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宇宙飛行士のフライトを陰で支える守り主「フライトサージャン」とは?

みなさん、こんにちは!
コスモ女子のあやかです。

最近、日本人宇宙飛行士である若田光一さんのツイッターをみることがマイブームです。
ISS滞在中の様子が事細かに紹介されていて、地上での生活との違いにとても新鮮さを感じ、見ていると時間があっという間に経ってしまいます。
その写真の中で、トレーニングをしている様子もありました。
宇宙に行ってまでなんでトレーニングをするのだろうと思って、調べてみると宇宙ならではの健康問題があることが分かりました。

今回は、宇宙での健康問題と宇宙飛行士の健康サポートについて調べたことを書いていきたいと思います!


宇宙ではどんな健康問題があるの?

宇宙環境は、地球の環境と全く違います。

まず重力がほとんどないため、身体の血液が下に下がらなかったり、筋力も地球ほどいらないので筋力低下がおきます。また、宇宙には常に放射線が飛んでおり、体調の変化が急激に起きる可能性があります。
若田光一さんも宇宙でトレーニングしていたのは、筋力が低下しないようにするためだったのですね!

身体的なケアだけでなく、メンタルの管理も特に重要です。
宇宙船内は閉鎖空間のため、メンタルへの負担も大きいです。訓練で鍛えているとは言え、宇宙で過ごすことは、予想をした以上に負担がかかります。地上ではなかったようなストレスのかかる宇宙空間ですが、宇宙飛行士はミスの許されない難易度の高いミッションに取り組むため、常にベストコンディションであることが求められます。

このことから、宇宙空間で心身ともに健康な状態で過ごすためのサポートをする必要があることから、宇宙飛行士の健康問題を専門で扱う「フライトサージャン」という職業があります。


フライトサージャンとは?

フライトサージャン(Flight Surgeon: FS)とは、航空宇宙医学の知識を持ち、パイロットや宇宙飛行士の健康管理や医学運用、航空宇宙医学に関連する研究開発を行う専門医の人たちのことを言うそうです。

簡単に言うと、宇宙飛行士の健康を管理し、宇宙医学の発展に従事する人たちのことです。特に、宇宙飛行士が飛行前、飛行中、飛行後で特に関わる仕事で宇宙飛行士が安全に宇宙へ行ける状態を作ることを大事にしています。宇宙飛行士にいつ何があっても対応できるように、ひとりの宇宙飛行士に対して一人の専任フライトサージャンがついており地上では常に付き添い、宇宙飛行士が宇宙空間にいる間は、地上から24時間365日サポートできるような体制になっています。

宇宙飛行士の健康管理にとってかけがえのない存在であり、信頼できるパートナーの役割もあります。
まさに、見えないところで宇宙飛行士の活躍を支える縁の下の力持ち的な役割ですね!

まとめ

宇宙に携わる仕事の一つとして、フライトサージャンを今回は紹介しました。ただ宇宙に携わる仕事は他にもたくさんあると思います!
今後はフライトサージャンだけでなく、宇宙事業に関わる他の職種も紹介できたらなと思います。

またコスモ女子では、宇宙に関する知識を記事にしたり、イベントで紹介したりしています。

今後のコスモ女子の活躍をお見逃しなく!



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