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バッドニュースの受け止め方

この世界の見え方って、人によって全く異なるんだということを最近実感する。

私が中学生の時、スーツを着た人は皆大人で、この世界は今よりもずっと自分と関係のないものとして映っていた。

今はいかにも営業マンな人を見て、この人も数値と闘ってるのかなと思ったり、スーパーの店員にエラそうな態度のおじいちゃんを見て寂しいのかなと思ったり。

この世界が自分と近いものとして見えるようになった。たぶん、色んな感情や経験を通して、共感力や想像力が高くなったのだと思う。

それでもやっぱり、見えない(想像しきれない)世界は「親から見た子ども」だ。

子どもの悲しいニュースを見ると、いつも母はすごくすごく複雑な顔をうかべる。
私が感じる「つらい」や「悲しい」の何倍も感じる、考えることがあるのだと思う。

過ごしてきた時間や経験によって、同じものを見ても全く異なる体験をするって、当たり前だけど不思議で、不思議だけど当たり前で。

だから辛いことや悲しいがあった時に少しでも受け止められる、消えてしまいたいと思わなくていいような、そんな言葉を届けられたら、それが私の書く理由かな。
誰かさんの、自分にとって強い世界を作る1つのピースに。
何があっても世界が真っ暗闇で見えなくならない言葉を届けたい、そう、最近ニュースを見ていて思った。

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