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「箔+箔+箔+エンボス+エンボス」

こんにちは。現場の前田です。

今回ご紹介するのは金井理明さま、 Paper Parade さまからご依頼いただいた、加工もりだくさんの5回戦押し!をご紹介いたします。


今回加工させていただいたものは、グランフロント大阪 の Grand Wish Christmas 2020 のポスターやWEBサイト、店内装飾に使用されています。

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前述したように、加工は驚きの5回戦!
1枚の紙にこれほどの回数を押すことは、なかなかありません。

もりだくさん! の加工内容はコチラ ↓

① 箔押し(背景の星など):消し金No.111
② 箔押し(気球部分の銀):グリッターホイルKF-003A
③ 箔押し(気球部分の金):消し金No.102
④ 通常エンボス加工
⑤ 特殊エンボス加工

挑戦しがいのある内容もりもりの仕様は、その分加工も難しくなりますが、「いったい完成はどうなるのか」という楽しみもあります。


難しいポイントは、やはり5回戦分の見当合わせ(位置合わせ)です。
サンタさんやプレゼントなどのイラスト部分に位置をぴったりと合わせながら箔押し加工とエンボス加工(浮き上げ加工)の微細な位置合わせを手作業で行っています。

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そして、エンボス(浮き上げ加工)でもひと工夫。

④(まわりに散りばめられた星)と⑤(気球、サンタクロースやプレゼントのイラスト部分)でエンボスの盛り上がり具合を変えているのですが、「⑤は④よりもくっきりと立体感を持たせたい」ということでしたので、エンボスを2種類の版に分けて加工する方法にいたしました。

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⑤のエンボス版はいつもお世話になっている版屋さんにご協力いただき、それぞれの気球の奥行き感や立体感が出るよう、特殊な版を製作していただきました。

また、エンボス加工はあまり圧をかけすぎると紙がひび割れてしまうため、圧などの調整には注意しながら加工しています。

注目ポイントは、金の紐に食い込む気球の膨らみです!

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まるで本物の気球のように、空気が入っているかのようなぷっくりとした表現になるよう気合を入れて加工しています。

実物にしっかりと立体感を出すことで生まれる複雑な光の反射が、ポスター用などに撮影した写真にも一層リアルな奥行き感や華やかさを演出してくれるのです。

版を使い分け、立体感のあるエンボス加工を施すことで、光の反射でキラキラと輝く2種類の金箔とグリッターホイルの粒子柄の煌めきが美しい仕上がりになりました。クリスマスという特別な日の華やかさを感じさせてくれます。

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今回、加工したものは5枚程度なのですが、これらを撮影したのもがグランフロント大阪の Grand Wish Christmas 2020 のポスターやWEBサイト、店内装飾など様々な展開がなされるそうです。クリスマスシーズンが今からとても楽しみですね!

金井理明さま、Paper Paradeさま、この度は貴重な加工に挑戦させていただきまして、ありがとうございました!

Stafflist
CD : Kazuya Nakajima (Drill)
AD : Tadaaki Kanai (Kananoi.inc)
Illustrator : Keisei Sasaki
Printing director : Atsushi Morita (Paper Parade Inc.)
Gold leaf & Embossed printing : Ruri Maeda / Masanori Aoki (Cosmotech Inc.)
Photo : Akira Sakamoto (https://www.sakamotoakira.com/)
Retouch : Koki Sakai (digimo)

【 箔押し加工 】
有限会社コスモテック 現場リーダー 前田瑠璃
〒174-0041 東京都板橋区舟渡2-3-9
TEL:03-5916-8360 / FAX:03-5916-8362


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有限会社コスモテック / 開設から15年超! ブログ 行列の出来る『 箔押し印刷工房 』⇒ https://goo.gl/A5iuwi / コスモテックサンプル直売所 ⇒ https://gyogyogyogyogyo.stores.jp/ / 印刷加工連 一員