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アルムナイ調査レポート:モトニト会(ニトリ)
活発に活動し、価値を創出している企業アルムナイの運営者に、成り立ち、活動や運営の概要、運営の工夫などを詳しく掘り下げ、他のアルムナイ運営者の参考にする取り組み。
今回は、ニトリのアルムナイ「モトニト会」です。
調査日:2024/1/6
基本情報名称:モトニト会
企業:ニトリ
設立:2019年
発起人:永島寛之さん(人事責任者→その後、退職)
参加資格:グループ会社含む、卒業生
登録者数:約25
企業アルムナイのつくり方-5.得たい成果を明らかにする
ソニー有志アルムナイを立ち上げて1,000人規模にするなど、複数のコミュニティの立ち上げや運営に17年近く携わってきた実践家が、企業アルムナイのつくり方を詳説する連載企画。
今回は、目的と成果の具体化について。
なお本稿では、企業主導でアルムナイを立上げる想定で説明しますが、卒業生側が立上げをリードするケースでも、基本となる考え方は同じです。
目的と成果を具体化するアルムナイ運営に会社の費用
企業アルムナイをカムバック採用につなげる難しさ
アルムナイでカムバック採用をしよう、と考える会社は少なくありません。アルムナイを立ち上げたからといって、安易に採用案件を提示しても大半は興味を示さないでしょう。転職したい人が多く集まるサイトならそれでいいですが、人数も限られ、必ずしも転職を考えているわけでもない人の集まりにそんなことをしても、役に立たないノイズ情報としか思われません。
会社としては、エンジニアなど採用したいターゲットもあるでしょ
企業アルムナイのつくり方-4.前提を整理する
ソニー有志アルムナイを立ち上げて1,000人規模にするなど、複数のコミュニティの立ち上げや運営に17年近く携わってきた実践家が、企業アルムナイのつくり方を詳説する連載企画。
今回は、中身のあり方に影響する、前提条件の整理です。
母集団を分析する卒業生全体という母集団にどういう人がどれくらいいるかで、その会社のアルムナイのあり方、規模や価値の幅が決まるので、まずはその実態を把握する必要があります
アルムナイ基本情報:ソニー
今後、主要なアルムナイにヒアリングをして、日本におけるアルムナイの全体像や構造を把握していこうと考えております。
まずは、自身が運営するソニーの有志アルムナイに関して、把握したい情報を整理します。
基本情報設立:2020年12月頃
発起人:高橋 龍征(卒業生)
登録者数:1064人(2024/1/1時点)
参加資格:ビジネス等で現役の卒業生
プラットフォーム
・参加者交流:Facebook(非
企業アルムナイ運営の4タイプ
一口に企業アルムナイといっても、その運営形態は、企業の公式主催から卒業生の自社運営まで様々です。
運営の形は活動の内容と相関するので、アルムナイ運営者として、多様なアルムナイ運営を見てきた立場から、主な類型について説明します。
アルムナイにおける「経営」と「執行」アルムナイ運営に関わる要素を理解しやすくするために、企業の「経営」と「執行」に準え、統治と運用に分けて説明しましょう。
統治:場の
企業アルムナイ運営の3要素・3パターン
アルムナイの運営には類型があり、会社側と卒業生側との役割分担の線引きで分けられます。
本稿では、分類の基となる運営の基本3要素を説明の上、その組み合わせで3パターンに分けます。加えて、自社にどのパターンが適応するかの考え方や、卒業生による運営チームの作り方にも触れます。
これらを理解することで、運営の方針を決めることができるでしょう。
アルムナイ運営の基本3要素大きく分けると以下の3つです。
「サラリーマン」にアルムナイは運営できるか〜卒業生運営チームを作るべき理由
近年、アルムナイを設立した企業が増えております。まあ、企画書を作り、リリースを出して、年間計画を立てて、キックオフイベントをやるくらいまでは何とかなるでしょう。
しかし、その先が続くかというと、ちょっとおぼつかないだろうなぁ、というのが、長年コミュニティづくりを実践してきた立場からの見立てです。
本稿では、会社側の担当者が、アルムナイというコミュニティを運営し、活性化できる可能性があまり高くな
企業アルムナイ運営者コミュニティ設立趣旨
近年、企業の卒業生コミュニティ「アルムナイ」の設立が増え、国内で活性化する兆しが見えてきました。
この流れを後押しすべく、1000人規模のソニー有志アルムナイを立ち上げたコミュニティ実践家として、運営者コミュニティを立ち上げたので、ねらいや内容などについて説明します。
背景とねらい近年、アルムナイを立ち上げたというリリースや記事が増え、「業界」としての盛り上がりが見えてきました。
しかし、コ
アルムナイのコラボがもたらす「価値」
私はソニーの有志アルムナイを立ち上げ、2年半で1,000人を超える規模にした後、健全に発展する企業アルムナイが増え、活発に活動して価値を共創していく後押しをしたいと考え、企業アルムナイの運営者を繋げるボランタリーなコミュニティをFacebookグループで立ち上げました。
自主的に回っているアルムナイの運営者を繋げる
現時点で次のアルムナイの運営者(卒業生だけでなく、現役社員の場合もあり)が、F