夜空のアーチ!星空の軌跡写真について
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夜空のアーチ!星空の軌跡写真について

コスモ女子

こんにちは。
宇宙大好きなユキです。

夏の猛暑も一転、近頃は涼しいを通り越して寒いと言える季節になってまいりました。
つまり、星を眺めるのに適した季節がやってきたということです!

わたしは温かい物を飲みながらボーッと星を眺めるのが好きです。
寒空の下でキラキラと瞬く星を見て、昔の人も同じような夜空を眺めていたことを考えたり、星ひとつひとつはどのように生まれたのだろう、なんて考えたりします。

この間も夜に田舎の山中へ行く機会があったのですが、それはもう綺麗な星空が広がっていました。
普段は見ることのできない、ひさしぶりの星空でしたので、その日はしばらく空を眺めていました。

ところで、みなさんはこちらのような写真を見たことがあるでしょうか。

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星の通った後(軌跡)が撮られた写真なので「軌跡写真」と呼ばれています。
初めて見たときの感動は忘れられません!
空が星に支配されたかのような興奮は、今でも思い出せます。
普通に星空を見ているだけでは見ることのできない、こういった写真ならではの顔もまた綺麗で好きです。

というわけで、今日は星の軌跡写真について記事にしてみました!


軌跡写真はどのようにして撮るの?

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軌跡写真はどのようにすれば撮影することができるのでしょう?
実は撮り方はとても簡単で、「①カメラを三脚で固定しつつ、②シャッターを開き続ける」だけでできます。

最近のものであれば、設定を工夫することでスマホでも撮ることができるそうです!
これは知りませんでした。立派な一眼のカメラでのみ撮影できるものとばかり考えていました。
わたしも今度撮影に挑戦してみようと思います!


軌跡写真はどうして撮ることができるの?

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そんな軌跡写真ですが、どうしてあのような模様になるのでしょうか。
それはカメラ撮影の仕組みに答えがあります。

デジカメはシャッターが開いてから閉じるまでにレンズを通して入ってきた光の情報を画像として保存します。
なので、シャッターを開いてから閉じるまでの間にカメラを動かしてしまうと、撮れた画像に乱れが出てしまいます。
これが手ブレの原因です。

「だったらシャッターを切るスピードは常に限界まで早くすればいいのでは?」と思うかも知れませんが、そうもいかない事情があるのです。

撮影場所が明るければ確かに一瞬でいいのですが、暗い場所でシャッターを一瞬で閉じてしまうと十分な光を取り込むことができず、暗い画像になってしまいます。
さて、それでは先ほどの方法説明にあったように、逆にシャッターを開きっぱなしにするとどうなるのでしょう?

そのままシャッターを開き続けると前述のとおり乱れた画像になってしまいますが、きちんと固定し長時間に渡って撮影すると、凪いでいる海や大地のような大きく動かないものは、通常の写真のように撮れます。

星空を撮った場合、動いているものは星だけになるので、星が乱れて写るはずですね。
しかしみなさんご存じのとおり、星は地球の自転にあわせて弧を描くように空を動きますから、実際はあのように綺麗な光のアーチを描いて撮れるのです。

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シャッターを開き続ける関係上、軌跡写真撮影中に少しでもカメラがブレると絵がぐしゃぐしゃになってしまします。
だから、三脚で固定する必要があったんですね。


不動の星、北極星!

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軌跡写真のアーチは地球の自転による、と説明しました。

そのため、地球の自転の軸の延長に近い位置に見える星は、弧が小さくなります。
自転の軸の延長とは、地球儀が支えている位置の先、と考えるとイメージしやすいでしょうか。
つまり北極の真上ですね。

この軸にきわめて近い位置にある星がお馴染みの北極星です。
他の星と違い、北極星は動かず、常に北の決まった位置で輝いています。
北斗七星(ひしゃく形の星座)とカシオペア座(Wのような形をした星座)の間というのが有名な見つけ方です。

ちなみに、北極星も完全に軸上にあるわけではなく、約25,800年の周期で動いているそうですよ。
さすが宇宙、時間のスケールがわたしたちとは違いますね!

今年の冬は北極星を探し出し、スマホ片手に軌跡写真の撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
よろしければ、コスモ女子のイベントでお会いした際にオリジナルの軌跡写真をお見せください!

今後のコスモ女子の活躍をお見逃しなく!


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