見出し画像

キャリコン力UP→「べき」と向き合う

1年契約の社員が、更新をして2年勤めたが会社都合により転籍になった。
まったく同じ仕事内容であるが新たな労働契約では、給料が一割も下がるなど待遇が変わってしまった。

という状況をあなたはどう感じますか?

「そんなの仕方ないよね。だって有期雇用の契約社員なんだから」
と思うのか

「同じ仕事内容でしょ?おかしい」
と思うのか

さて、どっち。

この積み上げていくキャリアを正当に評価されない状況を、
正社員にならないんだから仕方ないでしょ。
という、自己責任論にして良いのだろうか。

会社が変われば、その人のキャリアはリセットされてしまうのか?

働き方の多様性を認めるのであれば、正社員であろうと、契約であろうと、どんな働き方であろうと、積み上げたキャリアの分だけ報酬があるべきではないか。

というのが最近の私の中にある問い。

私たちキャリアコンサルタントは、様々な体験を通じてこういう問いと向き合っていく必要があります。

支援者の中に「正社員であるべきだ」という固定観念があるとしたら、その価値観を相談者に押し付けてしまう。

多様性は実現させられない。
可能性も広がらない。

世の中のちょっとおかしいな。
自分の中にあるあるべき。

にアンテナを立ててみると、相談力は上がります。

これ、ほんと。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?