスピーディなんだけど)。人や状況に、イライラしたりしないんだろうな、と。ありのまま、を、受け留めているんだろうな、と。ああ…もう、人間として、敵わない。


SNSで彼女の発信を見ているだけのひとには、もしかしたら、あさみさんの魅力って、「強くて、はっきりモノを言って、凛とした女性」として映っているのかなと思う。私もそんなイメージを持っていた。

いや、それも間違っていない。間違ってないのだけど、彼女はもっと
「強いからこそ優しくて」、
「はっきりモノを言うけど、声がアニメ声みたいで可愛いくて」、
「凛としながらしなやかで受容力のある女性」

なのだ。

直接ナースあさみに会ったことないひとに、このnoteを通じて、今までとはちょっと違うナースあさみ像が伝わっていたら嬉しい。あさみさんってどんな人のことも、そのまま・ありのままで受け留めることができるすごい人だよって伝えたい。

わたしはそんなあさみさんと話しながら、やっぱりもっとたくさんの人に会いたいし、いろんな考えに触れたいし、そしてありのままをありのままで受けとめられるようになりたいって、思った。

あさみさん、十八番料理教えてくれてどうもありがとう!まだまだたくさん十八番料理あるとのことで、第二弾も、第三弾も、オンラインもオフラインも、このご縁をたいせつに、これからどうぞ末永くよろしくお願いします^ ^


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---------【本編はここで終了です】-----------

安定の長文、お読みいただき、ありがとうございました!
ここから先は、雑ですがレシピをまとめ書きしたものを記載しております。作り方や分量は、本編に散らして書いておりますので、レシピとしてまとめて見たい方だけご覧ください。
今回、初の試みとして、レシピ編は有料とさせていただきました!こちらでいただいた購入金は、あさみさんとのランチまたはお茶代に代えさせていただければと思います。購入いただいた方には、あさみ&ようこの写メをプレゼントしますので、奮ってご購入ください(え?いらない?)

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この続き:1,137文字/画像2枚

リクエストに育ててもらったハンバーグ他/第11回十八番料理教室(先生:ナースあさみさん)

まつしま ようこ

100円

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