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団子鼻手術の限界

団子鼻手術の限界

鼻先が大きい鼻を団子鼻と呼び、この場合、矯正を望む方が多いです。
鼻先が大きい理由を簡単に言うと、
鼻先の軟骨が大きい場合・鼻先の皮下脂肪が多い場合、そして皮膚が厚く多い場合の3つの理由があります。

団子鼻 症例写真 ビフォー

団子鼻 症例写真 アフター


ですので鼻先を小さくする為には軟骨や皮下脂肪を減らし矯正します。
しかし手術後、思ったより鼻先が劇的に小さくなっていないという場合が多いですが、ここにはそれなりの理由があります。

それはズバリ皮膚のためです。
皮膚は厚いからといって薄くする事は出来ません。
薄くしてしまうと血液循環が悪くなり皮膚は死んでしまいます(壊死します)。
また皮膚が広い(多い)からと切り取る事も出来ません。
その為、皮膚の下にある軟骨や皮下脂肪をいくら減らしても皮膚はそのままなのです。
皮膚を減らす事は出来ない為、軟骨や皮下脂肪を減らしそのまま放置すると、まるで空気の抜けた風船の様に皮膚が残り鼻先がしわしわになります。

これを防止する為に、鼻先を高く立てぼってりしていた鼻先の形を改善します。
それでもまだ厚く多い皮膚はそのままなので、元から皮膚が薄く面積も小さいシャープな鼻先と比較すると鼻が大きく見える事は仕方が無い事です。
このような皮膚の問題を完全に克服する唯一の方法は皮膚が薄くなるほど鼻先を長くする事です。
しかしこのようにすると鼻先がピノキオの様に尖り長くなり過ぎてしまいます。
また後々鼻先の軟骨が透けて見える場合が起こる事もあります。

linktr.ee/conopi



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