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昆虫食 コオロギのまとめ

こんにちは。

この記事では、昆虫食の中で一番よく取り上げられるコオロギについて、メモ的にまとめています。

よく食べられるコオロギの種類

世界的によく食べられているのはヨーロッパイエコオロギですが、日本ではそれに並んでフタホシコオロギというコオロギも食べられています。

ヨーロッパイエコオロギ

「新規食品(ノベルフード)」に関するEU規則が2018年1月1日から施行され」たとのこと。

フタホシコオロギ

昆虫食の研究が進んでいる徳島大学ではフタホシコオロギが使われているようです。

ヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギの違い

(このサイトで紹介されているのは味の違いなどではなく、見た目などになります。)

メモ:生物の分類はなかなか厄介。細かく書くとこんな感じになる。

ヨーロッパイエコオロギ(Acheta domestics)
・真核生物ドメイン(膜で区切られた細胞核を持つ)
・動物界
・節足動物門
・六脚亜門
・昆虫網
・直翅目(バッタ、コオロギ、キリギリスなど)
(キリギリス亜目)
(コオロギ下目)
・コオロギ科
(コオロギ亜科)
・ヨーロッパイエコオロギ族
・ヨーロッパイエコオロギ種
ヨーロッパイエコオロギについては、余分な「亜」や「下」があるにしても、このように簡単そうだ。だが一般的に言って、昆虫を名づけ、数えること-この二つの行為は近い関係がある、というのは同定できないものは数えるのは難しいからだ-は、科学者にとっても見かけよりはるかに複雑だ。ある分野では昆虫によっては科の上に上科があり、また最新の遺伝子研究で昆虫の分類法は変わっている。したがって学名は完璧ではない。
「昆虫食と文明」 デイビット・ウォルトナー=テーブズ【著】 築地書館
p29-30

どこ産のコオロギ?

日本で売られているのは、タイ産か日本産が多いようです。最近では、京都で育った京都産のコオロギなども出てきています。

コオロギの育て方 養殖or採取

基本は養殖のようです。カナダなどでの会社が行う大型養殖場から、ラオスなどでの家族で行う小規模養殖場まであります。

コオロギの味(私の感想になります)

味付けなしのローストされたものを食べました。エビに近いと言われることがありますが、すごく近いわけではなかったです。もっと薄味でした。

ローストしたものの歯ごたえはサクサクしており、ナッツより噛む力が入らなかったです。

品種の違いの食べ比べはしなかったので、その差は分からないですが、育った餌によっての違いは試しました。

餌によっての味の違いは結構ありましたので、将来的に何を食べて育ったかは結構重要になるのかなぁと。

コオロギ商品

そのままスナックのように食べるものもありますが、粉末にして混ぜるものも多く、様々な加工品として登場しています。

 コオロギパン

 コオロギせんべい

 コオロギ醤油

 コオロギスイーツ

 コオロギゴーフレット

 コオロギラーメン

 コオロギ塩

コオロギビール


コオロギ含め昆虫食と食料問題や環境問題との関係については、おいおいまとめたいなぁと思っています。

それとコオロギについて知れば知るほど、なんだかコオロギが愛らしく見えてきて、それと同時に食べ物として認識するという不思議な感覚に陥ってきました。

また何か調べましたら、まとめていきたいと思います。それでは!

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