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能力がないことよりも、本気になりきれない自分に自信が持てなかった

案外多いのは、能力が足りないから自信が出ないのではなく、

なにかしらの事柄に対して、

もうちょっとやれたのに面倒になってやらなかった自分、

どうも本気になりきれない自分がいるときだ。

そんな中で思いがけず状況が好転したとする。

たとえば、今までよりも単価が3倍くらい高い案件のテストライティングが通ったり、

美容師の場合だと、

バレイアージュ

(外国人風の髪色に見せる特殊なカラー技術。

キレイなグラデーションに発色させるのが非常にむずかしい…)

と一番高級なトリートメントのセットのご予約が入ったり、

といった状況だ。

どれもその結果次第で

後退するか前進するかの分かれ目が

ハッキリつきそうな大事な局面だ。

これに対して「結果オーライでベストを尽くすだけだ!」

とドカッと受け入れられるときは、

自分に自信があるときだ。

それに対して、堂々と受け入れられなとき、それは自分に自信がないときだ。

最近、ちょっとサボってたりして、

「十分に努力した」と自分に対して言い切れない自分。

つまり、「能力が足りないことに対して自信がない」のではなく

「その大きな仕事に取り組むのに見合った努力をし切れなかったという自信のなさ」なのだ。

だから、仕事をくれた相手がその隙間を見透かして、責めてくるのではないかという気がしてくる。

でも、結論から言うと大丈夫だ。

これは「得ることよりも失うことのほうを恐れる」という人間の自然な感情で、

誰にでも起こることなのだ。

つまり、人間としての機能が正常に働いているだけだ。

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