生き急ぐ私の毎日
私は普段から生き急ぐタイプの人だ。一人暮らしを始めるようになってからその兆候がより顕著になってきたように思う。今日は私の生き急ぎエピソードをいくつか紹介したい。
エピソード1 リンゴで手を切る。
仕事から帰って、とにかく急いでいた私は早く晩御飯を食べなければと思った。帰宅後インスタントのパスタを慌てて作り、急いでかきこんだ。でもお腹がまったくいっぱいにならなかった。そこで目についたリンゴを食べようと思いたった。そしてリンゴの皮を慌てて剥いていると包丁の刃が滑り、左手の親指と爪の間にぐさりと刺さってしまった。かなり痛かった。慌てて止血しようとしたが、全然血が止まらなかった。そしてそのまま貧血になり立てなくなってしまった。30分くらい横になって絶望していた。それ以来、怖くてリンゴが食べられなくなってしまった。
エピソード2 カップラーメンバリバリ。
その日も仕事から帰り、とにかく急いで晩御飯を食べなければいけないと思った。カップラーメンが目についたので食べることにした。まずお湯を沸かさなければいけない。電気ケトルだと3分ほどでお湯が沸く。しかし生き急ぐあまりその3分がどうしても待てなかった。途中で電気ケトルを止め、ぬるいお湯をカップラーメンに入れた。そしてカップラーメンができるまで3分待たなければいけないが、これも待てなかった。多分、1分半くらいしかたっていなかったと思う。ぬるいお湯で1分半しか待たなかったカップラーメンはバリバリで全然おいしくなかった。
エピソード3 シチューを作った。
この日はめずらしく自炊を試みた。ルーを買ってきて具材と一緒に煮込むだけなので失敗はありえないと思った。具材をいい感じに炒めて、ルーを入れ、あとは煮込むだけになった。しかし煮込む時間が長すぎてどうしても待てなかった。あきらかに途中だったが、火を止めて食べ始めてしまった。イメージしていたシチューのとろみはなくしゃばしゃばだった。しかも底にはルーの固まりが沈んでいた。大失敗作だった。
エピソード4 グラタンを作りたかった。
この日も自炊を試みた。グラタンを作ろうと思い。チーズやグラタンの素などをスーパーから買ってきた。そして家について早くご飯を食べなければと思った。そのとたん、グラタンを作っている時間がもったいなく感じた。そして買ってきたグラタン用のかけるチーズが目に入った。「今日の晩御飯はこれでいいか、、、」と思ってしまった。なのでその日の晩御飯はグラタン用のかけるチーズを生のまま貪り食った。案の定そのあとお腹を壊し散々だった。
以上が私の生き急ぎエピソードです。自分はいったい何をしているんだという気持ちになっている。しかもこんなに生き急いで、余った時間何をしているかというと、ゴロゴロしているだけなのです。なので今年の目標はもっとのんびりと余裕をもった生活を送ることです。