インターン生日記③(ともし): 2つのサマーインターンで学んだこと

どうもこんにちは、おしとやか関西人のともしです!
この2週間、コーピーからお休みを頂いて、就活生あるあるとも言われとる「短期サマーインターン」に2つ参加してきました。今日はそこで学んだことについていくつか書いてみよかなと思います。

これを読んでいる皆さんは優秀な方々で、いやそんなんできて当たり前やろ!と思われるかもしれませんが、学んだことを言語化するのって大事やないですか。やからまぁ、大学二年生の頃なんか僕もこんなもんやったなぁ...と温かい目で読んでいただけると嬉しいです。

目次はこんな感じ。めちゃめちゃバラバラです。
バラバラがパワハラに見えるあるある、これありますね。

1. 問題と課題の違いって? &まず考えるべき理想

スタートアップに1ヶ月身を置いて、僕が一般的なスタートアップの「第一ステップ」として学んだことはこうでした: 誰かの困りごとの一番深いところにある、「これさえ解決してくれんねやったら、ほんまにいくらでもお金出すねんけど。」そんな「真の課題」を見つけよう。

でもこの生半可な知識を持って短期インターンに挑んだ時、二つの過ちを指摘されました。
a) そもそも、問題と課題は全然ちゃう
b) 現状の問題を考える前に、理想像を持たなあかん

まず初めに、一般企業においてビジネスの出発点は、「現状の問題」ではないということ。「そもそも俺らの会社は、どんな社会を作り上げたいんや?」その理想から始まります。その理想に対して、現状何が壁になってんのか、何が足りていないんかという、「現状」が「理想」になっていない阻害要因こそが「問題」になります。ほんでその上で、その問題を解決するために自分らがやるべきことが「課題」になるんですね。つまりは、理想→現状→問題→課題→具体的な施策 となるわけです。この違いを誰も理解してへんくて、メンターに何回も突っ込まれてました。これが学び。

ほんで、こっからはただのコメント。
実際のところ、理想を第一ステップとして考え始めんのってムズない?というのが個人的な思いでした。理想って結局、「現状の問題が解決された状態」っていう言い方になりがちな気がして。みんな結局、現状/問題→理想 という考え方をして、だからその順番やとダメなんやって、という議論を1日中永遠にループしていました。ほんで上司に相談したいけど、自分たちも正確に何を聞きたいんかが分からず、変に上司の時間無駄にして、どやされるっていう時間が続いて、初日はほんまに地獄でしたね。地獄すぎて、地獄のそうべえ。(ツッコミ待ち)

2. スピード感を持て

勉強と仕事の違いの話の一つ。
勉強は時間がある中で自分のために100%を目指すことを求められるが、仕事はそうちゃうと。もちろん質は大事やけど、他人のためにやっている仕事においては、質と同様にスピード感を持って終わらせることが大事。

ここで詰まってめっちゃ考えた分、結局提案書間に合いませんでした、じゃあかんくて、ここの部分は詰めきれてませんが、とりあえず完成させました、が大事。自分のためにやる学生のお勉強気分で、他人のためにやるお仕事にも取り組んでたらあかんよ、というお話でした。

ちなみに僕はスピード感には自信があるんですよ。足がめちゃめちゃ速くて。サッカー部時代は活躍してました。(ツッコミ待ちパート2)

3. 人の時間を無駄にしたらあかん

3日間のプレゼン準備のなかで、上司メンターが15分のmtgを1日に何度か取ってくれるんです。最初の方って議論に行き詰まってるのに、予約したmtgの時間がいつの間にか来てまうんですよね。やばい、全然進んでないけど、何聞く?ってなった結果、聞き方として、今僕らはこういうことやってるんですけど、この議論に関して何かアドバイスありますか?みたいな中途半端な質問をしてしまって。その質問何?このmtgの時間で何を明らかにしたいんや?って聞き返されて。聞きたいことが今ないなら、後ででもいいのに、意図も分からん中途半端な質問で人の時間を無駄にすな、と怒られました。

自分たちは今、全体の中でどの部分の議論をしていて、何に困っていて、あなたにどう助けてもらいたいのか、ちゃんと明確にしようねというお話でした。

ほんで、人の時間を無駄にしないというのは、チーム内でも当てはまります。仮にmtg中に、他の人が全く知る必要のない管轄外の話が誰か一人のために出たり、どうでもええ雑談が長々あったりするのなら、それは多くの人の時間を無駄にしてます。7人中5人に必要のない話が5分続けば、会社全体として25分も無駄になります。mtgは簡潔に終わらせるのが重要である理由はこういうとこなんでしょうね。(いやそもそもこの記事読むん時間の無駄説。(そんなこと言わんといてくださいね))

4. 死に物狂いで頑張った人しか成長できん

僕のチームは7人やったんですけど、一人の子が自分からリーダーシップを取ってくれました。でも正直言うと、自分の意見を優先しがちやったり、今何について議論しているのかが本人自身も明確でなかったりと、そこまで超リーダーシップを持っている子という訳でもないなという感じでした。その上先ほど書いたように、初日は同じ議論でループして全く進まず、上司にもとやかくお叱りの言葉をいただいてほんまに地獄みたいな1日目やった訳です。実際、初日の終わりに本人はめちゃめちゃ泣いてました。

でも、結局、その子は3日間リーダーを務め続けてくれたし、最終発表の質疑応答も全部自分から進んで答えてくれました。要は、この3日間で誰よりも成長したいという気持ちがあって、どんだけ大変でもその役目からその子は決して逃げへんかったんです。

最終日のプレゼンの後に、お互いのよかったところと改善点をチーム内で伝え合うプログラムがあったんですけど、他の子と比べてその子の改善点だけやたら出てくるんですよ。でも、それって裏を返せば、逃げずに必死に頑張ったからこそ、いっぱい悪いところが見えたんやと思うんです。ボロを見せまいと高飛車に、揉め事を起こすまいとやんわりと議論に参加する人(僕も含めて他のメンバーは少なからずそうやった)も多いとは思いますが、ボロを出してでも泥臭く頑張らんと、人は成長する機会さえないんやな、と。あれに似てますね、中学受験時代、塾の宿題で間違えるともう1回解かなあかんの嫌すぎて答え写すけど、君それ結局自分の為になってないよ、って先生に諭される感じですね。いや例えヘタクソか。

最後に雑談 (これが一番おもろいかも)

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ここからは雑談。
最近ボケとツッコミの精度を高める練習をしてるんですよ。

きっかけは二つあって、一つは、お笑い芸人の又吉直樹が書いた「火花」っていう小説。流行っていたので読んだ方も多いかもしれませんが、売れない2人のお笑い芸人の生き様を描いた作品です。二人のやりとりって日常会話でも基本ボケとツッコミなんですよ。例えば、メールでも最後の一言に意味わからん一言を付けるんです。「吉祥寺に住む。今どこおる? 夥しい数の桃」とか。素晴らしいのは、その訳わからんボケに対して、もう一人が「今高円寺です、今から吉祥寺向かいます。 泣き喚く金木犀」って返すんですよ。なんかこういうのって良くないですか?

もう一つは、僕の友達のことなんですけど、僕がどんだけしょうもないボケかましても、対面でもメッセージでも絶対にツッコんでくれるんです。そういう人と話す方が僕は居心地いいんですよね。

なんか最近って「草」とか「ワロタ」とか言って、せっかくのおもろいボケ・おもろい話を台無しにして、会話を止めてしまう人が多い気がしてて。誰かがせっかくボケてくれたなら、適当な返しをするんじゃなくて僕の友人のようにちゃんとツッコんであげたいし、火花の二人のように日頃から自らボケツッコミを楽しんでいけたら、人生楽しくなりそうやなっていうお話でした。

これで終わりです。いやこの日記全然おもろいか分かりませんけど、ちょっとでも楽しんでいただけたなら幸いです。

IPPONグランプリ「大不幸中の小幸い。何があった?」

マイアンサー
「スマホ落として画面バキバキになったけど、左右対称で意外と芸術的」

もうええわ!

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