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食×生活×音楽を考えていく

昨日の記事では"名付けをしてスタイルを磨こう"と説きました。
今日は音楽におけるスタイルのお話です。

3つやることを決めよう

昨日の記事で"固有名詞×固有名詞の掛け算"が幅を広げると述べましたが、この言質は教育改革実践家の藤原和博さんが伝えている"100万人に1人の存在になる方法"に近い考えです。

100人に1人の能力を磨く。
これを別ジャンルで3つやる。
そしてそれらを掛け合わせたことをやる。
言うほどかんたんではないことは重々承知ですが、この100万人に1人の存在になる方法が本筋ではなくて、やりたいことを本気で価値のあるものにするために、3つ選定してそれらの質を高める行動を意識していきましょうという提案です。

"食と生活と音楽"という大三角形。

この3つのジャンルを掛け合わせて生きていくことは、逆に選択と集中です。
限られた時間のなかで、人類の課題は無限に広がっていて。そのなかで見れば、ドットを突いたような絞り込みですが、生きているうちになんらかの応えを出していきたいと思えるコトです。これらが良いかたちで掛け合わされれば、きっと人生は豊かになると信じています。
まるで恒星。だんだんと"導きの星"のように思えてきた。闇が濃くなるほど、輝きがより強く映えてくる。どんどん意味がある気がしてきた。
でも、どうやって『この星たちは輝いている』と証明できるだろう。食や生活が豊かなのかどうか、音楽が素晴らしいのかどうかはどうやって測ればいいんだろう?
それらが有機的にかけ合わさっているってどうやって判断できるのだろう?

導きの星はみつかった。そこからどんな星座をつくる?

謎は深まったものの、キャンバスの選定はできました。
"食×生活×音楽"を導きの星にして目指していきます。
ただ、これでは『あの星がペテルギウス、シリウス、プロキオン。これが冬の大三角形、すごいだろ!』と言っているようなもので、漠然とした独りよがり感がある。
もう少し解像度を上げて、『オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座』というように、星々と宇宙空間で星座をつくることが、輝く恒星に意味を持たせることになります。
ということで、それぞれのジャンル、カテゴリーにおいてどんなスタイルを用いるかを考えました。

食は"well-being & authentic"
生活は"calm & natural"
音楽は"digital & analog"

いきなり横文字!(怒)
日本語にするとちょっと説明的過ぎて星座っぽくない。そこからへん英語は概念的に示すにはやりやすかったので、こんな言葉を選択しました。

説明してしまうと、
食は健康に寄与する歴史や文化に根ざしたもの。
生活は穏やかで自然の豊かさを感じられるもの。
音楽は知性と感性が組み合わさったもの。

これらが各々有機的に組み合わさり、掛け算され、相乗効果を生むように行動していきたいと思います。

ここまで書いてきて思うのは、『あれがオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座だから!ヨロシク!』と力技で伝播させた過去の人々と同じようなことをしているなということ。それでも言い続けて『そう見えなくもない・・・』と思ってもらえることを目指そう。少なくとも、自分自身を説くなかで、『あれは星座だ!導きの星だ!』と強く信じるために、想像のなかにある星を繋ぎとめておくことが大事。ロジックは後からついてくる、はず。

次回からは"食×生活×音楽"、それぞれのカテゴリーにまつわるエピソードを綴りながら、残すに値するかたちを明示できるように研鑽を重ねていこうと思います。

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