大学職員はなぜ横柄なのか

こんばんは。大学職員はなぜ横柄なのか――。ちょっとググると出るわ、出るわ。学生さんと思しき人達からの正当な指摘。もちろん良質な職員もいるのでしょうが、私もこれまで見てきて、かなり高い確率で横柄です。まず、これについてなぜなのかを考えたいと思います。その後、学生の皆さんがどう対処できるか、ちょっと考えてみましょうね。

大学職員は皆、どこかの課に属しています。その中で学生さんが関わるのは主に教務課、学生課、就職課といったとこでしょうかね。就職課はまあそんなに悪くないでしょ?やはり学外に開けてますからね。教務課と学生課、問題はこの2つですね。教員から見てもそう。この2つは概してよくありません。かわいそうなのは新卒のまともな職員さん達が数年でやめちゃうことです。やめる方向に追いやられるんでしょうね。で、大変なのが残る…。公務員にも似てるかな?!

大学職員の属する各課は「小さな村」です。その「村」の中で教務課と学生課は外との交流がほとんどありません。「村」の内部はそれぞれ互助構造となっており、守り合います。それができなかったらいじめられ、追いやられます。基本、守り合う。だから、少々のことがあってもびくともしません。意見箱への投書や保護者からのクレームの電話なんか鼻で笑ってます。なお、各職員は課という「小さな村」の一員でありながら、XX大学職員という全学規模の「大きな村」の一員でもあります。課が変わることは普通にありますし。このように大学職員は1人につき「小さな村」と「大きな村」の2つの「村民」です。

(ちなみに教員が属する各学部各学科は基本的に「村」ではありません。学者系教員がほとんどのところはそうです。一人一人が自立しており、自分の意見を述べます。但し、資格系の教員が多いと「村」に近くはなりますが)

さて、学生の皆さん。ムカつく大学職員の対処法ですが、投書や保護者からのクレームが利かなければどうしましょう。いやー実はこれはね、内容が余程でないと難しいですね。ある意味、学内最強です、彼らは…。私は数日前に、こんな投稿や

こんな投稿をして

ハラスメント委員会の強さをお伝えしましたが、これは教員に対する案件だと有効ですが、職員に対しては効力が落ちます。だって、

①委員会に職員が含まれていれば訴えられている職員を守るでしょう。職員はお互い「村の仲間」。仲間同士助け合う。

②教員の委員ですが、あまり期待できません。なぜなら、

2-1:学者系の教員は基本的に余程問題のあるハラスメント以外はあまり問題にしない。どうでもいい・くだらないと思ってるし。

2-2:学者系教員・資格系教員の双方に言えますが、教員は事務員を敵に回したくありません。「復讐が怖い・面倒」、「ライバルのような存在ではない」からです。

という、①、②の内情があるからです。

だから教員にムカつくのをはるかに超えたムカつき(刑事事件レベル。でもその場合は警察へ)でない限り、職員を相手にしても時間と労力を浪費するだけなので、泣き寝入りということになります…。教員も事務員には困ってますが、あまり何もできません。すみません。2010年くらいまでは職員・教員>学生という力関係だったような気がしますが、そこから、職員>学生>教員という力関係に変わってきちゃいましたね、はい。

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