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自分への評価を考える

前書き

学生時代が終わりを告げ
社会へと一歩を踏み出したときの
不安と期待は今も覚えていいます
18歳で上京し右も左もわからない中で一人暮らしが始まり
駅前の惣菜コロッケが毎日のおかずでした

環境の変化の差は人それぞれ違うかもしれませんが
実家暮らしでプライベートはあまり変わらない人や
一人暮らしを始めて今までの暮らしが180度変わってしまった人
そんな人たちへの足掛かりになればいいと思います


そもそも評価とは?

学校では成績表というわかりやすい評価をされます
自分が納得するかどうかは関係なく形(点数)として現れ
ある意味で公正な評価と言えます
社会に出ると人事評価という
それぞれの会社での評価基準で評価されることになります

一般の会社では利益を出すことが目的となります
とてもわかりやすい仕組みです
それが福祉業界では少し複雑になります
介護や保育のように利益というのがない業態では
利益第一ではないところに目に見えない成果が含まれます
福祉業界における人事評価の難しさは成果がわかりにくい上に
評価する側(管理職)の心情(印象)が
含まれるという点にあるのではないかと思います
つまり数字では見えないので心象が優先されてしまうということです

評価側がどんなに正当な評価を心がけたとしても
評価欄に対象者の印象や姿勢のような
かなり曖昧かつ関係性が多分に含まれるような要素が
評価に大きく影響します

例えば長年、苦楽を共にした職員新卒の職員
能力値で測れば同程度でも評価欄には
双方の職員の人柄や人格など知っている分が考慮されます
そうなると
新人職員にはアピールする時間も理解し合う時間も圧倒的に足りていません
これで公正な評価判断ができると言えるでしょうか

人が人を評価するのは
とても難しいということです

登る人生(組織でのキャリアアップ)

続けることの難しさと
続けている人の努力は尊敬でしかありません
長年を費やして組織に貢献し
それが自分の満足につながる働き方を見つけられているのは
誰でもできるわけではないでしょう

終身雇用という言葉は
今の若い人たちにはわからないかもしれないけれど
組織に尽くし支えていくことに献身的な時代がありました
そこでキャリアを積み重ね昇進するのは難しいことです
席は限られていて能力があれば上がるわけではなく
上司との付き合いや関係性など
自分の能力以外の要因が必要となります
本当に社会とは働きづらい世界です

保育業界にいる方は
すでに終身雇用なんて言葉は死語でしょうね


進む人生(個人のキャリアアップ)

今は個人の能力が評価されてきていて
能力評価(成果評価)が重要視されるようになりました
年功序列のように年齢が上がればチャンスがくるような
よく考えると変な仕組みが徐々に改善されてきて
組織の形態も変わってきました
とは言え変わってきたと言っても今だに年功序列で
能力のない上司がいる組織は多いことでしょう
(自分も能力ないですが…笑)

ひと昔は前はチームによる戦略的業務が主でした
しかし近年は個人主義による能力による業務効率化に
シフトしているように感じています
組織に頼らず個人の能力向上を目指す人が多くなり
それは良い傾向かと思います

ですが個人主義や意識が高い人間ばかりだと
組織としての形を保てなくなるのも事実
目標設定とメンバーの意識(方向性)が
一致していることが前提になるでしょう

我々の間にはチームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。
あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ

攻殻機動隊 S.A.C.

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