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未知なる星の探究者!コメットハンターの実態に迫る!
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未知なる星の探究者!コメットハンターの実態に迫る!

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こんにちは!コスモ女子のユキです。

夜空に浮かぶ星々は、1つ1つ名前が付けられています。
観測できないほど広大な宇宙空間には数えきれないほどの星があります。
大きな星や強く輝く星には太古の昔から名がつけられていますが、弱々しく光る星やとても小さな星などは近年新たに発見されたものも数多くあります。

未だ発見されていない新たな星を探す人々は「コメットハンター」と呼ばれており、実際に発見して名付けた星の数は数えきれないほどです。

私も初めて聞いた職業ですが、いったいどのような仕事なのでしょうか?
フリーランスなのか、はたまた会社員なのか?
どれくらい稼げるようなお仕事なのか?
具体的に毎日どのようなことをしているのか??

本日は謎に包まれているコメットハンターについて、徹底解説します!


コメットハンターとは?

コメットハンターとはどのような仕事なのでしょうか。

ひと言で言うと、新しい星を探す天体観測者のこと指します。

昔は肉眼で観測していた星が、望遠鏡などの高度な機材を使って観測することによって、今まで観測できなかったような星が見つけられるようになりました。
このことから、天文学者の中で新しい星を発見することに特化する方々が出てきたことにより、コメットハンターが生まれました。

先述の通り、宇宙には大小さまざまな星があります。
その数は膨大な上に、新たに生まれる星もあることから、研究機関でさえ全てを把握出来ていません。
新たな星が発見された場合、命名権は発見者にあります。

望遠鏡が1つあれば、新しい星を自分で命名できるかもしれない。そう考えるとワクワクしてきますね!


コメットハンターの活躍

意外にもコメットハンターはアマチュア天文家の方が殆どです。
賃金が発生せず、趣味で天文家をされている方ということです。

確実に成果が出るという保障がないコメットハンターの仕事は、発表や論文によって評価を受ける研究者にはあまりにも安定しません。

しかし、趣味としてのコメットハンターは違います。
発見できなくても他に収入源があるため問題なく、発見した際は喜びを感じ名声を得ることができます。
望遠鏡があれば参入できるという敷居の低さもあります。

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そういった理由から、アマチュアの天文家が新しい彗星や小惑星を発見し、研究者がそれを基に天文学を発展させていくという構図が一般的でした。


コメットハンターの衰退

しかし、自動探索プロジェクトが登場したことで、状況は一変します。

衛星の使用やプログラムの活躍により、非常に暗い星でも自動で発見できるようになり、コメットハンター達が1番乗りで見つけることが困難になってしまったのです。

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自動探索プロジェクト発足前はコメットハンターがほぼ100%発見していたのに対し、発足後はコメットハンターによる発見数は全発見数の5%に満たない、という年もありました。

これにより、コメットハンターを諦めた人も多いのが実情です。

より速い宇宙の発展を考えると自動探索は頼もしい反面、趣味で星探しをしていた人々にとっては1つの生きがいを失う結果となってしまったかもしれません。


近年のコメットハンターの活躍

とはいえ、コメットハンターによる発見が完全に無くなったわけではありません。
2020年にはコメットハンターの岩本雅之さんが新たな彗星を発見し、それを「Iwamoto」と命名しています。

気になる発見時の画像はこちら!

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出典:国立天文台

今までにない星があると気づく力や周りにある星々がすべて既知のものであるということを判断できるだけの記憶力と知識量に脱帽です。
新たな星の発見にロマンを感じ、今なお情熱を燃やすコメットハンターの方々の姿勢に胸が熱くなりますね!
今後の発見報告が楽しみです!

コスモ女子では、宇宙に関する知識を記事にしたり、イベントで紹介したりしています。

今後のコスモ女子の活躍をお見逃しなく!

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