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#あの恋

急上昇の記事一覧

理想

「こんにちは」 「こんにちは」 「久しぶりです」 「久しぶりです」 「元気そう!」 男、タバコを咥える。 「元気そうだね」 女、男を一瞥し、手元に視線を戻す。 「はい。 元気です。 プロポーズされました」 「えぇ!」 「そうなんです」 「えーそうなんだ」 「そうなんです」 「へぇ」 男、酒を飲む。 それに続き、女、酒を飲む。 「うん まぁ、 嘘なんですけど」 「あ、嘘なんだ」 「はい。嘘なんですけど、 2歳年上の人で」 男、女を見る。 「嘘だけど?」

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恋の成仏ラジオ Vol.18〜ことばの日コラボSP〜

身近な恋の話題をテーマに、モヤモヤを成仏しよう!というコンセプトで、まいとゆきのアラサーコンビでお届けしている「恋の成仏ラジオ」。 今回ゲストにお迎えしたのは「ことばの日」プロジェクトメンバーであり、まいゆきが出会った企画講座「言葉の企画」の先輩企画生でもあるSakiさん。 5月18日「ことばの日」は、言葉の企画の先輩方が制定した記念日。2019年の制定以来、毎年いろんな企画をやられています。 今年は「ことばの日ラジオ」というオーディオ番組にまいゆきがゲストで呼んでいた

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あの恋の答え合わせ

友達以上になったけど、告白もせず振られもせずなんとなく終わった恋たち。 あの恋たちは、一体どこへ行くんだろう。 勝手に期待して、告白するまでもなく終わりを察して。なんとなく連絡を取らなくなって。 何年も経って実はあのとき本気だったとか、可能性があったとか言われても、そんなのはもう遅くて。 その言葉たちがなぜその当時、もらえなかったのだろう。 あきらめずに言葉にしていたら、違う未来が待っていたのかな。 今さら答え合わせしたってもう、何にもならないけど。 答え合わせす

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恋の成仏ラジオ Vol.17〜恋愛のフォルダ分けの話〜

身近な恋の話題をテーマに、モヤモヤを成仏しよう!というコンセプトで、まいとゆきのアラサーコンビでお届けしている「恋の成仏ラジオ」。 今回は久しぶりにゲストをお迎えせず、まいゆきの2人でゆるり語りました。テーマは「恋愛のフォルダ分け」。 なんの話をしてるの?とちょっとわかりにくいですが、パソコンのデスクトップに並ぶフォルダをイメージしてみてください。 そこでは人それぞれ、「付き合った人」「好きだったけど付き合えなかった人」「今好きな人」など、いろんな恋の相手をフォルダ分け

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愛している人がいても心の中に思う人が居てもいいんだよ

不意に聞きたくなる声と忘れられない匂いがある。 それは親や家族、ペットでも無ければ、将来を考えている今の恋人でもない。アイドルや芸能人の推しでもない。それは、一線を超えそうになった男友達だ。 この上のnoteのタイトルにもある"友達"の話。 彼は友人。そう、ただの地元の友達である。 彼の容姿は特段に良い。おそらく、高校時代1番かっこよかったし、1番モテていただろう。私は男性の上腕から指先にかけてが性癖であるが、私の性癖やタイプにドンピシャである。白くて長い手、白い上腕

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何事も続かない

22年の年明けから放置。 もう23年の下半期になった。 コロナで失われた3年は、私としては色々活動して成長した気持ちだけど、22年は何をしてたかな? 引っ越して一年(去年で) それなりに友達も出来たり、恋もしたな。 あんなにしんどかった運転免許を無事取ったり(本当に自分を褒めたい) そんな夏だった 自分でも意外なほど、お笑い芸人さんにハマったりもした。 さまぁ〜ずは昔から大好きだけど 見取り図に始まり(今はもう見てない) さらば青春の光 かまいたち ダイアン オードリ

傘の思い出。☂️

コンビニに用事があった帰り、 いろんな思い出の詰まった傘を 忘れてきてしまった。 次の日に取りに行ったが、 そこに私の傘はなかった。 ああ、あの傘ともさよならだ、 あの人とちゃんとさよならを しなくちゃいけないんだ、 と思った。 ーーーーーーーーーー あの傘は、元元彼がくれた傘だった。 でも、プレゼントとかでくれたわけじゃない。 一緒に居酒屋の仕事をしていたときに お客さんが忘れていって ずっとお店にあった傘。 それを元元彼が使って、 いつのまにか元元彼の物にな

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好きな人

心がドキドキする。 返信を待つ時間、 まだかなって思って、 少しの期待と、不安 私の好きな人、 メッセージで聞いてみた。 でーとの予約はできますか?笑 告白してるのと同じだよね。 こんなこと言ったこと今までないし。笑 もーね、心臓飛び出しそう。 でも、思うんだよね。 10代最後で、 きっと失恋もたくさんする。 悲しくて、今までにもいっぱい泣いて、 元気が出ない時もきっとある。 最悪な状況を想像して、 悲しむ準備もできてるの。 それでも、少し、少しだけ 信じ

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留学思い出話〜サイアクの出会いから大恋愛へ…?!

1996年 大学1年を修了した夏休みのこと。 私は7週間のChautauquaサマープログラムを終え、8月中旬頃にデュランゴへ戻ってきた。 見知らぬ男と爆破予告 大学の音楽学部のある建物にはピアノ専攻の生徒用に鍵付きのグランドピアノ練習室が1つあるのだが、それ以外のアップライトピアノの練習室は全て開放されていて、音楽学部以外の生徒も使える。なので、時々見慣れない顔の生徒もぽろぽろピアノを弾いていたりもする。 新学期が始まるまでの約2週間、ルームメイトはギリギリにならないと

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前とは違うのに

理由もなく、寂しくなる夜があって。 前の彼とは、いつでもラインをして、毎日電話して、時間があれば会うって生活をしてたから、寂しくなる暇もなかった。 その分喧嘩をすることも多かったし、面倒になってしまうこともあったけど、いつもそばにいてくれる気がした。 今の彼は、一日に何回かラインをして、時々電話をして、週に一回会う。 お互いの時間を大切にできているし、喧嘩をすることもなくて、彼も今の距離感がいいって言ってる。 でもやっぱりたまに寂しくなる。 だけど、寂しい時に寂し

「大人たちにほめられるようなバカにはなりたくない」

と、ブルーハーツが唄っていた。 本当のこと。大事なこと。 ブルーハーツは真実を唄う。 以下は暇を持て余した私の戯言なので、暇すぎて何か読まないとどうにかなりそうな人か不快になっても構わない強い心を持った人か私のことを知りたいと思ってくださる菩薩のような人だけ読んでください。 日記。雑記。 誰かを褒めるときに他の誰かを貶すような"振り"を見せてしまう伝え方って「あんまりセンスないな」と思う。そのやり方って楽だし。Aを褒めるときにBを引き合いに出した方がなんとなく理解されや

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【ショート小説】重たいのはテーブルじゃなくて。

「ほんっとに重たいな、このテーブル」  そう愚痴ったところで、自分が選んで買ったものだからどうしようもない。  ただ、木製の四人掛けのテーブルを一人で動かすのは、少しばかり気合がいる。  それでも休みの日は必ず、このテーブルを動かしてまで掃除機をかけるようにしているのは、休日でも家事を怠けないように、というの自分への戒めと、もう一つは••••••  ベランダ近くの壁にかかった時計の短針は、午前十一時を指そうとしていた。  窓から差し込む光が、そっと自分を照らし「外に行こ

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信頼リスペクトと性欲アドレナリンは両立しないの?

みなとみらい工場夜景すごい楽しみにしてたけど微妙だった もう2度と使わないあの会社💢 結婚式をしたいと思ったことは一度も無いし、ドレスを着たいとも一切思わない のは見せたい人が居ないからかな 成人式も虚無だった ・もう少し女、色気、好き感を出す デートは全てセの前戯 ・名前呼び捨てされたら一気に好きになる気がする ・アッッ今""性""を感じました!と言いたいがキモいので"男らしさを感じました"くらいにするといいのですか 鼻が高くて綺麗だったなあ かくいう私はほうれい線

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なにもない私。

この記事を読んで思い出して、少し前に記事を書いた。 6年前の年明け早々、暇つぶしに始めたマッチングアプリで知り合った22歳の大学生。 それが彼だった。 あの頃の彼との思い出は楽しかった事よりも、 悲しくて辛い事が多かった気がする。 アラフォーだった私は18歳歳下の高学歴のイケメン大学生にまんまとハマり、初めて歳下男子からの洗礼を受けた。 沼って、沼って泣いてばかりで、とことん執着した。 その頃の私はきっと、今よりも自信がなくて おそらくママ活がしたかった彼の真意を

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久しぶり渋谷、ほか

自分の要望や趣向を伝える 何が好きで何で機嫌良くなって何に怒るのか 「察して」をしない 向こうはどんな欲求があるだろう… 私は本当は恋人じゃなくて親が欲しい カワイイとかエロいとかどうでもいい 顔も身体も求められず人間性だけで愛されたい 1ヶ月ぶりに会ってご飯行った なんか全然喋れなくなって終始泣きそうだった 好きな気持ち溢れて喋れなくなったのもあるけど…メンヘラになったのかと思ったけど 本当は話したいのに、何を言っても否定されたり軽くあしらわれたり自分の話被せられる

夜は更けていく

ありがたい事に、最近過去の記事をスキして下さる方が多くて、この記事も久しぶりに読み返してみた。ここに書いた大学生とのお泊まりは6年前の今頃だった。 翌日、大きな観覧車がある公園を散歩した時の事を思い出すと、楽しかった事より切なかった事を思い出して少し悲しくなる。 勇気を出して少し無理をした人妻の外泊。 今は、あの頃よりずっと温かい気持ちで 彼の部屋で夜を過ごす。 肌寒くなって冬物のお布団に変えてくれたベッドでセックスをした後、シャワーを浴びて歯磨きをして、彼のスウェッ

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再会を繰り返すのが人生だから

久しぶりに昔の恋人の夢を見た。 すごく大好きな人だったから、まだ夢に出てくるものなのかとびっくりしたし、嫌ってほどもう2度と会えない人なのは分かっているので夢の中で「こんな展開あり得ないな」って違和感に気づくくらい、楽しく会っている本来なら幸せな夢。 起きて改めて、もう2度と会うことはないんだろうなぁなんて思い出に浸ってしまった。 ◇ 年齢を重ねて思うことは、新しい出会いの機会が減ってきているなぁということ。 それはつまり、「再会」の機会がどんどん増えてきているという

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思い出しただけ

こんばんは。ゆるりです、お久しぶりです。 最近は仕事も人間関係もありがたいことにすごく良く何不自由なく生活しています。 そんな中、ある時ふと思い出すのが過去に一度だけものすごく思いを寄せた人。 初めてと言っても良いほど、私が私でなくなるほど周りが見えなくなるほど追いかけ壊れて何もできずに終わってしまった人。 つい最近、その方の誕生日ということもあり、交換など一切していないSNS上に祝いのメッセージと共に私のスマホの画面に映し出されたその人。 あの時と変わらぬ真の強さ

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歩幅

彼は歩くのが早い 移動時間なんて無駄じゃん そういっていつも私を置いてさっさと先に進んでしまう 対して私は歩くのが遅い 遅れないように、早足で彼の横に並ぶ 少し無理して息切れしながら スピードを落とさない彼と 無理に早歩きする私 このまま歩き続けてもきっと私たちはずっと一緒には歩けないんだろう 歩くペースを落としてみたらやっぱり彼は先に行ってしまって一人になってしまった。

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快晴

台風で荒れてたとは思えないくらいの快晴だ 眩しいなあ…とつぶやく 洗濯物を干しながら道路を見ると 三連休だからか、とても賑やかだ 鳥が鳴いていて雨の跡がキラキラしてる きっと自分の部屋だったら何も感じないしなんなら不快になっていただろう 彼の部屋にいると全てが明るく輝いてみえる 彼はあと少しで帰ってくる こんな話しても彼は「そうなんだ、よかったね」って共感も興味も持たない それでも伝えたい、今日はとってもいい天気だから

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