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きゅん短歌 7

束の間の一花 を観てふと…


なりたいな
あなたをいやすお薬に
なのにいつでも
薬はあなた

ドラマ「束の間の一花」の中で、余命いくばくもないヒロイン一花が、自分のお薬は大好きな先生だと言っていた。
わかるなぁ、私も大好きな人を少しでも癒してあげたいと思うのに、全然役に立てない。
なんの慰めにもならないらしい。凹む。

それなのに、相手からのわずかな反応でも、
私はたちまち嬉しくなってしまう。
ニヤけてピョンピョン跳ねるくらい。

なんだかなぁ。
お薬になりたいのに、お薬をもらうのはいつも自分ばかり。
もっと頼りにしてもらえる人間になろう。


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