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【コスモ女子交流会】”星空案内人”が語る!星座がもっと好きになる冬の星空ツアー

2022年の2月16日にコスモ女子交流会を行いました。

今回のテーマは「冬の星空」です。
星空案内人という資格を持ち、プラネタリウムイベントを主催している岩﨑聡さんをお招きしました。
星空や星座にまつわる神話などをお話しいただきましたので、そのときの様子をお届けします!

星座界のスーパースター!オリオン座

まず始めにご紹介いただいた星座はこちら、「オリオン座」

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理科の授業でも習うような、とても有名な星座です。
オリオン座にはリゲルとベテルギウスという、1等星が2つ含まれています。

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1等星とは最も明るく見える星のことで、日本から見える星座で1等星が2つ含まれているものはオリオン座が唯一だそうです。
さらに、1等星の次に明るい、2等星という星も5つ含まれているという、大変珍しい星座です。

ふたご座の感動誕生エピソード

続いてはこちら、「ふたご座」の紹介です。
日本では3大流星群とも呼ばれている、「ふたご座流星群」でご存じの方もいるかもしれません。

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ふたご座にはポルックスという1等星とカストルという2等星があります。
双子なのに1等星と2等星?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これも神話が由来となっています。

カストルとポルックスはギリシャ神話の全知全能の神ゼウスの息子である双子です。
兄であるカストルは人間、弟のポルックスは神として産まれてきました。

2人はとても仲が良かったそうですが、人間であるカストルは戦場で矢を受けて死んでしまいます。

それを悲しんだポルックスは自分の命を半分差し出す代わりに兄を生き返らせてほしいと父ゼウスにお願いをします。

それを聞き入れたゼウスはポルックスの命半分を受け取り、2人を星空に浮かべたのだとか。

兄弟の絆を感じる感動のエピソードでした。
これからはふたご座を見る目が変わりそうです。

神の戯れ!おうし座の正体

今回最後に紹介するのは「おうし座」です。

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おうし座には1等星が1つあります。
先ほど紹介したオリオン座の中心にある3連星の延長上にあるので、まずはオリオン座を探すと見つけやすいかもしれません。

おうし座は、先ほど登場した全知全能の神ゼウスが牛に変化した姿です。
ある日、エウロパという娘を見つけたゼウスは、エウロパを背に乗せ遠くへと走りました。
しかし、余りにも遠くに来てしまったことでエウロパは悲しみに暮れ泣き出してしまいます。
ゼウスは謝り、エウロパとの間に3人の子どもを設け、国を築いていったと言われています。

ちなみに、エウロパという単語はヨーロッパの語源になっているそうです。

さいごに

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知識を得ると物事の見え方が変わってきます。
わたし自身、今回のイベントを通してさまざまな星座の知識を付けたことで、星空の見え方が少し変わってきました。
遥か昔から星空は変わらず頭上にあり、各時代の人々がいろいろな想いを馳せていたのだと考えると、なんだか凄くロマンチックに感じます。

今回、岩崎さんのおもしろい語り口もあり、非常にワクワクしながら星座について学ぶことができました。
今後も星座はもちろん、いろいろな宇宙に関する知識を身に付けていこうと思います。
岩崎さん、貴重な機会をありがとうございました!

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