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芸能界が変わり始めてる…?

2020/11/14 芸能記録no.14「女優兼実業家・柴咲コウが語る、今の芸能界とは」


いろんな報道で私たち一般人を驚かせる、芸能界の人。
特に今年は、本当に。本当に…。
私自身、気にしたくなくても気になってしまって。
先日、Yahoo!ニュースを見ていたらこの記事を見つけたので、
今日は、そのことについて書いていきたいと思います。


「心は10歳、体は35歳」

現在、日テレで放送されている『35歳の少女』
このドラマで、柴咲さんは主演を務めています。

このドラマは、少し複雑なんです。
不慮の事故によって25年眠り続けた少女。
その眠りから目覚めた「心は10歳、体は35歳」の女性を演じています。

話し方、仕草、目線の動き、
どう見ても10歳にしか見えない姿に、称賛の声が集まっているそう。

そして、今年はNHK連続テレビ小説『エール』に初出演。
オペラ歌手を演じていて、その華やかな役柄がとてもピッタリです。
ため息が出るくらい、本当に綺麗。


◆過去は、現在の自分に連なって存在していることを実感

──ドラマ『35歳の少女』の迫真の演技が話題です。
実年齢よりも何十歳も幼い少女を演じるために、
どのような役作りをされたのでしょうか?

【柴咲コウ】 このドラマのお話をいただいて、
10歳の頃の自分の声を吹き込んだカセットテープを聞いてみたんです。
そうしたら懐かしいという気持ちよりも、
あの頃の情景がとてもリアルに目の前に広がってきて。
過去というのは点ではなく、
現在の自分に連なって存在していることを実感しました。

時が経つにつれて、間違いなく記憶は薄れていきます。
でも、確実に今の私は過去に繋がっていて、
全て線で結ばれている。

この考え方は、当たり前だけど忘れてはいけないこと、
とても素敵だなと思いました。

──今年3月には事務所を退社し、
ご自身が代表を務める会社でマネジメントも行うようになりました。

【柴咲コウ】 会社の設立は2016年で、
いきなり起業し独立というわけではないんです。
アパレルやプロダクトの企画開発といった企業活動も、
徐々に充実してきたなかで、
エンタテインメントを扱う部署も加わったという形でした。

2016年にエンタメ・コマース事業を行うレトロワグラース株式会社を設立、CEOに就任したそう。
2018年には「衣・食・住」をテーマとし、
企画・デザインなどプロデュースを全面的に手掛けた、
ファッションブランド「ミ ヴァコンス(MES VACANCES)」を立ち上げ、
プレオーガニックコットンなどを使用した衣類を発売しています。

恥ずかしながら、柴咲コウさんの実業家の顔は知りませんでした。
その柴咲さんが語る、今の芸能界を知りたくなりました。

──ご自身も含めて、
“独立ラッシュ”の芸能界の今を、どのように捉えていますか?

【柴咲コウ】 日本の芸能界には、
昔ながらに根付いている慣習がたくさんあります。
なかにいるとなかなか気づかないものですが、
いざ外部の方と関わると、「特殊だね」と指摘されることも多いんですね。

特殊、とは。

──例えばどのような指摘が?

【柴咲コウ】 例えば契約1つとっても、
「そんな不透明でいいの?」と驚かれたことがありました。
情報化社会のいま、芸能界で働く人たちも一般社会の体制と、
きちんと折り合っていかなければならないと思います。
いずれにしても芸能界がより良い環境になるために変わり始めている。
今はそんなフェイズに来ているように感じています。

本当にそうなのだろうか、私はそう思わざるを得ません。

確かに、自由になっているとは思うし、
芸能人も1人の人間であって、
その生き方を尊重する考え方も、段々と出てきたとは思います。

でも、良い環境になっていると素直に思えない自分がいます。
一般人である私は想像することしかできませんが、
芸能界というのは、「不透明」で「見えない世界」だ。

◆来年40歳、年齢なんて記号。そんなのに縛られたくない

──来年40歳になりますが、年代が変わる意識はありますか?

【柴咲コウ】 まるでないと言ったら嘘になりますが、
年齢なんて記号。そんなのに縛られたくない」
と抗っている自分もいて(笑)。一方で、
その年齢に見合う生き方はできているかなと省みることもあったりと、
やはりキリのいい数字というのは、
節目なんだなと思わざるを得ないですよね。

節目。
確かに、キリのいい数字は節目だと思います。

私はまだ20歳の節目しか経験ないですが、
大人になる、
そのスタートラインに立った気持ちになったことを覚えています。

年齢なんて記号。
そう割り切る考えを持ちつつも、
40歳という節目を快く迎え入れようとしている柴咲さんは、
とてもかっこいいと思いました。

──テレワークの普及で「地方で暮らし、都内の企業で働く」という人も
増えそうですが、女優業についてはいかがでしょうか?

【柴咲コウ】 もともと女優業は、
出稼ぎみたいなところがありますからね(笑)。
連続ドラマであれば3ヵ月とにかくその現場に集中して、
それが終わったら1ヵ月スケジュールが空いてしまうなんてことも。
SNSやYouTubeを活用すれば場所を問わず発信することもできます。
向上心を持ちながら、バランスの取れた生き方をしていくこと
それを実現するのが、
40代に向かっていくこれからなのかなと思っています。


この記事を読んで。

有名な芸能人の多くが、事務所から独立するニュースをよく見ます。
また俳優という顔を持ちつつも、
別のことにも力を注いでいる人もたくさんいます。

きっと、これからは1つのものをやり続ける人よりも、
二足のわらじ、それに加えていくつかの武器を持って、
時代を生きていく人が増えていくのかな、と少し思っています。

それは、一般社会にも言えることだと。
これから色んな武器を持つ人が、絶対増える。(多分)

だから、自分自身の好きなことを伸ばして、
いつかその何足ものわらじをしっかり履きこなして、
今の世の中を楽しく生きていけるように準備をしたいと思います。


おりょう☺︎


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