命の選別について。

最初のお問い合わせの返事を待っている1か月の間にも、いろんな譲渡会のスケジュールや保護犬情報は保護団体のホームページなどでチェックしていました。

そしてある晩、かわいい柴ちゃんを発見。

私よりもだんなさんのほうが、心を鷲掴みされた模様。

近い日程で譲渡会があるとのことだったので、さっそく会いに行ってみることにしましたよ。運命の子かもしれないしね。

ドキドキしながら譲渡会会場へ行くと、ちゃーんといました。

この子はブリーダーの放棄で保護されたばかりで、今までしつけされたこともなかったらしく、首輪もリードもはじめて。お散歩もいったことない。とにかくキョトンとしてました。そしてそこがまたかわいい!

この子におうちに来てもらいたいなと思ったけれど、1週間後に旅行の予定があったこともあり、トライアルを申し込むにしても旅行後になるだろうからと、この日は見るだけで帰ってきました。旅行後にまだどこにも里子に出ていなかったら、もしかしたら運命かもしれない!

そしてこの日は保護団体さんからとても丁寧にいろんなお話をきくことができました。

一番印象に残ったのは、「命の選別」について。

1つの家庭で飼える頭数には限りがあります。ウチだって1頭しか飼えません。でも、保護犬を譲り受けるにあたり、悩む人が多いんだそうです。里親が必要な犬がたくさんいる中で、果たして気に入った1頭を選んでいいんだろうかと。年老いた子だって、病気持ちの子だって、別け隔てなく幸せを手にするチャンスが与えられるべきなのに。

シニア犬より若い子のほうがより長い時間一緒に過ごせるし、病気のある子より健康な子のほうが心配事も少なく、医療費もかかりません。私もできるだけ一緒に時間を過ごしたいから若いワンちゃんのほうがいいし、病気のこととかもよく分からないから、健康な子に越したことはないと思います。でもそう思う一方で、より貰い手の少ないであろうシニアちゃんをお迎えしたほうが、犬助けになるんじゃないか?って気持ちもあるのです。

でもね、この日の譲渡会でスタッフのお姉さんが言ったことは、こうです。

「命の選別があってもいいんです。そこで罪悪感を感じる必要は全くありません。もっと大事なのは貰う側の人間と貰われる側の犬の相性がいいこと。相性や条件の合っていない子を貰ってしまったら、その後ずっと長い間、飼い主にとっても犬にとっても不幸なことになります。」

モヤモヤとしていたことへの答えが出たみたいで、何だかとってもすっきりしました。お姉さん、ありがとう。

そして、ここの譲渡会のスタッフの皆さんはとても感じがよくて、ワンコたちを本当によくかわいがっていて、こんなところから保護犬を譲り受けられるといいなーと思ったのでした。

LESSON: 命の選別はあってもいい。でも、引き受けた命を最後まで大事にすること。



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