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UIデザインを「ありふれたニュース記事」から学ぶ

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話題のできごとを取り上げるニュース記事から、その記事のウラ側に潜む『UIデザインの観点から見た考え方」を解説します!
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記事一覧

生命・財産を守るドキュメントと思えない、最低なインタフェース

河野防衛大臣から、 間違ってチェックボックスにチェックを入れないようにと、 Twitterで注意喚起があったが、ナンセンスな話だ。 定額給付金申請(郵送)のチェックボックスは、 最低のインタフェース。 機能としては、チェックする数が少ないため、合理的に見えるが、そもそもこの申込書は何の為に提出するのか?ということ。 もらう(ポジティブ)ことを前提に記入する中に、 不要(ネガティブ)を意思表示するのは、 勘違いが発生した際に、国民が損する仕組みになっている。 ミスがおきること

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★常に接触機会を増やす視点が経営を支える

セオリーや伝統に固執することなく、事業戦略のために何ができるのかを考えた聖域なき改革は、恒常的で安定的な流入導線によって「ビジネス視点の接触機会」を産み出す。 その意味で、オウンドメディアを活用できない経営者の会社には、未来はないと断言して良い! 元銀行マン!異色の僧侶が挑む 築地本願寺経営大改革 今回は11月28日に放送された「カンブリア宮殿」から、保守的だった仏教寺院の築地本願寺を、ビジネス視点で改革し、参拝客が倍増した事例から、流入を確保することの重要性についてです。

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★消費者との接触機会にWebが果たす大きなチカラ

特に消費者との接触機会が多い、食品、生活用品、旅行・娯楽、衣料・ファッションなどは、ブランドが目指す消費者とのかかわり方を、Webという仮想のステージ上でイメージとしてユーザー(消費者)に擦り込み、感情変容をもたらし、ブランドとしての価値を上げていく。 その意味で、Webを軽んじる経営方針の会社に未来はないと断言して良い! ウェブサイト「掲載情報好感度」ランキング、3位USJ、2位花王… 今回はDIAMOND online(有料コンテンツ)11月7日の記事他から、Webサイ

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★表層的な課題よりも本質的な課題を洗い出す

表面的に起きている問題に一喜一憂する前に、なぜそれが問題となっているのか、どうしてそれを回避する必要があるのかというメカニズムを問いただしてみよう。 そうすることで、もっと根本的な問題を解決することができて、より大きな効果を生み出すことができる。 「これってあり?」包装トレーを“くるりポイ” スーパー困惑、マナー問う声も 今回は西日本新聞(Yahoo!ニュース)11月8日の記事からです。 購入した食品をレジ支払後に開封してトレーを捨てて帰ることのマナーが問われている記事。

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★経営層が関与していないオウンドメディアも致命的

残念だが、経営側がITに疎いがために、専門家や若手にまかせっきりになるような企業のオウンドメディアは、画一的で工夫がなく、表層的なものになっていて、ビジネスに結び付けようという部分に欠けるために、結果として活用に至らない。 だから、経営側は予算を割こうと思わなくなり、ますますビジネスから遠ざかったWebサイトになっていて悪循環に陥っている。 ITオンチの経営者はもはや「国難」、一発で改心させる妙案を考えたぞ 今回の記事は日経X TECHの11月5日の記事からです。 かなり

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★情報との接触頻度を高める導線マジック

陳列された商品(立体物)は棚全体の中で目立つことや、いろんな種類の中から選べることが、買い物というアミューズメントなイベントに華を添える。 一方、Webの様な画面の中の平面情報は、直線的な視線移動線上に、シンプルで瞬間的に判断できる形態で目に留まることが、能動的で限定的な購買欲に余裕を付加できる。。。と、思うのですが、いかがでしょうか? 「導線がジグザグ」「方向感覚の喪失」 ロフトがちょっと変わった店を増やしている理由 今回は、IT media ビジネスオンライン「稼ぐ戦略

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◆すべての人にある「欲求」に寄り添う

「こうあるべき」と、世間が決めつけてしまっていることが、彼女ら彼らを追い込んでいる。これは、どんなコトにも言えることですが、自分らの基準で人を図ってはいけないということ。 目が見えなくてもおしゃれがしたい。視覚障がい者向けのネイルサロンが叶えたもの。 今回はちょっと古いですが、Buzafeed Newsの10月10日の記事についてです。 「目が見えないからオシャレはいらないよね?」という論について、意味が無いから要らないというのは、健常者の表面的な理屈なんですよね。 女性

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◆吉本の姿勢に意義あり

重要なことは、いくらの報酬を得たかでなく、普段から「京都愛」をツイートしているならいざ知らず、特別に「京都愛」を出して、多くの人に誘導を図ったということ。 やはりここは、『PR』ではなく『宣伝』と謳うべきだったと思う。 漫才コンビのツイート1回に50万円 京都市が吉本とPR契約 識者「驚く額、誤解与える手法」 今回は、京都新聞の10月28日の記事についてです。 実際のツイートしたミキの二人は仕事として忠実に業務をこなしているだけなので、彼らに問題があるのではないと思います

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◆もっと好きになってもらう真価

クルマに乗らない人が増えたからこそ、乗らない人に対するマーケティングが重要度を増す。その意味で、Webサイトが担うイメージ戦略の役割や重要かつ重大だ。 マツダ・スバル躍進の原動力 ブランド価値はなぜ大切か 日経BizGate(10月23日)の記事をご紹介します。 記事の中で「ブランド価値向上は経営の目的であると同時に、経営の結果でもある。」という記述がある。 ブランドがマーケティングの上位概念に位置付けられ、 「誰に、何を、どのように」ということが一貫していなければ、そ

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★ごめんなさい。が言えない歳だからこそ!

いい年のおっさんが、若い人に交じって努力をするのは確かに大変。失敗してごめんなさいが言えちゃう年齢は、せいぜい35歳までと言われています。 そんな中で、40過ぎて新たなチャレンジをするというのは勇気のいること。しかし、考えようによっては、後ろがないし引き返せないから、覚悟も半端ないし一生懸命に突き進められるとも考えられる。むしろチャンスでは? みんなが30歳独立、月収100万円!僕がデザイン業界に入った当時はバブル真っ盛りで、すべての先輩方が、「30歳で独立月収100万円」

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★知識を積み上げた先にあるもの

よく数時間でデザインを作ってしまう時に、周りから尋ねられることがある。 「なんでそんなに早くできるんですか?」 「制作1時間、構想55年だから!?」 と冗談交じりにいう応えが、すべてを示しているとおり、単純に真似できない「時間の積み重ね」が現存している。 日本の技術も模倣からはじまった戦後の復興のさなか、アメリカで「半導体」が発明されたニュースが世界を駆け巡ったとき、日本の技術者達はこぞって、再現に勤しみ、結果としてアメリカに負けない半導体大国へと到達した。 日本は欧米諸国

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★その情報。だれ目線?

なんで朝の通勤ラッシュの時に、ベビーカーで電車に乗るんだ?という罵詈雑言が話題になったこともあるが、日本の鉄道はサラリーマンを主体に構成されている傾向が強いために、こうした自己中なコメントが脚光を浴びることがある。 そんな中で都営大江戸線が運行する2編成のベビーカーなど子連れ利用客目線の取り組みがなかなか素晴らしいではないか。 本稿執筆時、最新の運行ダイヤでは、ラッシュ時間帯にもしっかり運行されていて頼もしい。 セグメントすることでターゲットを絞るセグメントされた情報発信は

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★直感的ラベリングはUIの基本

ネット社会が幅を利かせてきたことで、監視社会のようなことも危惧される昨今、国の愚策に見事に翻弄されているような「イートイン脱税」。 たった1枚のシールがそういった煩わしさを解決してくれたお話しだが、確かにこうした一目でわかる情報表示は、WebにおけるUIデザインにとってもとても大切な事である。 ナビゲーションのラベリングをもっと考えろ!心理学に「マジカルナンバー」というのがある。人間が一度に視認できる情報の数を示すもので20世紀中は「7±2」と言われていたが、21世紀に入っ

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★見えないWantsを見つけ出す

万年2位という、がんばっても報われない立ち位置が、いつしか漫然とした仕事へと社員のやる気を削いでいく。 市場が自分たちでどうにもならないと考えてしまうと、どうしても大勢に支配され、自分たちで考える事を放棄して、流れに乗ることを「最良」と考えてしまいがちだが、本当は違う。 よくユーザーニーズと言う。たしかに、消費者のニーズ、Webで言えば来訪者のニーズは大切だ。しかし、現存するニーズへのアプローチやテーマの切り方など、既知な問題解決方法(Wants・ウォンツ)を追いかけている

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