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過去ログ

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2021年1月までの記事です。2021年2月のリニューアル時に残した記事をまとめました。
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記事一覧

自動ドアを壊したおじいさん

おじさんが自動ドアを壊した。 自動ドアを素手で無理やり占めたときに、ドゴッという激しい音が響いた。待合室に並んだ誰もがおじいさんを見た。 「無理やりしめたんだよ。」 私の前にいた40~50代のおじさんが連れの男性にそう呟いた。 最近、自動ドアに押してくださいというボタンが増えた私は毎日バスを利用する。バスは10分置きにくる。土日は8時以降は100人以上が並ぶ。100人いてもだいたい2~3回転で乗ることができる。 バスの待合室は自動ドアだが、最近になってようやくボタンを

Nサロンに入会しました

noteをしっかりつかってみようと思いアカウントを作った私。久しぶりに見るnoteは以前とはだいぶ変わっていて少し驚きました。 いろいろなnoteを覗いているうちに、Nサロンという存在について知りました。月額5,000円で、定例会と勉強会が毎月開催されているらしい。 いろいろな方の書いたnoteを読んでみたい 何を考えているのか知りたい と思い入会してみることにしました。 まずはNサロンのことについて知りたいので、参加されているかたのnoteやTwitterを読んでい

十数年ぶりに再開したピアノとハラミちゃん

8月下旬ごろ、ピアノの体験レッスンに申し込んだ。十数年ぶりのピアノ。正確な年数は分かっているけれど、ずいぶん年をとったなって実感するのであまり考えないことにしている。 定かではないが、私がピアノを始めたのは4歳ころ。最初の半年か1年はYAMAHAのエレクトーンのグループレッスンにいてそこからピアノ個人レッスンへ変更。最初から個人のピアノレッスンを希望していたのに、なぜかそのクラスに入れられてしまったかららしい。それから16~17年くらい習っていたハズ。 私がピアノを再開し

まるやゆういち ビジネスプロフィール写真撮影会

先日、プロカメラマンのまるやゆういち先生が企画された『ビジネスプロフィール撮影会』に参加してきました。この撮影会の趣旨は、ビジネスで利用するプロフィール写真を撮影するというもの。 例えば、TwitterやFacebookのアイコンや名刺の写真などですね。一般的な写真撮影はカメラマンと被写体の1対1で行われるイメージが強いと思うのですが、この撮影会では8名前後が集まってみんなで写真を撮ります。 とても楽しかったので、ビジネスプロフィール撮影会について紹介します! ↓↓撮影し

鎌田和樹とnote読者の忘年会レポ

UUUMの鎌田和樹さんが主催のnote忘年会に参加してきました。今回は、イベントレポートをしたいと思います。 都内某所に集まった参加者20人。集合時間前にお店の前で待っていたのですが、見渡す限り女性。男性の参加者は5人だったようです。居酒屋みたいなものを想像していたところ、お洒落な感じの部屋へ案内されたました。 蒲田さん登場で拍手が沸くわちゃわちゃっとみんなが席についているところ、ひっそり鎌田さんが入り口に。そして自然と湧き上がる拍手。カリスマ? 席が冒頭の鎌田さんのツ

マーケティングからブランディングへ

3月から5年近く所属していた販売促進部を離れ、社長室へ異動になった。マーケティングや営業支援といった業務から、コーポレートブランディングが私のメイン業務になった。文/こんちゃ 毎年恒例の組織改編私の会社では毎年3月、新しい期が始まるときに組織改編がある。私の会社んの特徴が、中期経営計画に合わせて大きく組織構造が変わるのが通例だ。 今年は特に大きい。販売促進部が分断される形になった。 事業部ごとに販売促進部を置き、プロダクトにも販売促進部を置く。 そういった流れの中、マー

出生前診断のメリットと条件 命の選別とは?

第10話のテーマは出生前診断。TBSの金曜ドラマ「コウノドリ」を見ました。綾野剛さんが主演の産科医・鴻鳥サクラを演じています。2組の夫婦が「出生前診断」を受け、出産するかどうか悩む。スタッフと患者がどのように向き合い寄り添うのかということがポイントでした。 出生前診断というのは、知っているけれど自分には何か関係ないような気がしていました。しかし、私が30代になって子どもを産める可能性があるリミットについて考えるようになった今、他人ごとではないように感じています そこで、出生

趣味がない大人が超絶ハマったビリヤード

大人になってからはじめた趣味はありますか? 私はここ最近ビリヤードをはじめました。"大人の趣味"というカテゴリから探す人もいると思いますが、私はそうではなくビリヤードに出会ったのはまったくの偶然。なんだかんだで1年くらいたったのかなぁと思います。 ビリヤードというと飲んだ後にみんなでワイワイ騒ぐものというイメージがあるビリヤード。映画ハスラーのようにお金をかけたりする危険なギャンブルというイメージを持つ40代以上の方が多いビリヤード。実は私、生まれてからビリヤードをしたこと

スマートウォッチBrislyjp NY07を購入してみて

半年にわたる在宅勤務で、毎日1万歩から毎日200歩まで歩かなくなり、かなり太ったこんちゃです。ずっと手ごろなスマートウォッチが欲しいなぁ……と思いながら数カ月たった今日。ついにスマートウォッチを手に入れました。 私がスマートウォッチを購入することを決めた理由は3つ ① 運動した記録をつけたい ② 形から入ってどうにかこうにか続けたい ③ 難しいことはしたくない 3日坊主の典型ではありますが、いかんせんただ走る、チャリ漕ぐってだけでは目に見えるものもないので、とりあえず記

ピアノって自分が楽しいかどうかで判断してもいいんじゃない?

こんにちは。こんちゃです。 新年最初の日記は昨年再開したピアノについて思うことを書きたいと思います。 楽しくないのは誰のせい?先日、偶然ある方のTwitterでの呟きをみました。そこには罵詈雑言が並んでいました。ちょっとここに書くには憚られるし、見ず知らずの方なので引用はしませんが、『ストリートピアノを弾く人は技術を自慢したいだけだ』『ピアノは金持ちの子供の道楽だ』みたいな内容で、人を傷つけるためだけに研いだナイフのような鋭い言葉が並んでいた。 その言葉を見て傷つくほどそ

自分らしく亡くなりたい|安楽死について考える

2019年6月2日、NHKスペシャルで見た「彼女は安楽死を選んだ」に胸が引き裂かれるような思いがした。 この番組は放送時にTwitterでもトレンドになった。 そして放送をうけて、日本自立生活センター(JCIL)がNHK スペシャル「彼女は安楽死を選んだ」(2019年6月2日放送)における幇助自殺報道の問題点についての声明を発表した。 このノンフィクションのドキュメンタリでは、安楽死を選んだ彼女の思いや考え、家族について、そして死の瞬間まで丁寧に取材されている。私はこ

生きていることが怖い|がんサバイバーの家族になってはじめて気がついたこと

先月、文芸春秋digitalに堀ちえみさんのインタビューが掲載された。テレビのニュースで堀ちえみさんが舌がん・食道がんの手術を受けたということは知っていたが、このインタビュー記事によって堀ちえみさんの状況やどのような思いをされていたのかを知って少し慰められたような気がした。 というのは、私の父は2016年秋に大腸がんが見つかり手術をしたが、私は今もずっと父に手術の後押しをせず、緩和ケアをしたほうがよかったのではないかという後悔の念にかられていたからだ。 父は術後の予後が悪

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子どもが欲しくてもスタート地点にさえ立てない私はただ静かに待つことしかできないのか

昨年のことだったと思う。たまたま見た綾野剛主演のドラマ「コウノドリ」を見て胸に鈍い痛みを感じた。 綾野剛さんが演じる産科医・鴻鳥サクラが勤務する病院に2組の夫婦が訪れ「出生前診断」を受けて出産するかどうか悩むというストーリーだった。 私は33歳。そして独身。 父親は孫の顔どころか、娘が嫁にいく姿も見られずにこの世をさっている。 悪いことをしたわけでもないのに、どこか罪悪感にも似たどんよりしたモヤモヤが消えては生まれる。 似たような悩みは女性誌でも週刊誌でもブログでも、ど

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