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”VIVITA ROBOCON in CO-SAKU谷 2021” レポート①

8月1日にキックオフした「VIVITA ROBOCON in CO-SAKU谷 2021」。定員を制限し、感染防止対策をしながら、子どもたちがロボット製作に取り組んでいます。夏休みも終盤となり、製作も佳境に入ってきました。

今回は、小学校4年生から中学生まで、8人が参加しています。ロボット製作のプロセスは、まず基本ロボットを製作し、その後、自由に改造していく流れ。子どもたちは、自分の都合に合わせてスケジュールを組み、コーサク室にやってきます。これまでの様子をご紹介します。

図1

まずは、ロボットの部品を専用ソフトで作図するところからスタート。X軸・Y軸の座標計算があり、図面どおりに正確に作図しないと、組み立ての時にやり直しになってしまいます。

図2

製作の中で、皆が苦戦するのはギヤボックスの組み立てです。シャフトに空いている直径2ミリくらいの小さな穴に、これまた3ミリくらいの小さな小さな棒型部品を通すのですが、これがなかなか難しく、ある程度強い力でぎゅっとやらないと入りません。

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このプロジェクトには技術サポーターがいますが、毎日いるわけではなく、つきっきりで教えたりすることもありません。子どもたち同士、先に経験した人が教えたり、学び合いながらやっています。

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ロボットのアームの改造を考え、3Dプリンターに興味を持った子どもたち。急きょ「3Dプリンター体験講座」を開催しました。一般的な子ども向けプログラミング・ロボット教室では、3Dプリンタ、レーザーカッターなどのデジタル工作機器を揃え、電子工作までできるところは少ないと思います。コーサク室の設備が子どもたち発の興味関心と結びついて新しい学びが起きる、こんなところがシモキタFABコーサク室の強みです。

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来週末に迫った中間発表に向かって、子どもたちのロボットが続々と姿を現し始めました。これからオリジナルの改造が始まります。楽しみ!

クラウドファンディング 挑戦中!

シモキタFABコーサク室は、まだまだ、まだまだ未完成。一緒に育ててくださる方々に出会いたくて、クラウドファンディング に挑戦しています。残すところあと8日あまり。応援をどうぞよろしくお願いします。


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