跳虫成長(バッタせいちょうする)
庭に出ると無数のバッタが飛び跳ねます。近くに寄るまでは全く気づかないので、足元から緑の花火が散っているような感覚です。緑の保護色が、見事に同じ帳合で草の色と一致しています。
梅雨前には小指の先ほどだった子バッタも、今では薬指ぐらいにまで成長しています。カモフラージュして身を隠し、どれだけの数が生き残っているのでしょうね。自然は厳しい世界です。
今の七十二候は「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)です。まさに今の時期そのものですね。今年は換気強化のため、通勤バスの窓は開放されたまま。生暖かーい風が窓から入ってきます。
ちなみに、8月2日からの次候は、「大雨時行」(たいうときどきふる)です。今年は時々どころか、しょっちゅう降ってる感じです。大雨の災害情報も、コロナのニュースも当たり前のようにさえ感じる今年の環境は、もう繰り返して欲しくないですね。
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