このオリーブオイルに出会った話
はじめに
こんにちは。
株式会社コリッコのマリアこと鎌田あみです。
いつもコリッコを応援してくださってありがとうございます。
今日は、
いつもコリッコのオリーブオイルをご愛用いただいている皆さんや、
まだ飲んだことないけど使ってみたいなぁ。と思ってくださっている皆さんに
(そうです!うちのオリーブオイルは飲めるほど新鮮です。)
コリッコがどういう経緯で
このオリーブオイルと出逢ったかの話をしたいなと思います。
長年ファンでいてくださる皆様は、
知ってるよーという話かもしれませんが、鎌田ファミリーの一員、私(マリア)目線で語ってみようと思います。
イタリアとの出会いは、書家おじいちゃん
メイン写真のおばあちゃんの旦那さんにあたる鎌田のおじいちゃんは書家でした。
福岡県の博多旧市街地にある聖福寺で「書」を学んでいたら、
素敵なご縁が繋がって、
なんと
2006年、イタリアのアルテーナ・ボルゲーゼ宮殿にて「書の実演、寄贈」をすることになりました。
茶道も嗜んでいた崇暉さん。
ボルゲーゼ家の貴族の皆様を大変喜ばせ、この会は大成功に終わったそうです。
日本文化を嗜むというのは、本当に素敵なことですね。
もちろんお義祖父様も外国の方を喜ばせるために書や茶道をやっていたわけではないでしょうが、言語の壁があったとしても、文化を通して人と交流することができるなんて本当に素敵!
私も見習わなければ…
ちなみに調べたら、wikipediaに名前が出てきました(笑)すごいお義祖父様です。
イタリアのご縁をビジネスチャンスに!
翌年2007年、義父(崇暉さんの息子)の崇裕さんが、イタリアで起業。ビジネスにチャレンジします。
現地の仕事パートナーにも恵まれ、なんと現地法人まで設立。
現地で過ごし、コミュニケーションを取り、「香水」ブランドの開発まで行うなど、
上手くいくかと思いきや、
2009年リーマンショックが起き、撤退を余儀なくされます。
しかし、お義父様のすごいところはここからです!
2013年 現地法人のパートナーから
「私の親戚がたくさんいるシチリアの食材を日本に輸入しないか?」の一声で、
今度は自分の息子(浩嗣)を連れて、シチリアに向かいます。
そうして出逢ったのが、現在まで輸入し続けている
オリオ・プロベンザーニ社(Olio Provenzani)のエクストラバージンオリーブオイルです。
2014年から毎年輸入しております。
お義父様のすごいところは、「諦めない」「辞めない」ところです。
せっかく繋がったご縁を大切に守り続け、失敗したことがあったとしても、イタリア人のパートナーを尊重し、コミュニケーションを取り続けていたこと。
決して簡単なことではありません。
孫(浩嗣)の代に突入!
祖父→父→現在 3世代に渡って受け継がれて、ついに孫の浩嗣(社内ではジェロと呼んでおります)がこの事業を引き継ぎます。
上記は、浩嗣が初めて開催したクラウドファンディング。2016年ですねー。
月日は流れ、
幸いにもファミリー経営のOlio Provenzani社も
次世代の息子たち(本物のジェロ)が社長になり、
現在は同世代で楽しくビジネス、かつ交流を深めています。
なんとも不思議なことに、Olio Provenzani社も3兄弟で、
長男:ジェロ 次男:ニコラ 長女:ジュリア
浩嗣も3兄弟
長男:浩嗣 次男:康嵩 長女:恭歌
という素敵な偶然が重なっており、そんなご縁から、
現在鎌田ファミリー内では、プロベンザーニファミリーの名前を借りて、イタリアンニックネームで呼び合っております☺︎
ジェロの奥様が、マリアさんなので、私は、マリアと呼ばれております。
オリーブオイルの輸入は、今年で11年目。
こんなにも長くこの事業が続いているのは、
毎年このオリーブオイルを愛用してくださる皆さんがいるからです。
本当にいつもありがとうございます!
そして、本当に美味しいものって伝わるもんだな、と感動さえ覚えます。
私(マリア)自身がこのオリーブオイルの事業に関わり始めたのは数年前からですが、私よりずっと前から、中には10年以上もこのオリーブオイルを使い続けてくださっている方もいます。
でも、気持ちわかります。
このオリーブオイル、本当に美味しいのです。
生搾りのフレッシュさが残るトロトロとした感じと、飲んだあとに感じる、喉にピリッとくる辛み。でもマイルド!
私に、「ポリフェノールってこれよー。」と初めて教えてくれた存在が、このオリーブオイル。
美味しいのに、身体にもいいことづくしで、
最高の調味料だな。と感じる日々です。
心から今年の新作のオリーブオイルを味わう日がとっても楽しみです。
輸入費の高騰が少し心配ですが、今年もみなさんと一緒に輸入を実現したいと思っております!
クラウドファンディングも1月末〜2月初旬頃開催予定ですので、ぜひ応援もよろしくお願いします。
もちろん、今すぐお試しいただきたい方は、2024年度版(2023年度搾油分)のオリーブオイルはまだ在庫がございますので、オンラインショップをご覧くださいね。