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第3回THE NEW COOL NOTER賞始まる世界部門~10/5講評

第3回THE NEW COOL NOTER賞「始まる世界」部門へご参加いただいている皆様。

本日までで、早くも14作品もの応募をいただいています。
ある参加者様から質問をいただいていますが、8月部門、9月部門に応募いただいた記事の「続きの記事」を応募いただいても構いません。
8月から10月、そして11月にかけて、THE NEW COOL NOTER 賞の各部門は一つの大きな流れとさせていただいています。

皆様とともに、展開し、自分とそして人と出会う賞でありたく思います。
ふるって、ご参加いただければ幸いです。

なお、本日は2つの応募記事へ審査委員それぞれからの講評を掲載させていただきます。

どうぞ、楽しんでいってください。

(本日の講評者)

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<講評(一奥)>

生きることは苦しみである、と言うと月並に思えるかもしれませんが、日々の様々な葛藤の中で私達は生きています。
決断の瞬間とも言えるもの、一瞬一瞬気を張らねば、まるで当たり前に素通りするようでいて、実はとても大切な瞬間が、1日に30はあるとも言います。

その中で、できることは何であるか。
できないことは、何であるか。
できないからといって、一人で抱え込むのかあるいは目を背けて抱え込まないようにしてしまうのか。
――あるいは、誰かとのつながりの大切さを意識し続けるのか。

千葉さんが、言葉の隙間の中で、鋭利に鋭利に研ぎ澄ませ、そして注意深くおっかなびっくりでありつつも、選び取ろうとする言葉選びそのものに、生きることや苦労されてきたことの苦悩がにじみます。

このような言葉選びでなければ、表現し得ない。
このように言葉と斬り結ばねば、吐き出し得ない。
その姿が、浮かびます。
しかしそれは奇矯ではなく、私達の誰にも宿るものの一つの顕れである。

世界はそこにあり、始まることを座して待っている。
それが、閉じられぬようにすることにこそ全霊で耐えうるべきものがある。

千葉さん。
今月もご参加いただき、ありがとうございました。

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<講評(洋介さん)>

人と違うというのは辛いものだ。
特に子供の頃は
人と違うことがとても辛い。
同じであることのみを要求される
学校というシステムでは、
多くの人と違うことの
苦しみは理解されることはない。

人間の中には多くの人格がある。
誰でもそうなのだが
多くの人は気づくことはない。
多くの自分に気づいたときに
人は大きく変わる。
環境に作られた自我という自分、
本質的な意識の自分、
自我を観察する大きな自分、
肉体と言う縦軸に宿るカルマ、
人の意識の中には多様な自分が
いることに気づくと人は変わる。

物質である肉体と遺伝された
細胞と細胞に宿る情報、
実体は無いが何処までも
飛翔する意識という自分、
事象は状況により意識を
変成させて意識を覚醒へ導く。
全てを比べることなく
競わせることなく争うことなく
存在を受け入れ、
分けることなく
一つであることに気づくこと、
時間という概念を超えて意識を
覚醒させる事の大切さが分かる。

二極の世界から脱することで
不要な概念を捨て
対立の外で調和させる。
道理を学び強く
しなやかに生きることは重要だ。
二極の世界の対立を脱する
そのことによってのみ、
初めて根源的な世界の法則が見える
ことが示されている。

精神と肉体の中で生きる
受け継がれる魂が調和へと
導いてくれたことを感じました。

LVNさん、
ご参加いただき有難うございます。

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*講評は分担制としているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。

全体の募集要項はこちら

始まる世界部門募集要項はこちら

応募作品はこちらのマガジンに収録されます。
 あわせてこれでも母さんが主催するこちらのマガジンにも収録されます。
 他の参加者様の作品もお読みいただき、ぜひ、当コンテストを通して新しく知り合い、また仲良くなった、との声をお聞かせください! 皆様の縁がつながるコンテストでありたく思います。

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