バーチカルタイプ大好き

スケジュール帳のバーチカルタイプはご存知だろうか。といっても、そもそもスケジュール帳に種類があるのを知らない人がいるかもしれないので、少し説明をする。

スケジュール帳の有名な種類は4種類ほどある。4種類というのはただの偏見だ。選定基準は「家の近くのブックフ〇ーストに売っているかどうか」なので文句ある人はブッ〇ファーストにどうぞ。

ひとつめは月間ブロックタイプ。皆見たことがある、1日から月の終わりまでを四角に区切ってマス目みたいになっている。予定が複数あると文字がどんどん小さくなっていくアレだ。

ふたつめは週間ブロックタイプ。ひとつめとは違って、1週間をマス目にしている。比較的マス目が大きい。

みっつめはレフトタイプ。1週間とメモ欄が見開きになっていて、大体横書き。

そして自分が愛してやまないバーチカルタイプ。1週間が見開きになっていて、上から下に時間経過が書かれている。レフトタイプがと横ならバーチカルは縦だ。

自分がバーチカルを愛している理由を4つ挙げていく。

・左利きなので他のやつ書きにくすぎる

まずはこれ。いや消去法かよと言われるかもしれない。でも横書きの書きにくさは異常。自分にとって横書き×手書きはもはや敵。

時間経過を書いてくれているレフトタイプがあるのにバーチカルを好むのはこれが理由だ。

バーチカルは縦に時間経過があるので、7時から12時に勉強をするときは縦書きで

「国語読解、生物レポート」と書けばいいのだ。

なんてストレスフリー。

小学生のときに横書きが嫌すぎて社会のノートを縦書きで書いていた怨念が成仏していく！！！素晴らしい！！！

・文字を大きく書ける

これは月間ブロックタイプと比較している。小さい文字って読むの面倒になりませんか？「ちっせえなあもうちょっと大きく見たいんだけど」とか思ったことありませんか？

バーチカルなら時間経過を書いてくれているので複数の予定も思いのままに描き殴れる。近視に優しい。

（横書きで時間経過タイプもあります）

・メモ欄が無駄に大きくない

これはレフトタイプと比べている。1週間が左側にありメモ欄が右側にある見開きタイプが多いのだが、自分は毎回

メモ欄でかすぎじゃね？？

と思っている。なにをそんなに書くことがあるのか。毎日イラスト描くチャレンジでもしてるの？普通のメモならスマホで良くね？(元も子もないデジタル世代)

その点バーチカルのメモ欄は一言日記サイズなのでとても使いやすい。メモ欄が小さめということは予定欄が大きめということでもあるからだ。

ちなみにメモ用紙は手帳の後ろ側にまとめて付いているのでメモ機能の心配はない。むしろまとまっていて見やすい。

・時間ドットが書いてある

受験生や忙しい仕事の人に便利。30分ごとにドットが打たれているので時間配分の管理がめちゃくちゃしやすい。

もし予定と実際の予定を書き込みたかったら予定欄に縦線を引いて、理想と実際を左右で確認できる。天才か？？

・デジタルよりアナログのほうが助かる

Time treeなどの時間管理アプリが存在する中で自分がアナログにこだわる理由がこれだ。

Time treeは素晴らしい。リマインドもしてくれるし、色分けも多彩だし、他の人と共有もできる。自分も使っている。

しかし！！！！！！デジタル世代の壁が立ちはだかる！！！！！！！！

今日なにやるんだっけ。（スマホ開く）ああそうそう今日締め切りのレポートをやるんだ。午前中に終わらせないと駄目だな〜。ふーん友達今日ディズニー行ってんだ（いんすた見る）。朝から楽しそうだなー。つってももう昼だけど……へえ〜殺傷事件ねえ（ついったー見る）。物騒だな……。わ！！！！推しがライブ配信してんじゃん見よ！！！！！！（そのままイチナナなりYouTubeなり行く）

T h e  E n d

無意識レベルで指を動かせる弊害。こうやって人は死んでいく……。

というわけで、スマホに頼らないアナログなスケジュール帳が必要なのだ。

以上。スケジュール帳を販売している人はもっとバーチカルタイプを増やしてほしい。そして絶やさないでほしい。

ただひとつ文句を言わせてもらうとすれば、

オシャレなデザインのバーチカルが欲しい！！！！

だろうか。

月間ブロックタイプはイラストなど可愛げがあるのにバーチカルタイプは表紙ですら遊ばせてもらえない。無地である。高級感は無駄にある。

ハンドメイドでスケジュール帳を作ってる人、バーチカルタイプ出してもらえば買うので、是非(にっこり)。

バーチカルが大好きないち消費者でした。

もっと広まれバーチカル！！！！！！！！！