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Kindle出版サポートを通して学んだこと/出版サポートは著者さんが【思考の迷宮】を抜ける手助けをする羅針盤

毎日が自由時間:感謝されながら自由になる!人助けコンテンツの作り方がAmazonランキング12冠を達成

まことさんの作品「毎日が自由時間:感謝されながら自由になる!人助けコンテンツの作り方 Kindle版」は、現在Amazonランキング12冠を達成。経済・ビジネスの大カテゴリでも1位を獲得、全体ランキングでは4位まで到達。無料キャンペーン終了後は、なんと有料ランキングにて【ベストセラー1位獲得】という、初出版で驚異の快進撃となりました。

今回この書籍の出版サポートをすることになり、本当に貴重な経験をさせて頂きました。自分の本の出版ではなく、他の方の出版サポートをすることで、「はじめて本を書くことにチャレンジする人にとって、本を書く、仕上げる、出版する、届ける、という一連のプロジェクトは、どのような経験をもたらすものなのか」について、より一層深く学ぶことができました。この場をお借りして、まことさんに心よりお礼申し上げます。

サポートを受けてくださったまことさんの視点からみた、出版をめぐる冒険というノートもあります^^ぜひ、別の視点からもどうぞ!

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さてさて。
今、この記事を読んでくださっている方は、きっと、今までに本を書いてみようとチャレンジしてみたがある方や、これから書いてみたいと思っている方ではないでしょうか。あるいは、もうすでに何冊か本を書かれている方かもしれませんね^^

本を書こう。

そう思って本を執筆中に、実に多くの著者さんが悩まれる【ある最大の壁】についてお話したいと思います。

(最後にちょこっとお得情報もあり♪)

思考の迷宮にはまる

結論から申し上げます。それは、『書けなくなる壁』です。

スタート時は、あれほど情熱に燃えて、ゴールまではっきりと見通せていたはずの執筆の道のりが、急に見えなくなってしまうのです。
全然進まない。一文字も書けない。
まるで登山の途中、雲が空から降りてきて、道が白い霧に覆われてしまったかのように、目の前の道が曇って見えない。

(この道を歩いて行けばいいのだ。そうすればゴールにたどり着くはず。だって出発前にちゃんと地図も確認したから)

それなのに、今となっては、この道は正しいのか、本当に目指すゴールにつながっているのか確信が持てない。そもそも、目指すゴールって何だったっけ? 自分の現在地点が怪しくなると、人は、最初に決めたはずのゴールさえも疑い始めます。
「自分は何のために書こうとしていたんだっけ……?」

実はこれが最大の壁なのです。

Kindle出版の手続き的な事や、どうやったらランキングがとれるか、どうやったら印税が上がるか、などということは枝葉にすぎません。そんなことは、まずは1冊書いてみてから考えればいいことです。

それよりも大事なのは、まずは一作目を完成させること。そのために、思考の迷宮にはまらないようにすることなのです。

どうして思考の迷宮にはまってしまうのか。原因は、人によってさまざまで、いくつかの要素が複雑に絡み合っているように思われます。が、あえて今回は、できるだけ多くの悩める著者さんにわかりやすいように、出版サポートの立場から考えてみました。

これから本や物語を書こうと思っている方へ。自分自身の思考の迷宮から抜け出すための羅針盤にして頂けたら幸いです。

選手宣誓:完璧を目指しません!

真面目な人ほど、完璧を目指します。
でも、この世に完璧なものは存在しないのです。わたしもあなたも世界中の誰もかれも、絶対に完璧じゃない。
だから安心して大丈夫です。完璧じゃなくていいと心に決めましょう。
完璧じゃないけれど、今の私にできるベストを尽くします、と心の中で宣誓してスタートです。

迷宮入りしやすいテーマ

まず、テーマによって、迷宮入りしやすいものと、しにくいものがあります。

あなたが今書こうとしているテーマが、情報を体系立ててまとめたものや、ノウハウ系、第三者のインタビューをまとめたものなどの場合ならあまり心配はいらないでしょう。
コンセプトと構成がある程度できていれば、あとはそれに沿って執筆していけば良いだけ。ブログなどある程度文章を書き慣れている人なら、比較的順調に書き進められる可能性が高いと言えます。

その反面、あなたの書こうとする作品のテーマが、あなたの存在の核心部に触れるような深いものであるとき。そのテーマがあなたにとって大切なものであればあるほど、あなたは世界へ入り込んでしまい、近視眼的になり、テーマと自分を引き離すことが困難になります。

ようこそ思考の迷宮へ。

書けると思っていたのに、書いても書いても、自分が本当に書きたいことを書けているような気がしない。
あるいは、熱中して書き進めて来たのに、ふと「こんな話を読みたいと思ってくれる人がいるんだろうか?」と我に返ってしまったら、もうそれ以上筆が進まなくなってしまう。「果たしてこれでいいのだろうか」という、答えのない疑問が脳内に渦巻きます。

仕方がないのです。誰だってこんな思考の迷宮では迷います。
今まで書いたものが浅く見えたり、自分の書きたいことはこんなことじゃない、もっと違う何か、違う何かなんだ! と感情的になったりします。それで良いと思います。むしろ、感情的にならないと名文なんて生まれません。

書いている時は、思いっきり浸ってください。自分の中の想いという想いをまずは全部吐き出しましょう。

時に泣きながら書くこともあるかもしれません。苦しくて胸が痛くなるかもしれません。実際に、私は突然胸が痛くなり、はっと我に返ってパンシロンを飲みました。執筆に入り込みすぎて胸やけを起こしていました。パンシロン、すごい。あっという間にすっきり爽快。


完璧を求めてリサーチしすぎ

真面目な方は、書き出す前にリサーチをすることでしょう。自分の書きたいテーマと近い書籍を読みあさり、WEBで参考になりそうな資料やサイトを探し回り……真面目であればあるほど、終わりのないリサーチの沼にはまります。

リサーチしていると、詳しく信頼性の高い情報が次々と見つかります。また、美しい編集やレイアウト、読みやすくてワクワクドキドキするような素晴らしいストーリーテリング、売れそうなマーケティング、そういったものがどんどん目についてきます。あなたの審美眼は上昇し続け、同時に、あなたが自身に課すハードルも高くなっていきます。

その状態で、自分の書きかけの原稿を振り返ってしまう。
(これは何? 私はなんていうレベルの低いものを書いているの……!)
自分の書いたものが駄目に思えてきます。
せっかく書いてきた原稿を、なにもかも投げ出してしまいたくなる、魔の一瞬です。

情熱の賞味期限

さて、みなさまへ質問です。
Kindle出版をめざすぞ!と決意して、早、何か月が経ちましたか?

情熱には賞味期限があります。その長さは人によって様々です。私は賞味期限が比較的長いタイプで、半年ほどかけて1冊の本を仕上げます。なので、人によっては、1年、2年と情熱が続く方もいるかもしれません。もっと長く、非暴力・不服従をモットーにしたロシアの文豪トルストイのように、何年もかけて名著を書く人もいるでしょう。(今、ロシアの文豪の名を出すことの意義よ。トルストイは、非暴力のロシアの人です。何人たりとも人種によって尊厳を奪われることはあってはならないという信念をこめて)

(話を元に戻しましょう)

できることなら、初稿は、数か月のうちに書きあげたいところ。情熱が煌々と燃えているうちに、ちょっと人に見せるのは恥ずかしいような文章だとしても、一気に最後まで書きあげてください。迷宮は、入るより飛び越えるのがベスト。

具体的対処法

さて、ここからは、思考の迷宮にはまらないため、はまってもできるだけ短期間で脱出できるようにするために、具体的な対処法を考えてみました。

①事前に決めるべきことを知る
②リサーチは期限を切る/執筆中にリサーチをし続けない
③執筆中は執筆を第一優先にする/初校は短期で書き切る/書いてから迷う/体を動かす
④信頼できるごく少数の読み手さんに読んでもらう

①事前に決めるべきことを知る

・どんな本を出したいのか
・何のために書きたいのか
・それは読者さんが本当に知りたいことか
・読者さんはどのようなことに悩める人か
・テーマと今の時流はあっているか/時流にあわせられる要素はあるか
・そのテーマを他ならぬあなたが書く理由が、読者さんから見てあるか
・既存の本と違う、独自の視点、切り口、主張、世界観はあるか

実際に、ノートや紙に書いて、いつでも見えるところに置いておくのがおすすめ。

②リサーチは期限を切る/執筆中にリサーチをし続けない

リサーチは期限を決めます。例えば、今日から2週間、徹底的にリサーチする。そう決めたら、リサーチは2週間でおしまいです。

執筆しながら不安になったら、資料を探すことはあるでしょう。けれども自分と同じテーマの、自分のライバルや憧れの作品などを、執筆しながら同時に読むことは、正直おすすめしません。

それはあなたのオリジナリティを損なう可能性があるからです。

潔く、全ての関連本を閉じて、自分の原稿と向き合いましょう。

③執筆中は執筆を第一優先にする/初校は短期で書き切る/書いてから迷う/体を動かす

初稿はあなたの情熱が続いているうちに、出来る限り短期で書きあげましょう。そのために、一定の期間は、日々の活動の第一優先を執筆にすることをおすすめします。ストイックな日々になりますが、脇目もふらず走り切る覚悟で。書いているうちに色々と迷いがちなのは、厳しいことを言えば迷う暇があるからです。とはいえ、誰しも迷うのは仕方がないことなので、「まずは初稿を書き切ってから迷うことにしよう」と決めることをおすすめします。

(そうか。迷うのは、先ずは初稿を書いてからでいいんだな)
と思うと、ちょっと気が楽になりませんか?^^

それでもどうしても迷ったら。
運動がおすすめ!

私の場合は自転車で毎日走ります。自転車をこいでいると、不思議と頭の中が整理されてきます。散歩したり、軽いジョギングしたり、シャワーを浴びたりサウナに入ったりと、フィジカルな刺激を受けると、頭が自然と整理されます。毎日外に出て軽い運動する習慣を、ぜひ。

④信頼できるごく少数の読み手さんに読んでもらう

初稿が書けたら、数日寝かして読み直し、推敲します。
この時点で、信頼できる人に原稿を読んでもらい、意見を聞いてください。

長文のアドバイスに慣れている人なら、大まかに以下のように読みわけて、段階的にアドバイスしてくれるでしょう。

1.全体の構成を見るために読む⇒構成についてアドバイス。
2.各章を読み、著者が言わんとすることを掴む⇒著者に意図を確認しつつ、その意図が伝わりにくい箇所を伝え、訂正案(あくまでも案)を提示する。最終決断は著者さんのもの。
3.読者の視点に切り替えて、再度全体を読む⇒読み手の立場に立って、面白いか、流れるように読めるか、著者さんの言いたいことが伝わるか、思考の流れに、何か引っかかる場所はないか、などを探しながら読む。気になるところがあれば著者さんと再度検討。
4.校正⇒誤字脱字、言い回し、漢字のひらき、引用・参考文献の調査、等。

全体から細部へと検討し、次に読者視点に立って再検討し、最後に一般的な校正です。

こうした流れを知っていて、その視点を持って原稿をチェックでき、なおかつ著者さんの個性を最大限に尊重できる人を探しましょう。

最初から細かな誤字脱字を指摘したり、あなたの伝えたい事に対して、自分はそうは思わないなどの自論を展開してくる人は、アドバイザーには向いていません。

本当にアドバイスができるアドバイザーは、本の中で著者さんが伝えたいことに対する個人的見解は求められていないことを知っています。

「そんな知り合い、いないよ~」
という方はTwitterでKindle作家仲間を探してみましょう。Kindle作品を読んで感想をシェアしあったりして、気の合う仲間をすこしずつ増やしていきます。

そうしてできた仲間に、出版前に原稿を読んでもらってモニターになってもらうこともできます。お互いに本を書くことが好きな仲間ですから、文章を書く楽しさも辛さも分かり合えます。迷宮入り体験もたっぷり。きっとみんなで力を合わせたら、乗り越えて行けますよ♪

Kindle作家仲間って、Twitter世界では本当に和気あいあいとしていて仲が良いんです。それは、みんなが「本を書く」ことの酸いも甘いも経験しているからだと思います^^

最後に「あなたらしさが光るところを削らない」

多くの場合、本の「おわりに」と「はじめに」は、最後の最後に書きなおすことになります。中身を書いていくうちに、著者さんの思考はどんどん発展していき、当初考えたものよりもさらに素晴らしい作品になっていることが多いためです。書きあげた本の内容に合わせて、「はじめに」と「おわりに」を書いたら、無事、原稿が完成します。

ただし、思考が発展しすぎたために、冗長になってしまうことも多々あります。読者さんに思いが伝わるようにと願うあまり、あれもこれも書き加え、気付くと長くなってしまうのです。このような時には、『①事前に決めるべきこと』に立ち返ります。この本で本当に伝えたかったことは何かを自分に問い直します。その後、無駄を切り捨てていきます。

『無駄を切り捨てる時』に注意が必要なのが、削りすぎです。
筆が勢い良く踊り、素晴らしい情熱を感じさせる部分をも、「無駄だ」と感じて切り捨ててしまうことです。そんなバカなと思うかもしれませんが、実際に良く起こります。自分の文章を客観的にみることは、それほど難しいのです。

そんな時こそ、あなた以外の信頼できるアドバイザーや出版仲間の出番です。その人が「ここが素敵!」「ここは絶対削ってはだめ」といってくれたところは、たとえ自分の意見と違っていたとしても、残してみましょう。自分の個性は、時に自分の目には欠点に見えることもあるのです。でもそれはあなたらしさ。それがなければ、誰が書いても同じような、なんの味気もないつまらない文章になってしまいます。あなたらしさをわかってくれる仲間を信じて。あなたらしさが最も光っているところを、うっかり自分で削ってしまわないように。

以上が、今回、出版サポートをさせて頂きながら気をつけていたポイントでした。

これから本を書きたい方、今書いているけれど迷宮入りしている方、サポートを求められているけれど、どうしてあげたら良いのかわからない方の参考にしていただけましたら幸いです。

コツコツと収入と実績を積み重ねられるKindle出版

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さて、私自身はどのような本をかくのかといいますと……
実は、売れ筋路線よりも、好きなものに比重を置いて書いています。
副業目的でSEOをゴリゴリ効かせるものというよりは、イラストいっぱいのオンラインマーケティング本を描いたり、キャラクターを描いたり、漫画を描いたり、ハンドメイドの技法本をつくってみたり。

自分が書きたい本を自由につくっていても、収入がコツコツと溜まって行ってくれるのは、やはり嬉しいです。イラストエッセイや漫画は制作に時間がかかるのがネック。もし、『同人誌を作ってリアルイベントで売る』という従来の活動方法をとっていたら、昨今のコロナ禍では、出られるイベントもあまりありません。また、二次創作ではなくオリジナル作品のため、告知宣伝も難しく、きっと苦戦していたことと思います。

ビジネスのスタートから有料発信

少し前までは、『無料で情報発信』をして人を集め、本命商品をセールスしていくというのがオンラインマーケティングの一般的な流れでした。しかし、昨今では、情報発信者が増え、急速にコモディティ化しています。無料の情報が溢れすぎているのです。

しかし、Kindle出版が状況を変えつつあります。
「ギブ、ギブ」を合言葉に、無料の情報発信をブログで必死に頑張る必要はありません。そこからビジネスをスタートしなくていいのです。スタート地点はAmazon。体系化された価値ある情報を有料で世界中へお届け。そうすることで、『本当に興味をもってくれる方』と出会うことができるようになる。こつこつと収入を得ながら、ファンも実績も積みあがっていくのです。

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(わ、地味なサムネwww)

こんな下の方まで丁寧に読んでくださったあなたにお礼で、ちょっと耳寄り情報ですが……実はこのTOPVIEWというサイトは、記事のPV数に応じて収入が発生する仕組みなのです。現時点では、1PV=0.6円。ということは、多くのブログサイトのGoogleアドセンスの単価より良いのではないでしょうか?(ということを、紹介してくださったラッタさんから教わりました♪)おおお。いつまで0.6円設定かは不明ですが、今のところは、TOPVIEWで発信するのもおトクな感じではありますよ♪









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