見出し画像

SDGsオンラインフェスタの開催レポート ~SDGsオンラインマルシェ総合コーディネーター村田が振り返る 今後のオンライン×SDGsの可能性~

画像3

◆主催さんご紹介 SDGsマルシェ部門 代表 村田邦子さん
【主催さんに聞いてみた】今、全国各地で開かれているオンラインイベントの主催をする人って、どんなことを考えているんだろう? って知りたくなりませんか? 

第2弾は、「SDGsマルシェ」を主催された、村田邦子さんに記事を寄稿いただきました。

【村田邦子さん】======================================
【村田邦子プロフィール】
SDGsマルシェ企画・総合コーディネート・販促プロデュース・デザインkokoperi~アフリカと日本をデザインで結ぶ~ 代表兼デザイナー
SHOP:https://kokoperi.thebase.in/
Instagram:https://www.instagram.com/kokoperikuni

難病「全身性エリテマトーデス」の疾患患者でもあり、病気をきっかけに起業。
==================================================

◆今回のテーマは【SDGs】まだまだ知らない、分からない、難しそうという方々が圧倒的に多かった

2020年7月11日㈯のSDGsオンラインフェスタ、無事に終了いたしました。今回はマルシェのサブコーディネーターで動いていたのですが、色々な事情が重なり途中から総合コーディネーターへ方向転換。内心とても焦りましたが、「頼まれごとは試されごと」と思い最後まで走り切ることができました。

 今まで散々リアルのイベントは立ち上げてきたし、プロデュースしてきましたが、オンラインとなると勝手の違う部分と精通する部分を実走しながら確かめる日々でした。

 イベント集客はある意味自分や出展者さんの日頃の信頼や人間関係の上に成り立っているものです。今回のテーマは【SDGs】私のお友達はまだまだ知らない、分からない、難しそうという方々が圧倒的に多かった。にもかかわらず【私】という人物を信頼しているからという、もっとも不確かでもっともハートフルな理由でSDGsの扉を叩いてもらえてご来場くださり、ありがたいと共に自分の普段の人としての在り方を見直すことができ、非常に有意義な機会をいただいたことに感謝しています。ありがとうございます。

★出展までの大まかなスケジュール★


5月 SDGsオンラインフェスタの開催が決まる7月11日同時にマルシェもフェスタ内で開催決定
6月 初旬にゆるりと身内に募集を開始。
   中旬出展概要ができ、勉強会開くこと決定、マルシェのペライチ作成
   下旬6月26日第一回勉強会勉強会
     勉強会のあと出展締め切り(6月30日)
   公式Peatixオープン参加募集も始まる
7月 初旬臨機応変に追加で募集をぎりぎりまでうけつけつつ
   7月3日第二回勉強会
   Peatixに参加者の画像を上げる
   マルシェ出展者のフォローアップを個人的にやりつつ
   7月8日プレオープン会(Remoで実際の出展、対話ブースを入れ替えながらお互いのコンテンツを知る会)
   7月10日マップが出来上がり、Remoにはめこむ
   同日前夜祭
   7月11日当日。540名のお申込みをいただき、盛況開催。

 今ざーっと書いてみたけど・・・、やること多かった(笑)
 たくさんの方の協力あってできたことだけど、一人でできることあは限界があるので、今後の私の課題はうまく仕事を時間に余裕もってわたしていくこと。
 それでも直前になると頼んでる時間も惜しいくらい急な案件が発生するので、任せっきりにならず、自分自身も動ける要員としてひかえておくことがイベント運営的には目標です。

★今後のSDGs×オンラインの可能性★SDGs的に移動もCO2の排出も何倍にも抑えられたオンラインをやめる理由はない。と確信


 この二か月で急激にオンライン商業が発展したのはコロナウイルスの世界的蔓延によって「外出したくてもできない」という状況が生みだした苦肉の策ではありますが、人間が不要不急の外出を控えた結果、地球環境的にはいいこともたくさん。かなり簡単に項目ごとに上げると
・CO2の排出量が減った
・「環境地震ノイズ」と呼ばれる振動が大きく減少している
・渋滞と交通事故の減少
・ベネチアの運河が鮮明なエメラルドを取り戻す

画像1

ざっと書いてみただけでも、ウイルスを繁栄させないために人間が動かないだけでもこれだけの地球環境改善に効果があるということは明らかです。
地球にとってのウイルスは人間の過度な経済活動だということがわかった今こそがこれからの未来にとても大きく関わってくると私は思います。

 そもそも人間は生物学上も「群れ」で生きる動物です。「孤独」はある意味、死を意味するもので、一人でこもりっきりで生きていくことは不可能です。今回の自粛生活でみなさんも、嫌というほど痛感したと思います。
  
 実際私自身ももともとコロナと非常に相性の悪い疾患をもっておりかかったらただではすまないことは簡単に予測されるので、3月後半から5月末まではまったく家族以外とリアルで交流していません。買い物もなるべく夫にたのみ、子どもたちと大人しく自宅で過ごしました。
 「友達に会いたい」
 「家族以外とおしゃべりしたい」
正直そんな人間味あふれる欲求がすぐに現れはじめます(笑)

 そんな時「オンライン」の可能性に目覚めます。
 最初はZoomの使い方さえままなりませんでしたが、今はRemoもZoomも気軽にこなせるまでに約二か月で変化しました。
 私にとって二か月は
「オンラインを使ってどこまで深く人間関係を構築していけるのか」
の挑戦の日々でした。
 
 健全な精神と肉体を保つためにはある程度のバランスは大切ですが、今までの外出や通勤に「無駄」が多いことにも気が付きました。
 そしてこの「無駄」が地球環境に多大なる影響を及ぼしていたこともわかりました。

 ここまでわかって、SDGs的に移動もCO2の排出も何倍にも抑えられたオンラインをやめる理由はない。と確信しました。

 もちろん、リアルで大切な人と触れ合える時間はスペシャルで大事なものですが、その大切な人たちを含めた地球の未来を守るためにも、これからの行動をオンライン化を含めて見直していかなければならないのではないかと考えさせられた経験でした。

◆村田邦子さんプロフィール

名称未設定のコピー

=================================
【村田邦子プロフィール】
SDGsマルシェ企画・総合コーディネート・販促プロデュース・デザイン

kokoperi~アフリカと日本をデザインで結ぶ~ 代表兼デザイナー
SHOP:https://kokoperi.thebase.in/
Instagram:https://www.instagram.com/kokoperikuni

フェアトレードアフリカンファブリックブランドを主軸に【環境】【生命】【就労支援】などをキーワードに精力的にオンライン・オフライン共にイベントプランナー、オーガナイザーの経験多数。座右の銘は「思い立ったが吉日」の爆進型雑草女子。
難病「全身性エリテマトーデス」の疾患患者でもあり、病気をきっかけに起業。

よろしければサポート(投げ銭)いただけましたら嬉しいです。