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鏡餅作れず、玉ねぎも運べない・・ (1/7 朝日新聞 1面3面)

様々な業種で人手不足が発生している。
1/7の朝日新聞1面・3面で記事が出ていた。

新潟県の求人倍率のデータとなるが、以下の数字となっている。
求人倍率は(求人数÷求職者)となるので、小さい数ほど仕事が多く、
大きい数ほど人手が少なく人手不足となる。
事務職:0.68倍 (人手あり)
介護:4.24倍  (人手不足)
輸送:4.67倍  (人手不足)
警備:15.11倍 (かなり人手不足)

群馬県の介護職は時給1,000円で募集を出す一方、
スーパーでは時給1,300円での募集となっている。
これでは介護職に人が集められないのは当然と感じる。

介護だけではなく、新潟県では鏡餅を作る製造ラインでも、
水道管を直す作業でも、人材が不足する。
日本中の玉ねぎを生産する北海道では、
生産しても港へ運ぶトラックドライバーもおらず、
船でもコンテナの積み卸しを行う湾港作業員が不足する。

これは本当に他人事ではなく、一人ひとりの生活に影響が出てくると思う。

思いつくのは策は以下くらいだ。

・自分の仕事に絡んでいるが、まずは外国人雇用である
介護や餅の製造は特定技能・技能実習の対象であるため、
雇うことができる。
当然、すでに取り入れている企業さんもいるかとは思うが、
もしまだであれば、確実に取り入れて頂きたい。

・生活の不便の受け入れ
人手不足の要因の一つに、深夜作業もある。
JRの線路交換や水道管の交換は、生活に支障がでないよう深夜に作業を行うことがあるが、これを思い切って昼に行うのはどうか。
思い切って昼間に電車を止めてみる。
いつもと違う方法で移動する、それも楽しみたい。

・介護報酬アップや、国の支援
公共的な仕事であれば、やはり国の支援が必要であろう。
社員だけでなく、パートにも支援を行い、
平均以上の時給にしなくてはならない。

今年はドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限される2024年問題も起こってくる。

介護だけを見てみると、すでに令和4年には、
技能実習で新たに7,982人の認定件数があり、
特定技能では21,915人が働いてくれています。
(技能実習と特定技能については、下の記事を参考ください。)

それでも足りていないの現状のため、
相当深刻な状況なのであろう。

以上

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ことのば
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