視覚障害者が嬉しいと感じた配慮―発車せず待ってくれた運転手さん

バスの運転手さん、私がのたのたと乗って、カードケースをしまってそろりそろりと空いているであろう(ほぼ始発の停留所なので)優先席を探り当て座るまで、「発車します、おつかまりください」というアナウンスは流したあとだったのに、発車を待ってくださっていました。

バス内の移動は人にぶつかる可能性もあるし、バランスを崩す可能性もあるし、(少なくとも私は)そろりそろりです。
しかも座席は、ゆっくりそろそろ近づいて手探りで本当に空いているかどうかや座席の向き角度や座面を確認してから座ります。
どうしても時間がかかっています。

その上、実はもっと言えばその前にも、バスでICカードを機械にあてたあとで、ケースをまずその場でしまってからでないと、白杖を片手、もう片方の手ではバスの手すりやらを伝うため、動き(歩き)はじめることができません。

しかも都心のバスは、「発車します、おつかまりください」とアナウンスが流れたら、大抵すぐ出発するものと思っていました。
それを、私が座席に座るまで恐らく見守り確認してくださっていて、それからすぐにマイクで「発車します」と言って発車したので、感激したのでした。

おかげさまで安心安全に移動することができました。
ありがとうございます。

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