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この瞬間を、精一杯生きること。

2021/2/25 ドラマ記録no.27「美丘 ー君がいた日々ー」

ここ2日間ほど何か体調が悪くて、
仕事から帰っても、何も食べずに、
とりあえずベッドに潜り込んで爆睡して、朝シャワーをあびて、
また仕事に行く。という生活を送っておりました…

この土日は予定を全てキャンセルして、
ひたすら家に引きこもっていました。
昨日少しだけ微熱があったのですが、
今朝、再び測りなおすと、平熱に戻っていたので、一安心。

一瞬、コロナが頭を過ぎりましたが、
咳は全くないし、熱もないし、
少しだけ腹痛はあるけど、それはきっと生理のせいかな、と。
もともとお腹ゆるいし。ホットミルクでも飲みます。笑

調子が戻った今日は、まとめてバーーッ書いていきます!!!


作品について。

この作品は、私の好きな作家さん・石田衣良さんの小説が原作です。
テレビドラマ化されたのが2010年。
もう11年も前なのか、そう思うと何だかゾクゾクします。笑

もともと石田衣良さんの原作は読んでいたので、
テレビドラマ化される時は、とても嬉しかったことを覚えています。

さらに、主演が吉高由里子さん。

当時はあまり気に留めていなかったのですが、
今は、吉高さん、大好きな女優さんです。
吉高さんの演技が素晴らしい。病気の役って本当に難しいと思いますが、
その演技が自然すぎて、違和感がなくて、もう涙しか溢れません。
本当に、うますぎる。

しかも、現在、吉高さんは33歳。
このドラマが放送されたのは、10年前。
ということは、美丘を演じたのは23歳のとき。

うわー、今の私と変わらない歳、23歳で、
この難病の役を演じたのか…と思うと、衝撃的すぎて言葉が出ませんね。

恋人役を演じているのは、林遣都くんなんですが、
若い2人が演じるからこそ、刺さるものがあるというか、
きっと、このお二人も病気の役なんて、それを支える恋人役なんて、
初めてのことだらけで。
でも、その必死さが伝わってくるというか、
直接的なセリフや表現がなくても、心の内みたいなものが、
このドラマを見ていると、何だか伝わってくる気がするんです。


あらすじ(公式HPより)

平凡な学生生活を送っていた大学生の太一(林遣都)は、
ある日嵐のような女の子、美丘(吉高由里子)に出会う。
自由奔放に生き、自分の本能を決して抑えようとしない美丘に
太一は惹かれ、いつしか二人は恋に落ちる。
しかし、太一は美丘から衝撃の事実を告げられる。
彼女は、治療法も特効薬もない不治の病を脳に抱えていたのだ。

次第に進行していく病気。
自由がきかなくなる体……
失われていく大切な記憶……
自分が自分でなくなる恐怖……
残されたわずかな時間……

そんな過酷な運命の中でも、最後の最後まで残された命を見つめ、
限りある生を全力で走り抜ける美丘。
太一は、彼女の愛を全身で受け止め、
彼女がこの世に生きていたことの証人になろうと決意する―。

キャスト

峰岸美丘…吉高由里子
橋本太一…林遣都
笠木邦彦…勝地涼
五島麻理…水沢エレナ
北村洋次…夕輝壽太
佐々木直美…中村静香
峰岸始…寺脇康文(特別出演)
高梨宏之…谷原章介
峰岸佳織…真矢みき



刺さりすぎる、数々の名言

たった一つだけ決めたことがあるんだ。俺は逃げない。
絶対ひとりぼっちになんてしないから。
人生は長いか短いじゃないんだよ、どれだけ悔いなく生きれるか
「大事な事は後回しにしないこと」
「伝えたいことちゃんと伝えること」
「一日一日、今、この瞬間を精一杯生きること」
二人だけで頑張ろうなんて思わないで。弱音を吐いてもイイの、
後悔してもイイの。辛くなったら、いつでも私たち親を頼って。
絶対に遠慮しないで助けてって言うのよ。

美丘、最後の遺言。

・・・太一くんは生きてね。私の分まで生きて、生きて、生きて。
行ったことのない場所に行って、見たことのないものを一杯見て、
それを、あたしに全部、教えてね。ありがとう、太一くん。

あっ、もうひとつだけ、伝えたいことがあったんだ。

命には、いつか終わりが来るって、誰だって知ってるけど、
普段はそんなこと忘れて、永遠に時間があるみたいに過ごしてるよね。

でも、あたしね。病気になって判ったの。
何気ない毎日も、全部、二度とない特別な日なんだって。

生きていれば、
楽しいことだけじゃなくて、辛いことも、悲しいこともあるけど、
その一日を無駄にしないで生きようって思えたら、
そこらじゅうが輝いて見えるんだよ。

ねえ、太一くん。もう気づいてる?
あたしは知ってるんだ、生きてるって、それだけで奇跡なんだよ


生きるとは。

ここ数日、体調が悪かったからこそ、
コロナだったらどうしよう、という心配から、
このドラマ、「生きる」ということについて、考えさせられました。

当時の私は、このドラマを見て、
毎回、号泣していたことを覚えています。
目が腫れるくらい、ティッシュが足りなくなるくらい、本当に。

このドラマを見ていたのは、14歳の中学生だったけど、
24歳になった今、見直してみたら、
多分号泣するのは変わりないけど、
きっと、捉え方とか、考え方とか、感じ方が違うんだろうなって思います。

これまでたくさんの、数え切れないドラマを見てきたつもりですが、
この「美丘」は、病気ものでお勧めできる5本指に絶対に入る。
私は、自信を持ってお勧めできる、そう思います。

もし気になる方がいたら、ぜひ見てみてください。

私は、もう一度、ドラマも見直したいし、
衣良さんの小説も、もう一度読みたいと思っています。


おりょう☺︎


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