見出し画像

見積書を出すのに1日以上かかっている場合は、ボトルネックを早めに改善しましょう。

取引先から「見積書を出してくれ」と言われて、その日のうちに出せない会社があります。

もちろん、複雑な原価計算が必要であるとか、外注先に確認しなければならないため、すぐには見積書を出せないというケースもありますが、ここでの時間のロスが受注のロスに繋がっていないかを一度よく精査しておく必要があります。

先方が「見積書を欲しい」ということは相手が会社の商品やサービスに関心を持っているというメッセージであり、それに対してはできるだけ迅速にかつ的確に対応した方がベター。まさに「鉄は熱いうちに打て」です。

もし、現行の業務フローで見積書を出すのに時間がかかるのであれば、そのボトルネックとなる要因を日頃の活動の中で早めに一つ一つつぶしておくべきです。少なくとも縦の連携、横の連携を強化し、会社内でスピードアップできることは全てやった方が良いです。

ある会社では製造する際に上乗せする技術料の計算式が難しく、社員がそれに戸惑ってなかなか見積書を出せないという状況でした。その後、その会社では簡単なシステムを構築して誰でも容易に技術料の計算ができるようになり、すぐに見積書を出せる体制ができました。

この場合、計算が面倒なので、社員がついつい見積書を作成する仕事を後回しにしていたのがボトルネックだったのです。

中小企業はスピード勝負。少なくとも、見積書を出すのが遅くなって、先方からやる気があるのかと疑われる事態は避けましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?