見出し画像

ダイアログ「ゆるくマジメに! 女性の性を語る・考える・楽しむ」

ワークライフバランスプレゼン勉強会で、プレゼンとダイアログを行いました。
テーマは「ゆるくマジメに! 女性の性を語る・考える・楽しむ」

◆ 「わたし」主体の性

画像1

性の問題に関して、特に子育て中の女性の関心は、「子どもにどう教えたらいいか?」というテーマに集約されるのですが、子どもに向けての性教育でなく、性暴力やセクハラなど「問題」についてでもなく、

「わたし主体の性」

を語れることがとても大事だと思うのです。

「わたし主体の性」に、「正解はコレですよ」という誰かのお墨付きはいりません。
自分で考えて、自分にフィットする答えをもてばいい(考えるために、知識や対話はもちろん大切)。

子どもに伝える必要があると思えば、伝えればいい。
子どもは子どもで、自分で考えて決めればいい。
そういうサイクルが作れたらいいな~と思います。

そしたら、性も、教育も、政治も、何でも、すごく変わると思うな~。

◆ 性的な価値観と自己肯定感の関係 

画像3

ひとりを除いて全員女性のご参加者でしたが、年齢やバックグラウンドはそれぞれ。だからもちろん価値観もそれぞれだと思います。

その中で、

・ジェンダーギャップ121位という超絶ジャパンだけあって、女性の「私なんて」「私には無理」「私が悪い」自己肯定の低さすごくない? 

・女性にとって、「性を楽しんでいますか?」への回答と自己肯定感って、相関関係があるのでは?(イノウエ仮説)

という部分に大きな反応をいただいた感触があります。

ダイアログでは、
女性という性への嫌悪や生きづらさについての話がけっこう出ましたね。

・少女のころがつらかったパターン
 → 男の子のほうが自由で選択肢が多いように思えた

・学生時代は良かったけど社会人になってつらくなったパターン
 → 男性に「見られ」「評価され」「忖度を要求される」

いっぽうで、大人になると、女性は出産の「適齢期」を迎えることで、現実的なテーマとして「性」に向き合うことになる。(出産の前提条件に「結婚」があるのも日本ならではだったりしますね)

「性を楽しむ」ことについて語るのは、日本の女性にとってはなかなか難しいようで、次回はもっと問いかけを工夫したいところ。
(※「性を楽しむべき」と言いたいわけではありません。性へのスタンスも人それぞれなので。)

そんな中、
「性はもっと自由でいい」
「結婚や出産と関係ない性があっても当然いい」

というご意見もいただきました😊
 
「愛あるセックスだけが良いセックスなのか?」
「性欲って…」

という問題提起も、とても興味深かった! ここらへん、掘り下げたいです。すごく。

◆ 女性が「自分の言葉をもつ」意義

画像3

継続して、ブラッシュアップして、みなさんとお話していきたいテーマです。
カフェでお茶しながら雑談っぽく…とかのほうが話しやすいんだろうけど、
敢えてこういう場で話したいっていうのもあり(笑)。
 
「ちょっとでも公的な場で」
「場の目的に資することも考慮しつつ」
「自由と責任をもって」
「わかりやすく、簡潔に、協働的な」

そんな発言ができる女性が増えることが、むちゃくちゃ大事だと思うので。 
私自身、そうなれるように、もっと機会を作り、利用し、経験を積みたいと思っているのです。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
続編にもぜひ来てください😊

● 参加してくれた安田サニークニヒデさんがレポートを書いてくれました。こちらもぜひ! なんと上中下と3回戦!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?