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【コスモ女子限定オンラインイベント】星空スポット、宇宙ニュース、スペースシャトルの歴史……人それぞれ違う「星空」の楽しみ方

みなさん、こんにちは。コスモ女子のケイです。

9/7に、コスモ女子会員限定のイベントが開催されました。
テーマは「観に行ってみたい星空」。
3名のコスモ女子メンバーから、それぞれがいま観に行ってみたい星空についてたっぷりとお話しいただきました。

今回はそんな限定公開のイベントの様子を、みなさんにお届けします!


満天の星空が堪能できるおすすめスポット・宿泊施設

1人目は、星空大好きのゆきこさん。
旅行も大好きということで、星が見える旅館などおすすめスポットをたくさん紹介いただきました。

・野辺山高原(長野県)
肉眼で見える星空が有名です。
天体観測専門家の聖地と呼ばれ、新月の夜は星の明かりだけ八ヶ岳連峰が照らし出されます。まさに、空から降り注ぐ星々を体感できる場所です。

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・新潟県村上市

非常に暗く、肉眼でも星がよく見える町です。
天蓋高原は特にきれいで、何時間でも見ていられそうですね。
村上市天体観測施設「ポーラスター神林」で観測可能。
むらかみの観光情報HP

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・南阿蘇ルナ天文台(熊本県南阿蘇村)

天文台と併設のオーベルジュ、その名も「森のアトリエ」。
「秋の夜長を星降る宿で」ランキング1位に選ばれた星空が楽しめます。
さらに、「星のコンシェルジュ」と呼ばれる、星空解説の専門家からの解説つきです。
南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」HP

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・星ふるヴィレッジTENSU(高知県高岡郡)
こちらも、星の見えるホテルです。
なんと、天気が悪くてもプラネタリウムを見る事ができます。
天井がガラス張りの客室もあり、星空を見たい方にはこの上ない設備設備が揃っています。

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・マウナケア(ハワイ島)
言わずと知れた、世界的な天文観測の聖地。富士山より高い標高4205mに位置します。

ツアー料金は1.5~5万円ですが、現在はTMT( 超大型光学赤外線望遠鏡)建設中で入場不可。
環境に配慮した望遠鏡の設置が進められており、完成が待ち遠しいです。
自然科学研究機構 国立天文台 TMTプロジェクト

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最後に、おまけということで映画も共有頂きました。
『50回目のファーストキス』(2018年)は、ハワイ島を舞台にした映画天文関係の映画で、とてもおすすめです。

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親子目線で語る!最近の気になる宇宙ニュース

2人目は、山口たかえさんと娘のるりさん。
専業主婦と小学3年生が語る「私の気になる宇宙ニュース」を、お2二人から発表頂きました。

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・ISS交信イベント

NASAの教育プログラムの一環として開催された本イベントでは、アメリカ人宇宙飛行士シェーン・キンブローさんと交信し、子どもたちからの質問に答えるコーナーなどがあり、とても盛り上がったようです。

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・ISSオリンピック「宇宙船クルードラゴンVS宇宙船ソユーズ」

シンクロなど、宇宙空間ならではの競技で盛り上がり、楽しんでいる宇宙飛行士の方々の様子が印象的です。
YouTubeに動画も上がっておりますので、ぜひご覧ください。
#Tokyo2020: Highlights from the first-ever space Olympics!

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・Wake Up Music
ISSでは、モーニングコールもとっても大事。
音楽や映画、有名人のセリフなど、どんな音で目覚めるかについてはそれぞれのこだわりが満載です。
ビヨンセさんのメッセージが届いたこともあったそう!

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・50歳の女性宇宙飛行士の誕生日プレゼント
宇宙飛行士のメーガン・マッカーサーさんへの誕生日プレゼントは何だったのでしょう?

答えは……アイスクリーム!!
うれしそうなメーガンさんの笑顔が素敵ですね。

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・映画『コンタクト』(1997年)
科学に没頭する電波天文学者の主人公が、地球外知的生命からのメッセージを受信したことによって、地球ではなにが起きるのかを描いた超大作です。
「科学と信仰の融和」がテーマとなっており、人間ならではの波打つ感情がリアルに描かれています。

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・Virgin Orbit
衛星の打ち上げを目的とする、ヴァージン・グループの会社のプロジェクトです。
第一次世界大戦からあった方法で、天気に左右されない・使用燃料が少ないなど、多くの利点があります。

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Why Air Launch? | Virgin Orbit


・Netflix「宇宙へのカウントダウン」
アメリカの宇宙企業SpaceXが試みる、初の民間クルーによるミッションを描いたドキュメンタリー。
9月15日に無事打ち上げが成功し、4人の民間人が宇宙に飛び立ったニュースは、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

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有人飛行の歴史!失敗を乗り越えて輝かしい今がある

3人目は、山中さん。
スペースシャトルが大好きな山中さんと、有人宇宙飛行の歴史を振り返ります。

・スペースシャトル概論

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再利用型の宇宙船に変わり、アポロ時代の有人飛行に比べ、大幅に費用を削減してきました。
乗員数は、最大7名。
1981~2011年の30年間に使用され、全飛行回数は135回。
搭乗した日本人宇宙飛行士は、7名でした。

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掲載した図のような構造をもっていて、各部位が再利用できる造りになっています。



・白いスペースシャトル
初号機エンタープライズ号は試験機で、チェックや訓練用に使用されました。
テレビドラマ「スタートレック」の宇宙船と同じ名前がつけられました。

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・歴史について

数々の事故を乗り越え今がある、ということを感じる時間でした。

<1986年1月28日チャレンジャー号事故>
7名が死亡し、32カ月飛行が中断されました。
原因は、寒さによる右側ロケットブースターのO-ring破損でした。

<2003年2月1日コロンビア号 ミッション終了・帰還中に分解>
7名が死亡し、しばらく計画が中止。原因は、燃料タンクの断熱材の剥落でした。
その後2005年7月26日 事故後初となる打ち上げがディスカバリー号により再開し、日本人では野口聡一宇宙飛行士が搭乗されました。


・スペースシャトルクイズ
クイズ形式で、さまざまな知識を共有頂きました。
スペースシャトルの建造費約2000億円もさることながら、1回の打ち上げ費用だけでも推定700億円以上など、びっくりする数字が並びました。
打ち上げの背景には7,000~9,000人もの方が関わっているという事実に、人類の宇宙に対する熱意を感じます。

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・スペースシャトルのミッション
そもそもなぜスペースシャトルを打ち上げるのか。その使命を教えていただきました。
ミッションは大きく分けて、「ISS(国際宇宙ステーション)の建設」と「ハッブル宇宙望遠鏡の保守・整備」の2つ。
未だ数多く残る宇宙の謎の解明や、宇宙産業の発展、宇宙旅行の一般化など、スペースシャトルのおかげで人類の夢に着々と近づいているんですね。

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・日本人宇宙飛行士とスペースシャトル
日本人も、7名の方がさまざまな活躍をしてきました。
なかでも、ディスカバリー号とは縁があり、向井千秋さん、若田光一さん、野口聡一さん、星出彰彦さん、山崎直子さんら5名の方が計6回搭乗しています。

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・スペースシャトルの現在
残っている機体は、アメリカ各地にある展示施設で保管されています。旅行に行く際は、訪れてみるのも楽しそうです。

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さいごに

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コスモ女子メンバーがそれぞれの観点からプレゼンする「星空」には、普段自分ひとりではわからなかった知識や発見、楽しみ方がありました!

同じように空を見上げていても、人の数だけ宇宙に対する想いがあります。
その違いをシェアできる時間は、自分の世界が広がってワクワクしますし、なによりも「宇宙で繋がっている仲間がいる!」と実感できて、心があたたかくなりました。

コスモ女子では、宇宙が大好きな方から、宇宙に少し興味が出てきた方まで、多くの方に宇宙の魅力をお届けできるよう、今後も幅広く宇宙にまつわるイベントを開催・発信していきます。

今回の記事のように、メンバー限定のイベントもございますので、興味を持たれた方はぜひご参加をご検討ください。

一緒に宇宙に関するプロジェクトを進めていきましょう!

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