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超・読書術



全体図


本-75

本-76

本-77


1章 本を読む準備


1 メンタルマップ


前提の科学

人間は何か自分へのメリットや意義などを感じて行動を起こしている。

しかし日常生活を送る間に、その目的や意義を見失ってしまって、やる気が下がり、途中で挫折してしまう。

問題点

ついつい積ん読になったりするのは、上のように「その本に対する意欲が途中でなくなってしまう」ことにある。

解決策

だったら、意欲が途切れないように工夫すればいい。

具体的解決策

メンタルマップ

読書する前に本のしおりなどに次のことをメモしておく

1 なぜこの本を読もうと思ったのか

2 この本から何を得たいのか

3 読んだあとどういう状態になりたいか

難易度の高い本の場合

1 興味のある章やタイトルを3つほど抽出

2 なぜ気になったのかをそれぞれメモ

3 それぞれに上の3つの質問の回答をメモ

Daigo流

省略

メンタルマップの科学的効用

カラーバス効果というものがある。脳は一つのことに意識を向けると、無意識にその意識したものに関連した情報を収集する。

読書中も、何度も「読む意義」を確認することで、脳に注意がはたらき、効率よく脳に情報がインプットされていく。


2 キュリオシティ・ギャップ


前提の科学

・人間は知識のギャップに気づくと反射的に空白を埋めたくなる

・人間は興味のあること、関心のあることをしているとき、好奇心が沸き立つ。すると、脳の「報酬系」のはたらきが活発になる。

この「報酬系」のはたらきが活発になると、やる気やモチベーションが高まる。また、同時に海馬も活発に動き出し、記憶力も高まる。

・感情と結びついた知識や情報は脳に定着する


問題点

読んだ本の内容が頭にうまく入っていかない

解決策

1 海馬のはたらきを活発にする

2 感情を込めて読書する

具体定解決策 1

ノートを用意し、左ページに今から読もうとしている本の分野について、知っていることを書き出す。右ページに、本の見出しをスキミングしながら、興味・関心が刺激されたトピックを書き出す。

キュリオシティ・ギャップの科学的効用

1 自分の知識の延長線上にある知識は、好奇心を沸き立たせる。これによって、理解度や記憶力が高まる。

2 あらかじめ知っていることを確認しておくことで、読み飛ばしができ、読書スピードも上がる

具体的解決策 2

著者を想像する。

会話によって動いた感情と結びついた知識や情報は記憶に定着する。

略歴と写真から著者をイメージする。クイズのような感覚。

実際にこの人に会えたらどんな会話をしたいかをイメージする。

目の前に著者がすわっていると思って読書する。


3 セルフテスト


問題点

本を読んでいる最中に途中でやめてしまう

解決策

セルフテストをして、自分がつまずくポイントを確認し、そのポイントの対処法を実践する

具体的解決策

省略(本にて)


2章 理解力と記憶力を高める5つの読み方


方法論は5つある。

そのどれにも共通することは、「本の単なる読者にならないこと」

好奇心や想像力、質問力を駆使して、自ら仕掛けていく読み方をしていくべき。


1 予測読み


前提となる科学的根拠

・本がなかなか読みきれない人の9割が最初の章で挫折している

・人間には一貫性の原理があり、途中だけかいつまんだりすると、その前後を埋めて、一貫性をもたせたくなる。

問題点

・本を途中でやめてしまう

・本の理解度が浅い

解決策

本を読む前に、予測をたてる

具体的解決策

自分の過去の経験やすでに身につけている知識を使って、本のタイトルや章、著者などから、どんなことがかかれているかを予測し、メモしておく。

そうすることで、本への関心や期待感が増える

そのメモから、本の章をチェックし、一番興味のある章を選び、そのページから読みすすめる。(まえがきとあとがきははじめに読んでおく)

そうすることで、人間の一貫性の原理がはたらき、最後まで読み終える確率が高まる

読み進めていくと、予測との違いに気づき、意外性が大きければ大きいほど、面白さを感じ、記憶に残りやすくなる

意外性を感じた箇所はメモしておく

読み終わったら、自分の予測と比べることで、本の理解度が高まる


2 視覚化読み


前提となる科学的根拠

ストーリーや主人公によってビジュアルを補うことで、理解が進み記憶に残る。映像的にものごとを考える。

問題点

読んだ本が記憶に残らない

解決策

実用書、ビジネス書なども、ビジュアル化(映像化)する。

具体的解決策

論理構造を絵でイメージする。

漫画の吹き出しのように本を読みながら、「前提」「解説」「結論」と物体としてイメージして頭の中でをまとめる。

自分の求めていた目的を「前提」として、本の中で役立つ情報を拾い上げそれを「解説」とし、人に説明することを想像して「要約」する。

その後、マインドマップ(情報や知識を整理するツール)にまとめ、空いた時間にチェックし、記憶に定着させる。

さらに、論理構造が溜まってきたら、そこからキーワードだけを抽出していく。それをまた、マインドマップにまとめ直す。


3 つなげ読み

前提となる科学的根拠

・脳は新たに入った情報に対して、他の情報と結びつかない場合、必要性が低いと判断し、忘れて性質がある

・強い感情と結びついた情報は、記憶に残りやすい

理由・海馬は扁桃核(感情のコントロールと深く関わる)の刺激が伴う情報を大切だと判断し、長期記憶に保存するため


問題点

理解力が少ない

解決策

読書によってインプットされようとする知識を、様々な知識や経験や世界とつなぎ合わ、理解度を高め忘れにくい知識に変換する。

具体的解決策

インプットされようとする知識を何かとつなげる方法は以下の3種類ある。

1 Text to Text(過去読んだことあるテキスト)

2 Text to Self (過去体験、経験したこと)

3 Text to World(世界で起きている現象)

ここは覚えたい!深く理解したい!と思う箇所に利用する。時間がかかる。


1 Text to Text(過去読んだことあるテキスト)

既存のAとBを組み合わせることで、全く新しい発見ができる。

以前に食いいるように読んだ本の続編や番外編、同じ著者の新作を読むことで、自然とText-to-textが行われ、新たな発見につながる。


2 Text-to-self(過去の体験や経験)

これが大きな力を発揮するのは、インプットした情報を脳がエピソード記憶に変えてくれるから。
自分の体験と結びついた情報は、記憶に定着する。
本の内容を自分の体験に置き換え、発展させるやり方。


3 Text-to-world(世界でのできごと)

手元の本と世界の出来事を参照することで、映像やニュースがその知識と結ぶつき、内容の理解が進みやすくなる。


まとめ

つなげ読みをして、相互につながった情報は、記憶から抜け落ちにくい情報となる。こうしたつなげ読みをするとき役に立つのが「しかし、つまり読み」。文章の構造を捉えることで、重要ポイントがわかるようになる。

自分の経験や知識とつなげることで、本は100倍自分の血肉となる。



要するに読み


前提となる科学的根拠

問題点

・1冊の本をなかなか読みきれない
・読むスピードが遅い
・全体像をざっくり把握できない。


解決策


具体的解決策

1段階目

各章を拾い読みし、ざっくりとした要約をする。自分の言葉で、要はこういうことでしょ!と言い切ってしまう。

ポイントはほんの一行、感想や印象を書き添えること。大げさなくらい感情を入れること。もしかしていいことが書いてあるかも、と不安になるかもだが、そこは勇気を出して切り捨て、要約する。

自分がどこに興味をもったのか、どこが読むべき内容なのかを判断する材料になる。このように、どの部分を重点的によめばよいかがわかると、読書効率が上がり、読書スピードも早くなる。

もっと重要なことは、読む優先順位がつけられること。
要約メモを確認し、優先順位をつけていく。
そうすると、目的意識が高まり、集中力も持続しやすくなる。


2段階目

優先順位をつけた内容をさらに絞り込んでいき、頭に刻む方法。章を読み終えたとき、自分の頭に刻み込みたい情報を、自分の言葉で要約、まとめておく。

本に書かれている言葉をそのまま書き写しても、それだけ脳は満足してしまい、記憶に定着しない。自分の知識や経験と紐付けながら自分の言葉で要約していく。そこに感想や感情を入れて置くと良い。すると、本の内容が自分ごととなり、記憶に定着し、実践しやすくなる。

本をただ読んで、内容を受け取るだけでは、あまり役に立たない。自分の言葉で置き換えていき、やっと人生に影響を与え始める。



質問読み


科学的根拠

僕らの脳は疑問を見つけると、無意識のうちに探してしまう性質がある。

問題点

内容の理解度が低い

解決策

読むというインプットい疑問をもち、アウトプットという回答を挟むことで、理解力と記憶力を圧倒的に高める

具体的解決策

1 読書をする前に、どんな本で当てはめられる汎用的な質問をえ3〜4つ用意しておく。読んでいる間その質問を意識しつつ、回答を探していく。

2 本を読んでいる間に浮かんできた疑問を質問に変え、想像上の著者に質問を投げかける。

3 読み終わったあと、最初に用意しておいた質問と途中で浮かんだ質問の答え合わせをする。

僕らの脳は疑問を見つけると、無意識のうちに探してしまう性質がある。この性質を利用して、本を使って自問自答を繰り返すことで、内容の理解度と記憶力をかなり高めてくれる。

正解を出すことが目的ではなく、読書の前に問題を意識して、答えを探すことに大きな意味がある。

あだ名読みは省略。


4章 知識を自在に操る3つのアウトプット


頭の良さは説明力で決まる。

ポイント

1 本で学んだことを定着させ、周囲の人に役立てること

アウトプットを想定しない読書は、自分はわかっているという思い込みに過ぎない。自分の言葉に変換できていない知識はすぐに忘れる。

人に説明できる機会は積極的に自分で作っている。

2 読んでいて「いい!」と思ったことを実践し、習慣化する

きちんと書かれた古典のような書籍を読むことで、思考のプロセスを追体験でき、思考力が高まる。


アウトプット1 テクニカルタームで相手の心を掴む


科学的根拠

問題点

人に説明を聞いてもらえない

解決策

人に説明するときテクニカルタームを使う

具体的解決策

最初に専門用語を短めに投げかける。

すると、聞き手の頭の中に疑問はうまれる。

その答えを分かりやすい「たとえ」とともに解説。すると説得力ある発言となる。

人に関心を向けてもらい、興味をもたせ、説明を聞いてもらうのに必要なのは、知識の量ではなく、説明能力。


テクニカルタームに加えて、出典やデータをもとに説明するとさらに説得力がます。

読んだ本を役立てる上で大切なことは、みんあが覚えていないことを覚え、アウトプットに使うこと。

伝え方一つで10の知識は100になる。


アウトプット2 SPICEで説得力を上げる


科学的根拠

脳は単純さを好み、シンプルであればあるほどスムーズに脳に入っていく。

目の前の相手に共感しているとき、論理よりも感情を優先させる

問題点

説明に説得力が足りない

解決策

説得の公式を利用する

具体的解決策

人のその気に説得させる公式(SPICE)を利用する。

S・・・Simplify(単純化)

P・・・Perceived self-interest(私的利益感)

I・・・Incongruity(意外性)

C・・・Confidence(自信)

E・・・Empathy(共感)


単純化

単純化とは、相手に伝えたいことをできるだけ単純なメッセージにまとめること。僕らの脳は単純さを好むので、学んだことを説明するときは、だれでも理解できるくらいに単純化して言い換える。

あれもこれも説明しなければ、とダラダラ話しているうちに聞き手は離れていく。


私的利益感

学んだ知識が「どう相手に役立つか」を説明する。

知識の内容や質などではなく、「相手にどう役立つのか」というメッセージがなければ、誰も納得しない。

意外性

意外な事実に聞き手が注意を向けているうちに、説得してしまうというテクニック。

知識に裏打ちされた「意外性」を武器にする

自信

意外性と組み合わせると、効果がます。

これは「ハロー効果」と深く関わっている。

ハロー効果とは、一部だけ見て全体を決めてしまう心理現象。

そのハロー効果を利用する。

単純化した知識を、一点集中で自信満々に話す。

共感

共感を入り口に説得する

目の前の相手に共感しているとき、論理よりも感情を優先させる

悩みの相談にのっているときは、「どうしてそこまでこだわるのですか?拘る理由をこっそり教えてもらえませんか?」と疑問を投げかけてみる。

もしくは、「そこまでこだわるのは、どんなできごとがあったからなのですか?」などと背後にあるストーリーを聞くのも効果的。

相手の感情に共感することで、相手の心にも自分への共感がうまれる。

お互いの共感の土台ができたら、残りのテクニックで話す。


説得率82%の表現方法

科学的根拠

キーとなるメッセージを2〜3回繰り返すと、説得率が46%上昇する

メッセージを10回繰り返すと、説得率が82%上昇する。

問題点

説得力が足りない

共感能力が低い

解決策

相手に飽きられるのでは?と心配になるくらいに繰り返す

小説を多く読む人ほど、相手の心の状態をよめる

具体的解決策

キーとなるワードを、言い回しを変えながら繰り返す。

小説を読む


思想書と科学書のダブル読み

科学的根拠

問題点

解決策

具体的解決策

科学書は最新のもの、思想書は古典。

ビジネス書を100冊読むのならば、古典をじっくり読むべき。

難解な古典を血肉にする3つのステップ

1 スキミング

全体を拾い読み。重要だと思った部分にチェックを入れ、なぜ重要だと思ったかをノートに書いておく。知らない単語、理解できなかった部分もメモ。

2 再読

重要だと思った部分を精読。

分からなかった部分は、何がよくわからないかを考える。その時、文章中の「結論部分」「結論の前提部分」を探すと、わからなさが軽減する。しかし、つまり、それゆえ、のあとに続くことが多い。結論の前提部分は、なので、それゆえ、なぜなら、のあとに続くことが多い。

3 再再読

重要だと思った部分と分からなかった部分を重点的にも精読。締めくくりとして、「要するに読み」で古典の読書メモを作る。

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