42. 批判のコツ。
昨日は侮辱、批判をされた時のあるべき姿について記事を書きました。
今日は批判する時に気をつけておくべきことについて書きます。
人を動かす大まかな考え方については「5. 正論で人は動かない。」に記していますので良ければそちらも見てくれたら嬉しいです。
それ以外大切なことを記しておきます。
前回の記事で受け手が成熟していた場合、批判は非常にありがたいモノになると主張しました。
しかし、これは受け手が取るべきスタンスなのです。
勘違いしてえらそうにしてはいけません。
そして、自分の意見によって相手が絶対に変わると過度に期待してはいけません。
批判する側が取るべきスタンスは
「自分の言葉を聞き入れるか否かはあなた次第であって、自分で取捨選択して欲しい」
といったスタンスです。
あなたの価値観が100%正しいと言う保証はありませんし、相手の価値観が100%間違えているとも限りません。
批判された本人が情報の取捨選択をして責任を持つことが大事なのです。
絶対に押し付けてはいけません。
そして押し付けてプレッシャーをかける代わりに相手が変わることを促すために、あなたの意見で納得し、
変わらなければいけない。
変えた方が良い。
変わりたい。
と思わせる論理や話し方をすることが大切なのです。
この時に論理に頼るのではなく、「憧れ、危機感、好奇心」といった自主的に変わろうと思えるようなアプローチすることを心がけましょう。
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