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レッテル貼りの功罪

本来の「レッテル貼り」は自己防衛のためではなく、
自分の理想像に近づけるために活用するものだと思う。
いわゆる「形から入る、夢を口にする」と
同じ効果をもたらすものと考えたらいい。

謙虚さもいいが、時には自分を鼓舞するためだったり、
自身のイメージを形にすることで、
自分のなりたい像に自分を引き上げる効果を持つ。

問題なのは、易きに流れるためだったり、
第三者が手っ取り早く区別するために使うとき。
レッテル貼りする人が、最初は他意はなくても、
それが区別から差別になると
レッテルを貼られた人にとってはたまったものではない。

「レッテル貼り」という言葉自体が
ネガティブなイメージを持ったのは不幸な話だと思う。
レッテルを貼ることが許されるのは、
自分自身が本来目指すべき姿を成すためにある。
自分自身が強くなるため。生きるために。


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