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雨の日が楽しくなる仕掛け

シアトルの冬は本当に雨が多くてですね、だからと言ってテンションが下がるわけではないのですが、

「あー、今日も雨だなー☔️」

という感じ。

でもせっかくなら、このシトシト雨を利用して、街が楽しくなる仕掛けを作りたいなあ、とか思ってしまうわけです。

前にもこちらのnoteでそんなアイデアを書き記したことがあるのですが、

今回もまた違った切り口のアイデアを。

雨の日だけ浮かび上がるアート

韓国のデザイナーが仕掛けたアイデアです。

その名は「Project Monsoon」。

3週間も雨が降り続けるソウルのモンスーン期間をもっと楽しくするために、「hydrochromatic paint」と呼ばれる特殊なペンキを使って、道路に絵を描きました。

それがこちら。

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めっちゃ素敵じゃないですか?

濡れることで色が浮かび上がるペンキなので、雨が降らないと全体像が見れない。

だから、雨の日が待ち遠しくなる。絵のセンスもいい感じ。

参考記事はこちら。

雨の日に使う道具を楽しくする

前々から思っていたのですが、

傘が楽しくなれば、雨も楽しくなると思うんですよね。

ニューヨークのMOMA美術館に行った時に、こんな傘がありました。

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雨なのに晴れてる!

こういう発想いいですよね。

これじゃなくても、超お気に入りの傘を1本持っておくだけで、雨の日が少し楽しい日になると思うんです。

「次使える日はいつかな〜」とか。
「その傘かわいいね!」から会話が広がったり。

コンビニの透明傘もいいけど、自分らしい傘とか、雨具を用意するのもいいと思います。

※一応上の傘のamazonリンク貼っておきます。アフィリじゃないです

傘をシェアするサービス

ちなみに「アイカサ」という傘をシェアするサービスがありまして、

コンビニのプラスチック傘ってリサイクルしづらいし、雨がやんだら捨てまくる人いるし、いろいろ問題抱えているんですよね。

なので、『傘を持たない生活』始めませんか?

ということで、駅とかにレンタル傘が置いてあって、LINE登録するだけで使える。返却も拠点がいっぱいあるからラクチン。というサービスです。

アイカサキャッチ

今はまだ、1種類しか傘がないようですが、ここにもいろんなデザインの傘とか、和傘とかあったら、もっと使いたくなるし、雨の日が楽しくなると思います。

ちょっと余談

雨関係ないけど、寒い日にしか起きない現象を逆手にとったアイデアが、海外で話題になっていたのを思い出しました。

それがこれ。

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海外のマンホールって、めっちゃ謎の煙出るんですよね。

その煙を湯気に見立てて、コーヒーの宣伝にしちゃった「フォルジャーズ」というコーヒーブランドの広告です。

確かに飲みたくなる。

雨の日が愛おしくなるキャッチコピー

コピーライターなので、最後はいい言葉で締めくくりたいと思います。

始めは、私が敬愛する岩崎俊一さんのコピーから。

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『花を育てるようになると 雨が好きになる。』

『雨の日の記憶は濃い。』

ガーデニングやっていないけど感覚的にわかってしまうのがこわい。

そして、雨の日の記憶が濃い、もなんか思い返すと実感値がある。

すごい気づきですよね。

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『雨が嫌いだった頃、わたしはまだ、誰のことも、好きじゃなかった』

ルミネのコピー。尾形さん(コピーライター)の目線すごすぎ。

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『雨、風、霧。人がつくれないもので、 いいお茶はできている。』

ちょっと路線違うけど、そごう・西武のコピー。

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『比叡山に、やがて月桂冠になる雨が降る。』

月桂冠のコピー。改めて、自然に生かされていると感じますね。


以上、最後は心揺さぶる言葉たちで締めさせていただきました。

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