見出し画像

コロナ禍生存戦略!20代サラリーマンに最適な副業とは?②

前回記事はこちら

コロナ禍生存戦略!20代サラリーマンに最適な副業とは?①
前回のお話で「もし穴澤社長が20代で同じ状況下だったら、400万円貯めて戸建て投資する」ということでしたが、20代から始められるオススメの投資方法はありますか?

 「コツコツ毎月稼ぎが欲しい」というなら戸建て投資もいいですが、実は今、投資信託の中でも不動産に投資する「REIT」というのがあります。手数料が高いのであまり儲かりませんが、少額から投資できます。
 先ほど(※2020年12月時点)価格を見たらすごく価格が下がっていて。「REIT」を購入したら毎月分配金がもらえる商品もあるんですが、12,000円くらいだった「REIT」の価格が今は2,700円くらいになっていました。

 先日、銀行から「投資信託を買ってください」と言われて、お付き合いで購入したんです。その時に、勧められた投資信託が色々あったんですが、一番オススメしないのは何か聞いてみたら「REIT」だったんですよ。銀行の方には申し訳ないですが(笑)、だいたいオススメでないものを使った方が儲かります。
 色々今までみてきた中で、銀行の方が自信を持って勧める投資信託は「手数料が高い」とかの銀行都合の商品が多くて、購入後にすごく儲かった人は見たことがないです。また、銀行マンといえども、資産運用のプロではないですからね。実際に自分で数千万円を運用したことがある人かというと違います。

 「REIT」だと、(擬似的にですが)簡単に大家さんになれます。本当は大家さんになるならしっかり実物を買って欲しいですが、そうすると購入するために2年くらいは貯蓄期間が必要だったり、いざ所有しても配管が壊れたなどの時には修理代が発生し現金が更に出ていくなど、少しリスクを伴う部分もあります。
 それより、今の「REIT」だと2,600〜2,700円位でアメリカのビルなどに融資をしているファンドが買えて、毎月分配金が30〜40円入ってくるから利回りがすごく良い。
 ただし、分配金のあるファンドっていうのは切り崩し型なので、本来はファンドの中でもあまり良いものではないんです。良くはないんですが、今はあまりにも過小評価されすぎなんです。

「過小評価されすぎ」というのは、どういう部分なのでしょうか?

 ファンドが「切り崩し型だからすぐに潰れる」かというと、そんなことはありません。不動産投資では家賃が入ってきます。
 不動産の良いところは、最悪上手くいかなかったら売却すればお金にはなります。だから「ファンド自体が弾け飛ぶ」ということはあまりないです。これが紙の債券などになると、(売却するものがないので)ファンドが弾け飛ぶ可能性は高くなります。

 まずはプチ大家になるために「REIT」をやってみたら良いですよ。詳しくはまたの機会に説明しますが、それでコツコツ稼いで再投資すると、今度は「複利」という投資で重要な部分を押さえられるようになります。

 おさらいすると、「軍資金がない20代で不労所得を得る」には、まずは時間を投下します。投下して得られた本業や副業などの収入で、小口で買える投資商品を上手に買う。
 債券とか色々ある中で、本来は特に手数料が低いものを買えば勝ちやすいんですが、「景気が悪いのにバブル」という今の歪んでいる時に買うのは危ない。そんな状況で、過小評価されているのは「REIT」。他がバブルで上がっている時に、ものすごい下がっている。そう言う時に投資すると、(思っているより安価に)サンフランシスコのビルのオーナーとかに(間接的に)なれるかもしれない(笑)。
 そういった投資方法もあるから、まずは「REIT」で不労所得を得る練習をして場数を踏んで、徐々に階段を上がっていくのがいいと思います。

「大家」業を始めるにあたり、押さえておくべきポイントはありますか?

  「コツコツお金を増やす」ということが大事です。大家業をやるのに「最初からアパートや1棟マンションを買う」というのはハードルが高い。

 まずは、失敗しても傷が浅い「現物」で取引するべきですね。10万円掛けた投資信託が失敗しても、10万円を失うだけでリスクは低いです。もし、不動産投資をするために銀行から大金を借りて失敗したら、何千万円という損失になり大変なことになります。
 だから、最初は20代の身の丈にあった投資から始めて、不動産投資のアンテナを張っていくと良いです。

 貯金の貯まりが早い人は戸建て投資からオススメしますが、貯金するのに2年間ぐらい時間がかかるのは嫌だという人が「余ったお金を投資信託に入れる」というのは、現在の市場の歪み的にはありだと思います。金融リテラシーというのは、そういうところから徐々に身に付いていきます。
 「評価が低いものは全て駄目」というのではなく、「その時に過小評価されている所にお金をいれていく」ことがポイントです。
 「通常の状態に戻るだけで価値が上がるし、上がりすぎている所に入れてもその先がない」という考えでフラットに見て下か上かを判断して、下のものを買えば良いですよ。

動画版はこちら!
「穴澤勇人のMIQTV」
コロナ禍生存戦略!20代サラリーマンに最適な副業とは?その2
https://www.youtube.com/watch?v=Iiqct6doMJw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?