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声の罪を背負って、生きていく。

2020/11/15 映画記録no.13『罪の声』

昨日、仕事終わりのレイトショーで、
念願の、念願の、念願の、『罪の声」を観に行きました!!!!!!

もう、待ちに待ったこの日!
ドキドキ、ソワソワしながら席座って、
今か今かと、部屋が暗くなるのを待ちました。

あっという間の、2時間20分でした。もう、最高。

昨日の今日で興奮冷めやらぬ、な状態ですが、
今日は、この『罪の声』についてまとめていきます。


内容。(公式ホームページより)

脅迫テープに使われたのは、幼き頃の自分の“声”だった――

小栗旬×星野源。
人気と実力を併せ持つ今の日本エンタメ界を牽引する2人が、
映画初共演となるこの秋最大の注目作『罪の声』。

原作は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で
第1位を獲得するなど高い評価を得た塩田武士のベストセラー小説。
フィクションでありながら、
日本中を巻き込み震撼させ未解決のまま時効となった大事件を
モチーフに綿密な取材と着想が織り交ぜられ、
事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れ、大きな話題を呼んだ。

事件に翻弄されながらも、
その奥に眠る真実に向かって力強く進む2人の男。
主人公の新聞記者・阿久津英士を演じるのは小栗旬。
これまでも数多くの話題作に出演し、
近年では『銀魂』シリーズでのコミカルな演技から『君の膵臓をたべたい』『人間失格』での繊細な演技まで幅広い役を演じ、
満を持して『ゴジラVSコング/(原題)GODZILLA VS. KONG』で
ハリウッド映画にも進出!
35年以上前に起き、
すでに時効となっている犯罪史上類を見ない劇場型犯罪の真相と
謎の犯人グループを追う新聞記者を、その圧倒的な存在感で演じます。

もう一人の主人公・曽根俊也を演じるのは星野源。
映画初主演の『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で
日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、
俳優・音楽家・文筆家として幅広く活躍している星野が、
父から受け継いだテーラーを営み、平凡な毎日を過ごす中で、
偶然にも幼少時の自分が知らないうちに
この日本中を震撼させた未解決の大事件に関わっていたことを
知ってしまう男を繊細に演じます。

35年の時を経て蘇る哀しき宿命――
観るもの全ての心を突き刺す感動のヒューマンミステリー大作が誕生する。
監督は、『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『麒麟の翼』
『ビリギャル』など映画ファンからも
評価の高い数々の大ヒット作を手掛けてきた土井裕泰。

脚本は、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」などで
土井監督とタッグを組み、
「アンナチュラル」や「MIU404」も手掛ける野木亜紀子が担当。

さらに、主題歌を担当するのは、ドラマ「テセウスの船」でも
大きな話題を呼び、
その独特の歌声と音楽性で多くのファンを魅了するUru。
本作のために書き下ろした儚くも力強い楽曲「振り子」が、
作品世界を優しく包み込みます。


インタビュー記事まとめ。


子供達の未来。

この映画は、
自分勝手な大人たちに翻弄された子供達がどうやって生きていくのか、
そのことにスポットが当てられていると思いました。

声を使われた3人の子どもは、
重い、重すぎる十字架を背負って生きることになる。
何もなければ、本来であれば、
それぞれに夢があって、その夢を目指して、今とは違う未来があったはず。でも、自分勝手な大人たちのせいで、
純粋だった彼らがたどる、過酷な運命が描かれています。

ちょっと、苦しくなる。
いや、結構苦しくなる。

35年未解決のままだった事件は終わりを告げて、犯人も判明しました。
でも、なんだか心が晴れない感覚がありました。
残された子供達は、その罪を背負って生きていくんです。
それがなんとも。


映画を見終えて。

登場人物一人一人の感情が、複雑でした。
みんな、自分にとっての「正義」を自分勝手に貫いていました。
それが一番正しいと、信じ続けて。

追われた人、追った人、
逃げた人、捕まった人、
知っていた人、知らなかった人、
亡くなった人、生きている人。

過去に、奮闘した若者。
時が経って、止まっていた時計が再び動き出して、事件が発生しました。
自分勝手な行動のせいで、
何も関係のない子供たちが犯罪に関わってしまう。

日本社会に対する色んなメッセージを、
色んな箇所に散りばめる野木さんは本当にすごい脚本家さんだと、
改めて痛感しました。
アンナチュラルといい、MIU404といい、逃げ恥といい、
社会問題を視聴者に投げかけてくれる技、もうほんと感服です。

「あなたは、どんな人生を送られたのですか?」

クライマックスに出てきたセリフですが、
この一言に、なんか強い思いが込められている気がするな…
と思いました。


にしても、テーラー職で京都弁のパパ源さん、
たまらなく、最高でした。素敵でした。かっこよかったです。
もう、大好きです。笑

では、最後にそんな源さんと、
舞台挨拶での源さんの写真祭りで終わります。ふふふ。


おりょう☺︎

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