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食×本 読書録

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食文化を読み解き、言葉を綴る食作家を目指し、 智慧を育む本との出会い、読解をしたためます。
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【食×本 読書録】"料理と利他"

【食×本 読書録】"料理と利他"

"料理はうれしい、おいしいはごほうび"
わたしにとても素晴らしい本がやってきてとどまっている!

20日ぶりに【食×本 読書録】を載せられます。
今日ご紹介するのは、
料理研究家 土井善晴・政治学者 中島岳志 著 /
料理と利他
です。

コロナの影響下で家にいる時間が長くなり、みなが向き合うことになったのは、料理という人類の根本的な営みのひとつだった。「ポストコロナ」という言葉のもと、世界の劇的

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【食×本 読書録】"「食べること」の進化史"

【食×本 読書録】"「食べること」の進化史"

Mr.CHEESECAKEを喰い!
オレはッ進化したッッ
強くなりたくば 喰らえ!!!

2021年のスタートはこちらの本、
石川伸一 著 /
「食べること」の進化史 培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ
です。

私たちがふだん何気なく食べているごはんには、壮大な物語が眠っている。
食材を生産、入手するための技術、社会が引き継いできた加工や調理の方法、文化や宗教などによる影響…。
人間は太古の昔

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【食×本 読書録】"月刊 専門料理 JANUARY 2021 一月号"

【食×本 読書録】"月刊 専門料理 JANUARY 2021 一月号"

食文化を読み解き、言葉を綴る食作家を目指し、
智慧を育む本との出会い、読解をしたためます。

今回はハイエンドな料理専門誌、"月刊専門料理”から、
わたしが感じたことについて言及したいと思います。

月刊専門料理2021年1月号
《特集》ワンオペの料理、チームの料理
調理もサービスも一人で行なう店、夫婦2人で営む店、複数のスタッフを雇って営業する店。シェフたちはどんな経緯で、そしてどんな思いから、

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【食×本 読書録】"ゲノム編集食品が変える食の未来"

【食×本 読書録】"ゲノム編集食品が変える食の未来"

最先端をひた走れ!
おれはゲノム編集食品を応援するぞ!ジョジョーーーーッ!!

食文化を読み解き、言葉を綴る食作家を目指し、
智慧を育む本との出会い、読解をしたためます。

今回は、前回のフードテック革命の流れを引き継いだかたち、
松永和紀 著 / ゲノム編集食品が変える食の未来
こちらの読書録を紹介します。

先日ニュースでも、
"国内初「ゲノム編集食品」トマト 販売認める"
という報道がありま

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【食×本 読書録】"フードテック革命"

【食×本 読書録】"フードテック革命"

「食」と「健康」の常識を、自ら変えよ!

日本発のフードイノベーションを巻き起こす初のビジネス書。

食文化を読み解き、言葉を綴る食作家を目指し、
智慧を育む本との出会い、読解をしたためます。

今回は、
田中宏隆、岡田亜希子、瀬川明秀 著 / 外村仁 監修 /
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義
です。

この本は、2020年の最先端フードテックを紹介しながら、

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【食×本 読書録】"少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣"

【食×本 読書録】"少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣"

「助言」より「事実」をみよう。
太らないためには、食べ物を過度に摂取しないこと。以上。

やせている人は偶然やせているのではない。
食べる量を少なくするための秘訣。
身軽に生きるために知っておきたい、実践したい意識と心でやせる方法。

-BOOK データベースより一部抜粋

今回は、
ドミニック・ローホー 著 原秋子 訳 /
少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣
です。

この本では、「少

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【食×本 読書録】"SIGNATURE DISHES THAT MATTER"
シグネチャー・ディッシュ 食を変えた240皿

【食×本 読書録】"SIGNATURE DISHES THAT MATTER" シグネチャー・ディッシュ 食を変えた240皿

食文化を読み解き、言葉を綴る食作家を目指し、
智慧を育む本との出会い、読解をしたためます。

今回は、
"SIGNATURE DISHES THAT MATTER"
シグネチャー・ディッシュ 食を変えた240皿
です。

選者
スーザン・ジャング、ハウイー・カーン、クリスティーン・ムールク、パット・ノース、アンドレア・ペトリーニ、ディエゴ・サラザール、リチャード・ヴァインズ
日本語訳
目時能理子、

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【食×本 読書録】"キッチン・コンフイデンシャル"

【食×本 読書録】"キッチン・コンフイデンシャル"

食文化を読み解き、言葉を綴る食作家を目指し、
智慧を育む本との出会い、読解をしたためます。

今回は、
アンソニー・ボーディン 著 / キッチン・コンフイデンシャル
です。

CIA(米国料理学院)出身の異色シェフ(なにしろ2冊の傑作犯罪小説の著者でもあるのだ)がレストラン業界内部のインテリジェンスをあばく。
2001年に初版が出るや、たちまちニューヨーク・タイムズ紙がベストセラーと認定し、 著

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