「Spookyな絵本を読んでHalloweenを満喫しよう!」~英語多読のための読書ガイド [絵本]~
英語学習誌🎃『多聴多読マガジン』🎃連載記事「多読のための読書ガイド」からのスピンアウト! 多読のプロたちによるおすすめの良書(英語の本)を紹介するコーナーです。
絵本編 ~2024年10月号~
執筆:柴田 里実 (金城学院大学准教授)
10月といえば、Halloween。
Halloweenを題材にした絵本はたくさんあります。語数の少ないボードブックから、飛び出す仕掛け絵本、語数のかなり多い絵本まで、レベルも内容も多岐にわたります。
10月に洋書を扱う本屋さんに行くと、絵本コーナーはHalloweenの絵本で埋め尽くされています。
ぜひお近くの洋書を扱う本屋さんや図書館に足を運び、Halloweenの絵本をたくさん読んでみてはいかがでしょうか。
多読を通してHalloweenを満喫することができますよ。
一緒に、絵本の中へtrick or treatに出かけましょう!
Let’s go trick-or-treating!
(1)『The Nightmare Before Christmas』
The Nightmare Before Christmasといえば、ティム・バートン監督の1993年に公開されたアニメ映画がとても有名です。
ハロウィン映画といえばThe Nightmare Before Christmasといっても過言ではないほど人気があり、そのキャラクターも大人気です。
あれから30年。映画を見るのも良いですが、絵本は、特にライムの美しさに圧倒されます。
声に出して読んでみて、英語の音の美しさを楽しみながら、ハロウィンの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(2)『How to Make Friends with a Ghost』
おばけと友達になる方法なんてあるのかしら。
おばけだって友だちが欲しいはず。
「おばけとの出会い方」、「おばけに対し、して良いことと悪いこと」、「おばけの大好物」、などなど。
最後のパートは、年を取らないおばけと、成長するあなたとの関係が描かれています。
「おばけは、あなたの人生に寄り添い続けてくれる生涯の友となるでしょう」という言葉は、おばけのイメージを180度変えてくれるかもしれませんよ。
(3)『The Little Old Lady Who Was Not Afraid of Anything』
何も恐れることのない勇敢なおばあさんが、森の中を歩いていると、後ろから何やら不思議な音が聞こえてきます。
勝手についてくる大きな靴⁉ 一人で歩くズボン⁉ おばあさんに立ちはだかるシャツ⁉
おばあさんを怖がらせようと、次から次へと、音を立てながら、カボチャまで付いてきますが、おばあさんは動じません。
誰かを怖がらせたいカボチャたちへのおばあさんからの提案とは?
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