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ガーナで引きこもっている

ガーナに来てまで引きこもっている。基本的にどこにいても引きこもりで、カナダでも引きこもっていたし、オーストラリアでも引きこもっていたし、訓練所でも引きこもっていた。今日はファーマーズデイという休日らしく、学校は休み。いつもの休日と変わらず生徒たちは朝から洗濯に励んでいた。僕はたまっていたラジオを聞いていた。バナナムーンゴールドとアトロク。その後に本を読もうと思ったら昼過ぎまで寝てしまった。

昨日も休みだった

昨日は授業の代わりに1年生のダンス大会が行われていた。僕はてっきり授業があると思って直前までキーノートを作成していたにもかかわらず、教室には先生も生徒も来なかった。ダンス大会、そういうイベント事は全然楽しめず、僕はもともと団体行動しない人間でもあり、前の日に寝違えて首が痛かったこともあってそうそうに帰宅していた。他の先生だって来ていない人はいたし、帰っている人はいたんだから問題ないだろう。寝違えなんかするとなんにもやる気が起こらねえ。

最近はようやく本に目を通す気持ちの余裕が出てきて、「1984年」を読んだりインストラクショナルデザインの本を読んだり、「行商人に憧れて〜」を読んだりまばらに手を出している。マンガを読んだり現地語学習のビデオを見たりもしている。授業の準備も少しずつやり始めている。Netflixも再開している。映画やドラマの一部を見た。引きこもりと言ったって、やることが多すぎて全然前に進めない。ガーナではSpotifyが有料プランでしか使えず、プレミアム会員になろうかと検討している。

一人で過ごす休日

ガーナ人とシェアしようかとも考えたが、彼らは興味を示す割に堪え性がなく、30分や1時間その場をじっとしていられない。というよりかは人間関係に忙しく、すぐ人に呼ばれてはその場を去らないといけなかったりするため、決まった時間費やすタイプの娯楽は彼らに向いていない。インドのドラマが流行っていたり、人によっては一日中テレビを見ていたりもするが。

だから僕は一人部屋に引きこもって過ごしている。外に出て何かをしようという気にはなれない。暑いし何もないし。そういえば先日「飲みに行こう」みたいなことを同僚の先生に言われていたが、一向に連絡はない。「そういえばあの話どうなってるの?」などと自分から聞くほど行きたいわけではない。めんどくさいから、なければないで楽というのはある。ただ誘う気がないなら初めから声かけないでほしい。意味わからない。

ゲームとかしてえ

本当はゲームとかしたい。延々とゲームに時間を費やす休日なんて憧れしかない。ニンテンドースイッチでも買って持ってきたかった。しかし実際は、ゲームなんて全然やっていない。ゲームハードを全然持っておらず、アプリのゲームもやっていない。アトロクでPUBGの話題などが出るたびに憧れをつのらせていた。

カナダにいたとき、外国人の学生たちが今一番欲しいものとして、声を揃えてPS4を挙げていたことを思い出す。「PS4ほしい」は世界の若者の間で常識、というか共通認識だった。シェアハウスでも、一日の間いつもリビングで誰かがFPSをプレイしていた。eスポーツがどうのとか去年から言われ始めたが、それでも縁がない人からすれば全然わからない世界だろう。

引きこもりも満喫している

ゲームこそしていないが、絶賛引きこもり生活はガーナにいようがどこにいようが同じで、けっこう満喫している。ネットがもっと快適に使えればよりはかどるんだろうけど、今は今でテレホータイムのように夜間ヘビーユーザーと化して一晩5GBを使い切り、足りてはいる。

他にやりたいことといえば、もう少し写真を撮りたいぐらい。暑くてなかなか外に出ておらず、カメラを持ち歩いてもいないが、まだまだ撮るものはあるだろうに。

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