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あらゆる人に直感的でなければいけない、検索画面とエラー表示①〜使い方を教えないエラーメッセージ

検索ほど難しいインタフェースはない

今や何か情報を探したいときには、誰しもが「Google先生」に情報を尋ねる。いわゆる「検索」だ。もはや、検索無くしては先に進めないとも言える。
ユーザビリティの大家として著名なヤコブ・ニールセンの名言を集めたTwitterボットでも下記の様なくだりがツイートされている。

しかし、その一方で、インターネットを利用するあらゆる人が同一で均一な知識とテクニックを有しているわけではない。
人それぞれ、知識に乏しい人もいれば、先生と崇めても良いほどの豊富な経験と知識を持っている人もいる。
これらすべての人が、まったく同一のインタフェースを利用するのだから、不公平と言えば不公平な話だが、そこに大きな落とし穴がある。
今回は、夢と魔法の王国でおなじみの「東京ディズニーリゾート」が運営している「東京ディズニーリゾート オンライン予約・購入サイト」を例にして、使い方を教えてくれない「エラーメッセージ」など、WEB操作の知識が乏しい人にとって使いにくいサイトにならないためのポイントを解説します!

夢と魔法の王国に泊まるのはラクじゃない!

ディズニーランドやディズニーシーに家族で旅行に行った方で、オフィシャルホテルに宿泊した方なら、利用したかも知れない下記サイト。
手慣れた人ならなんとも思わないことが、不慣れな人にとってはトラップが多く隠されていて、残念な意味で学習になるサイトである。

ポイントは3つ。
●エラー表示が具体的でないため、意味が分かりにくい
●何が問題かを解決するヒントが同じ画面にないし、
 説明している場所への導線すらない
ボキャブラリーが豊富でなけば、説明ページを探せない

私たち制作者は、いつの間にか自分たちの知識を基準にWEBサイトの機能を決めてしまうことがある。
それは避けたいことでありながら、制作費や納期などの関係からどうしても犯してしまう問題だ。そのことを常に、私たちは肝に銘じて、ユーザーの視点を忘れてはいけない。

そのためには、常にユーザーが「どこで躓くのか?」「何を知りたいのか?」「どんな問題が起こりうるのか?」を我々が先回りして考え、それを解決するための手段を同じページ内に用意しておくことが、大変重要な事なのである。
ましてや、ホスピタリティやおもてなしを売りにする企業のサイトなら、なおさらと言えよう。
だから、利用する側のボキャブラリーやリテラシーを考えた上で、彼ら彼女らが、どうしたら「ラクで」「直感的で」「容易に」「ストレス無く」目的を達成できるかを考えた、用意周到な導線設計と情報デザインによる「ユーザー視点」が必要なのです。

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あらゆる人に直感的でなければいけない、検索画面とエラー表示①〜使い方を教えないエラーメッセージ

香西 睦|continue.jp

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「だから、そのデザインはダメなんだ。 WebサイトのUI設計・情報デザイン 良い・悪いが比べてわかる」著者。電通アイソバー株式会社にて、大手企業Webサイト構築やリニューアルの中心メンバーとして多数参画。東京神田をはじめ、大阪・福岡・名古屋・札幌にてUIデザインセミナーを開催!
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