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コルクラボがこの秋、文化祭をやる理由を佐渡島さんに聞いてみた

こんにちは。コルクラボ文化祭 広報スタッフの水野です。コルクラボでは、2018年11月、文化祭を開催します。コンテンツが好きな人、オンラインサロンの空気感を知りたい人、佐渡島庸平の考えが気になってる人などに、ぜひお越しいただきたいイベントです。(内容をふくめ、詳細は近日発表します)

そして、このnoteアカウントは文化祭に合わせてつくられた公式のもので、関係者の話を集め、まとめていきます。

今回の記事に書いてあることはだいたいこんな感じです。

佐渡島庸平さんにきいたこと
・コルクラボが文化祭をするきっかけ
・コルクラボ独特の、作家との距離感
・どういう人が文化祭をたのしめるか

「コミュニティを学ぶコミュニティ」として2017年1月より開始したコルクラボは、何度かのメンバー募集を経て、200名ほどが参加(数百人が参加待ち)しています。これまで、ラボの内外で、読書会や勉強会、合宿など、様々な取り組みを行ってきました。

このコルクラボ文化祭noteでは、コルクラボ文化祭の開催の経緯や、ねらい、そもそもどんなことをするのかについて、まとめていきます。文化祭のチケット販売を見据え、イベントの中身をより知ってもらうべく、様々なストーリーをためておく場所にしたいです。

ということで、まずは、佐渡島庸平さんに、文化祭のことを聴きました。(9月下旬、コルクラボの定例会終わりに、近くの居酒屋で15分ほど、時間をもらっています。その際に録音したコメントを書き起こしています。)

聞き手は水野です。

ーーーなんで文化祭をやることになったんでしたっけ?

佐渡島 去年(2月)のホリエモン祭をみて、ずっと、ああいうことをやりたいと思ってたんだよね。だけど、ああいう規模のことをコルクラボのみんなができるか、というのは、正直まだ去年はイメージがつかなかった。堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の人たちほど、うちはガツガツしてないし(笑)。

それでも、1年半経って、読書会とか、合宿とか、いろんなイベントを自分たちの手でつくる経験を重ねてきて、今ならできるのかなって。

ーーーなるほどー。

佐渡島 それと、ああいうイベントはコミュニティ自体が強くなるんだよね。コルクラボでは、手取り足取りで教わる機会はないけど、メンバーが順番に、定例会の企画をしたり、イベントの幹事をしてるよね。役割もうまく回っているし、最近では、polcaを使ったクラファンをしたり、外へ向けてnoteを書く習慣がついてきた。

コルクラボは、みんなの自主性を大切にしてるのもあって、時間をかけて、ゆっくり、そういう機会を増やしてきてる。みんなは知らないだろうけど、編集してるんだよ(笑)実は、コミュニティが育っていく順序を考えてるんだよね。

ーーーところで、今日いちばん聞いておきたいことなんですが、コルクラボ文化祭って、来場者には、どんな楽しみがあるのでしょうか?

佐渡島 コルクラボでは、作家本人が参加する読書会をやることがあるけど、それって本当に珍しいことなんだよね。フラットな関係で。作家が出演するイベントって、サイン会、トークショーとか、お客さんと距離があるのがふつうだよね。だけど、コルクラボの読書会って、小松成美さんや、伊東潤さんもそうだけど、作家が来場者と同じ目線で、何なら友達みたいな距離感で、そこにいるんだよね。

ーーーわかる気がします。コルクラボのメンバーも、作家さんをリスペクトしつつも、距離が近くてドキドキする、という声をよく聞きます。

佐渡島 そうそう。それは、本を読んだり、コンテンツが好きな人にとっては、ほかでは得られない、おもしろい体験だと思う。

ーーー日頃から、クリエイターへのリスペクトが強い人ほど、文化祭でその空気感に触れて、びっくりするかもしれませんね。わくわくするというか。

佐渡島 だってさ、こしのさん(こしのりょう/漫画家)なんて、コルクラボにメンバーとして入ってるけど、一流の作家だからね。ラボにいる、今どきの若者なんかには「Ns'あおい」を知らない子もいたりして、いや、モーニングで連載するなんて本当にすごいことなんだけどね(笑)。

これは、決して、こしのさんが軽んじられてるというわけじゃなくて、業界の外にはいろんな価値観をもった人がいるということだし、こっしーはそこに自ら飛び込もうとしているわけだよね。

ーーーまさに、こしのさんは漫画教室の活動をはじめとして、コルクラボ内でしぜんにリスペクトを集めています。

佐渡島 漫画を描くことをがんばって、うまくいったとして、作家と編集者の役割は良くも悪くも固定化してしまうし、業界の中で地位ができるというか、リスペクトを得ることに慣れてしまうけど、そこの関係性とは別に、コルクラボのような場所で、誰が相手でも、フラットなコミュニケーションをしているのは、作家としても、創作に良い影響がきっとあると思うんだよね。

ーーーありがとうございます。文化祭のこと、来てくれるお客さんはもちろんのこと、コルクラボの中に向けても、もっとコミュニケーションの機会があるといいなと思うんですが、またお話を聞いてもいいですか?

佐渡島 もちろん!いいよ。

(今日はここまで。つづきます。)

今後このnoteアカウントで書いていきたいこと
・業界ごとのスペシャルな人材を抱えるコルクラボの中からえらばれた、文化祭リーダーはどのような人か
・文化祭の会場がいかに素敵であるかと、そこを選んだ理由
・文化祭のコンセプト『好きのおすそ分け、どうぞ』がつくられた過程と、つたえたいことについて

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